携帯のかけ放題回線を安価に

携帯のかけ放題回線を安価に持つ方法。5分かけ放題,10分かけ放題,とかではなく,時間無制限のかけ放題。一般向けの話もするが,シニア向けの話が本題。

一般向け

【断言】格安SIMかけ放題はアプリなしがいい!【プレフィックス不要】 | シムスバ” では無制限かけ放題の料金の安さランキングを提示している。ただし,DSDV機の使用を前提にし,音声通信とデータ使用を別回線で賄うことを考えるのなら順位は変わる。

1位のUQではスマホプランSが3GB/月で1,980円/月,かけ放題が1,700円/月で,合計3,700円程度になる。

一方,そこでは2位とされるワイモバイルのケータイベーシックプランSS 934円/月スーパーだれとでも定額 1,000円/月を追加すると合計2,000円/月。データ通信はDSDV機を利用してMNVOで賄うとすると, “メイン回線のMNP先候補” にあるような一時的キャンペーンをうまく利用するとデータ通信については極めて安く,場合によってはほぼ無料に抑えられる。その場合合計2,000円/月。そうでない場合も,データ通信量を3GB/月とするなら,MVNOを選べば月千円未満程度。合計3,000円ほど。いずれにせよUQ一本で行くよりこちらのほうが安い。

60歳以上のシニア向け

スマホデビューしたい老人向け契約” のいわば続編記事。この方の2年縛り契約の更新期間がこの10月からなので。

この方の今の契約状況: ワイモバイルのスマホプランS(2GB/月)で2,980円/円。最初の2年縛り中はデータ容量は3GB/月に増量。60歳以上 通話ずーっと無料キャンペーンスーパーだれとでも定額が無料。計ざっくり3,000円/月。

この契約をするちょっと前に,ワイモバイルが60歳以上のシニア向け対象の無料かけ放題を提供し始めたところだったので,それに乗っかった形。その後同様の,シニアを対象にしたかけ放題契約に対する割り引きを他キャリアも始めた。知る限りの現況をまとめると以下。

ドコモのおしゃべり割60は3月末で受付終了

ワイモバイルで更新月に契約を変更し,スマホベーシックプランSで3GB/月で2,680円/月(新規・乗り換え向けの割り引き・増量は一切適用されない)で「60歳以上 通話ずーっと無料キャンペーンスーパーだれとでも定額が無料」の適用を引き続き受ける。これがおそらくもっとも一番手間のかからないことで,データ容量はそのままで料金は約2,700円/月,と約300円/月抑えられる上,2年縛りから逃れられる。端末は今まで使ってきたかんたんスマホ705KC(京セラ)を使い続けてもらってもよいし,不満があるようなら一般Android端末デビューをしてもらってもよかろう。 “【2020年】ドコモ au ソフトバンク ワイモバイル UQモバイル IMEI制限とSIM差し替えのための対応バンドとAPN設定 – スマホ料金案内所” の内容が正しいのなら,ワイモバイルはiPhone向けのSIMカード以外に対してはIMEI制限していないようなので。

Auは最初の1年間だけ若干安い,とか,UQはほぼ同額,とかあるにしろ,なんと言ってもワイモバイルからAuなりUQなりに乗り換える際,指定端末を入手しなくてはならないのがネック。新規に購入するのは,性能に比べてバカ高い正価を支払うのが納得行かないし,中古で入手するにしても手間。かんたんスマホ705KC(京セラ)購入のために,割り引きを加味しても月1,500円も払い続けてもらったことに対して罪悪感を感じているのだ。加えて乗り換え(MNP)のための手数料も追加で発生する。

ともかく2年縛りから外れておけば,その後何か好条件のキャンペーンが見つかったときには,躊躇なく乗り換えられる。

一般向けのDSDV機を利用する策とも同程度の額になり,維持費面で特にシニア割のメリットはないが,DSDV機を特に新たに必要とせず,今まで使用してきた端末が継続利用できる,という点は小さいメリットになる。

ちなみに,ワイモバイルで契約変更する際,「みまもり電池」と「センサーライト」がもらえるキャンペーンをやっており,かつ条件を満たすはずだから必ず利用しよう。ただ特定ショップでしか対応していないようなので,そこを気をつける必要がある。

ワイモバイルのみまもりサービスは結局ソフトバンクが提供しているそれである。動作機構はソフトバンクセレクションの説明ページがわかりやすい。製造元のMabeeeでもみまもりサービスを提供しているが,それが550円/円なのに対し,ワイモバイル/ソフトバンクでは480円/月の「基本プラン」と無償の「シンプルプラン」を用意している。これら2プランの違いは,一定時間使用がない,ということをトリガーにした自動アクションをサポートしているかどうか。みまもる側のアプリがどのようにクラウドから行動履歴のデータを取得するのかさえ解析できれば,シンプルプランででも同様な自動化は実現できよう。

安価に携帯番号を維持する

イメージ提供はImgBin

イメージ提供はImgBin

この記事は元々 “メイン回線のMNP先候補” の末尾に追記の形で書いていたものを独立させた。自分の中では繋がっていても,一般的には別の話なので。 “メイン回線のMNP先候補” の話の流れで書かれたままなので,独立して見ると唐突な内容の部分もあるが手直ししていない。

さまざまなサービスの連絡先として登録していある電話番号を変えて回るのは手間だし,他の人から見れば混乱の元だ。なので一旦決まったいわば「公式番号」は自分のものとして維持しておきたい。その番号をどう安価に維持するか,という話。携帯料金を抑えるというとMVNOの利用がまっさきに思い浮かぶが,意外とこの目的ではMNOの方がよいかも,というのがこの話のポイント。

もちろん, 1年間通信料無料の楽天モバイル(MNO)であったり, “メイン回線のMNP先候補” で書いた好条件のキャンペーンがその「公式番号」の乗り換え先と利用できるのならそれらを利用すればよい。ただこれらキャンペーンは一時的なものであり,自分の都合のいいタイミングで「公式番号」の乗り換え先として利用できるとは限らない。なので,この記事では一時的キャンペーンではなく,ある程度恒久的に利用できそうなものに限って考える。

さらに,実際に自分から通話したりするのは別の回線を利用し,「公式番号」では通話・SMSとも,受信することが主な使用法であることを前提にする。ただし,送信もできるのに越したことはないので,送信も可であるものももちろん検討する。


キッズ・ジュニア向けケータイプラン比較。ドコモ・au・ソフトバンクの各プランの違いは? | スマホの先生” を参照。Auは手持ちのWCDMA/UMTS用USB 3Gモデムが使えない,ということと,おそらくIMEI制限しているんでは?という疑い(ただし未確認)から選から外す。ドコモは親回線が既に存在していないといけないのでこれもダメ。ソフトバンクはみまもりケータイシリーズについてはドコモ同様親回線が存在していないといけないのだが,キッズフォンシリーズについてはそういう制限はないという。

ソフトバンクロゴ

ソフトバンクロゴ

基本プラン(みまもりケータイ/キッズフォン)は月額490円5分以内の通話かけ放題,MMS送受信無料,SMS受信無料(※送信については記載なし)というなかなかにコスパのいいプラン。ソフトバンクで親回線を持っていてそれと無料の家族割引契約をしていれば,24時間通話料無料。子回線を契約後,親回線を解約しても子回線の契約は続行される

やはりIMEI制限はあるようだが, “みまもりケータイ4simをスマホに(完全版) | かくいちの携帯関連備忘録” によればデータ通信を諦めて(つまりMMSも)通話とSMSだけできればいいと考えるのであれば特にIMEI書き換えなどせず他機種で使えそう。以前ソフトバンクの3GガラホSIMをDSDV機で使ってたときと同じような感じか。上記記事中にあるスックリーンショットを注意深く見ると,スマホにみまもりケータイ4のSIMカードを挿入したときには,HSPA (High Speed Packet Access)で接続されてるようだ。つまり3G。ソフトバンクは3Gサービス終了を2024年1月下旬に予定しているのでそれまでは使える。それ以降はVoLTEが使えないと通話できないので,もともとのみまもりケータイ4/キッズフォン無印ないし2でないと使えなくなるだろう。

キッズフォン,ないしキッズフォン2が安く販売されるか,中古で安く入手できれば,候補になろう。VoLTEが使えると言っている人もいる。

もう電話着信とSMS着信だけできればいいと割り切るなら,ソフトバンクのプリペイドサービス「シンプルスタイル」(旧: プリモバイル)で3,000円で60日+360日間番号が維持できる。ただし,オンラインショップでは機種購入を伴う場合はMNPが可能なようだが(シンプルスタイル Simply(シンプリー)←4G対応の例SIM単体契約のときにはできないような印象。「USIM単体契約では、ご契約の際に利用する携帯電話機をご提示いただくことが必要」ということで,その際の注意事項利用できるサービスには制限があり,特に転送電話機能が使えない

音声通話に対応している格安SIMカードを比較 | SIM-FAN” など見ると,MVNOでも,音声通話/SMSのみしたいと思っても,1,000円超えが普通。わずかにB-Mobileの990ジャストフィットSIMが1GBのデータ通信込みで月額990円で下回ってる。音声回線980円/月で「業界最安」をうたうXMobileだがデータ通信は全く含まれてない。そのリストにはないがロケットモバイルの神プランが通話可能でデータ通信は200kbpsで948円。これも選択肢に入るだろう。

【2020年4月版】MNPでの最低維持費を比較しました(ガラケー) 1番安いのはココ!|ナイトウガラシ.com” を見るとMNOでも同じような維持費。AuのVKプランSが最安だがそれでは振り出しに戻ってしまう。ソフトバンクであればおとくケータイ.netなどを利用してCBを稼ぐことでケータイ端末代は相殺できるかもしれないが,最初に高額なデータプランの加入が求められたりするのでそこで費用が発生するし,後でプラン変更したりしなくてはならないのが手間。ただ,ソフトバンク回線であれば家族間通話が無料なのはいい。家族間通話無料というのはMVNOには見られない,MNOならではのサービス。

咽喉マイク

騒がしい場所で通話をしなくてはならなくなった。周りの騒音に埋もれてしまいがちな自分の声を相手に届けるのにどうするか。一つの手が咽喉(いんこう)マイクと呼ばれる製品を使うことだ。

こういう製品が存在するというのは,2019年6月の “サバゲーで役立つ“喉の振動で”声を伝える咽喉マイクが1,780円、上海問屋 – AKIBA PC Hotline!” を読んで知った。記事にもあるようにサバイバル・ゲームでも有用だろうし,グループでバイクのツーリングをするときにも使えるだろう。

おそらくこの製品を使ったと思われるビデオが以下。これを見る限り悪くないように思える。風切り音があまり入らないのが咽喉マイクの利点の一つだったと思うが,そこそこ入ってるのはバイクに乗りながらの録音だったからだろうか。

以下ビデオでは “Retevis” ブランド製品としてるが,上海問屋のものと同じだと思われる。この方は否定的意見。

以下もずっと否定的印象を与える。ただし,これは同じ上海問屋の製品にしても旧モデルのようだ。

第七話: 届けたい声だけを届けるスロートマイク SH-12iK:風の吹くまま気の向くまま:So-netブログ” では南豆無線電機製の咽頭マイクSH-12iK(新型SH-12jK)を使ってテストしているが,やはり拾う音は小さくなるのか?

この咽喉マイクは電源供給型(エレクトレットコンデンサマイク)です。ダイナミックマイク対応のアンプでは使えません。

いわゆるプラグインパワー方式のマイク?ならスマホだとそれに対応していなくて,それが音量の小さい原因?と思ったが, “ASCII.jp:録音するなら必携!? スマホ専用ピンマイク&ガンマイクを試す (1/2)” ではスマホではプラグインパワー方式に対応しているかのように書いている。そうなのか?PCもプラグインパワーに通常対応しているような記載が見られるがそうなのか?

その南豆無線電機は以下のような装着法の説明ビデオを用意している。装着位置でパフォーマンスが大きく変わるのは,咽頭マイク一般に当てはまるのではないか。嚥下障害を起こした方の嚥下の確認に使われてるとは想像もできなかった応用法。

さて,AliExpressで見てみると(キーワードは “throat mic” ,1,000円切りの低価格帯だと,

  • 接続プラグの違い: 3.5mmジャック,2.5mmのもの,どちらでもない2本プラグ
  • PTT用ボタン形状: 小さいもの,しっかりしたもの
  • ネックバンド: 伸縮可能なもの,そうでないもの

といった違いがあった。接続プラグの違いは,伝統的にはこれらはPTT (Push-To-Talk)機器で使うものが多かったからだろう。ボタンは,ちゃちなものでは使いづらいのでしっかりしたものがよい。ちゃちなボタンのタイプは上海問屋が扱ってた旧モデル相当なのかもしれない。

改めて,“throat mic 3.5mm”で検索してみると,おそらく冒頭の上海問屋の製品と同型と思われるのがヒットする。写真で見る限りTRRSジャックだし,コンタクトの互換性の問題さえなければスマートフォンで使えそうだ。上海問屋のものと同じタイプ,つまり3.5mmプラグ,大きなPTTボタン,伸縮可能ネックバンド,のもの,というと,1,000円強。試してみたい気もするのだが,ちょっと買うのを躊躇する。

旅行前のスマホ周りの準備

旅行前のスマホ周りの準備。特に海外旅行を想定。昨年イタリアへ久しぶりの海外旅行をしたときに実際にやったことやそのときの経験からの教訓。

電力供給事情

国によってコンセント形状,電力の供給形態(交流だろうがその電圧は国によって大幅に違う)を調べる( イタリアの場合)。もっとも,充電アダプタは,アダプタを利用してコンセントの形状さえ合わせることができれば電圧の違いには対処できることが多い。ただし,高電圧のコンセントに,それに対応していない充電アダプタをツッコんで焼いてしまわないように,念のため確認が必要。

現地携帯回線や公衆wifiの準備

これらについては既に以下の記事を書いた。基本,現地のプリペイドSIMカードを使用し,必要があれば現地での公衆wifiサービスを利用する,というイタリア旅行での自分の方針に沿って書いたものが多い。

海外旅行の場合,一般的には,お使いのキャリアの海外ローミングサービスを利用するか,現地で使用するモバイルルータ(「wifiルータ」)を日本でレンタルしていくのが無難だろう。プリペイドSIMカードを利用しようとすると,SIMカード差し替えの手間が発生し,慣れてない人には敷居が高い。キャリアの海外ローミングサービスは費用的に高くつくが,それが許容できるのなら,なんといっても手間がかからないのがよい。

モバイルルータをレンタルした場合は,モバイルルータを持ち歩かなければならないので荷物がそれだけかさばり,重くなる。ただしうまくやると相当安くあがるのでこちらを一般人にはお勧めする。サービスプロバイダにより大幅に料金が違うので,価格.comで「海外Wi-Fiレンタル料金比較」を見て比較するのがよい。価格.com独自の割り引きもあり,それを利用しないのは損。事前に申し込んでおいて,空港で受け取るようにすることも可能。既に国内向けの同様なサービスを使っている場合,追加料金で同じルータを海外で使えることもあるのでそれも検討する。

外付けモバイルバッテリの準備

旅行先では,写真・動画を撮影しまくったりして普段より電力消費が激しいかもしれない。外付けモバイルバッテリを用意し,ちゃんと充電した上で,充電ケーブルとともに持ち歩くのが望ましい。

地図情報の事前ダウンロード

Googleマップでは地図情報を事前にダウンロードできる。オフライン使用だと経路探索に制限があったりするようだが,地図が全く使えないことに比べればはるかにまし。スマホにはGPS機能もコンパス機能もあるので,これらと地図を合わせて使えばかなり役に立つ。日本国内の地図については長らくオフラインマップのダウンロードができなかったが,2019年終わり頃からできるようになった

公衆wifi検索アプリの中には地図を事前にダウンロードできるものもあるのでこれもやっておく。携帯電話回線でデータ通信ができないような状況に陥ったときには,公衆wifiは救いの神になる。

音声翻訳アプリとOCRによる画像中テキストの翻訳アプリ

Google翻訳アプリによる音声による翻訳のテスト

Google翻訳アプリによる音声による翻訳のテスト

Google翻訳アプリによる画像文字認識+翻訳の例

Google翻訳アプリによる画像文字認識+翻訳の例

現地語で十分コミュニケーションできない場合,音声翻訳アプリとOCRによる画像中テキストの翻訳アプリの双方が非常に役に立つ。それぞれに特化したアプリもあるが,Google翻訳アプリは双方の機能を持っている。変換のために必要な言語情報が事前にダウンロードできるのであればこれもやっておく

イタリアでは,英語が全くわからないホテルのスタッフと雑談するのに音声翻訳アプリが大いに役立った。そうやって曲がりなりにもコミュニケーションを取ろうと努力するのは好感をもって受け止められる。日本から持って行ったちょっとしたプレゼントでこちらの謝意を示すとなお効果的。

OCRによる画像中テキストの翻訳アプリは,私がイタリアに発つ前に日本にやってきたアメリカ人の友人Sに強く勧められてインストールしていた。結局私自身はイタリア旅行中積極的に使う機会はなかったが,彼女は日本で,日本語で書かれたレストランのメニューを理解したりする上で非常に役に立ったと言っていた。

ちなみに,右の写真は実際にイタリアのローマで使用したときのもの。イタリアなのに英語・日本語間の変換はおかしいだろ,という意見もあろうかと思うが,下のプラークは英語表記だったんだと思う。一応日本語にはなっていても,何かイスラエル関係の施設なんだろう,ぐらいしかわからんが…。

外付けレンズ・三脚・外付けマイクの準備

旅行先で雄大な景色や大規模な建物の写真を撮ろうとすると,広角レンズが欲しくなる。それがスマホにビルトインでなければ外付けの広角レンズを持ち歩くのも一つの手。パノラマ写真撮影してそれに替えることもあり。

外付け望遠レンズは,撮れるようにするに手間がかかる。特に高倍率だと三脚利用は必須。よほどそういうのが好きでなければ苦労が見合わないかも。イタリア旅行には18倍の望遠レンズを用意して持っていったが,結局全く使わなかった。

合わせて,三脚や,ビデオ撮影のための外付けマイクも必要なら用意する。

スマホカバー/ケース

キックスタンド付きのカバーを装着した私のスマホ

キックスタンド付きのカバーを装着した私のスマホ

ローマで合流したツレは,スマホカバーにキックスタンドがついていることが意外に役に立ったと言っていた。海外旅行中でもスマホでビデオを見たくなることは確かにあるので,確かにあるに越したことはないのかもしれない。

旅行先での洗濯準備

ローマのホテルのベースメントにあった洗濯機。洗剤等も含めて無料で自由に使えた

ローマのホテルのベースメントにあった洗濯機。洗剤等も含めて無料で自由に使えた

たまたま家にあった小分けされた衣類用洗剤

たまたま家にあった小分けされた衣類用洗剤

衣類の洗濯に関して,昨年イタリアへ久しぶりの海外旅行をしたときに実際にやったことやそのときの経験からの教訓。この旅行の前半は所属テコンドー道場の選手がサルディニア島で開かれる世界大会に参加するのに付き添い。ローマに戻ってくるところまで同行。他の人たちはそのまま国際線に乗り継いだが,自分はローマに居残った。その後2日遅れてやってきたツレとローマ観光をした。

さて,数日以上の滞在だと、その間自分で洗濯をすることで持っていく衣類を減らすことが合理的。しかし,サルディニア島のホテルには我々滞在者が使える洗濯のための設備は全くなかった。ローマのホテルでは,ベースメントに自由に使える洗濯機こそあったが,ドライヤーは併設されておらず,自分で干す必要があった。

持参した洗濯物干し用ロープ。ところどころにワイヤハンガーを通せる穴があるのが特徴。

持参した洗濯物干し用ロープ。ところどころにワイヤハンガーを通せる穴があるのが特徴。

洗剤も準備されてなければ自分で持っていく必要がある。今回たまたまうちにあった,小分けされた衣類用洗剤を持っていって,サルディニアでは実際に使った気がするが,記憶が定かではない。そこではホテルの部屋の浴槽を使って手洗いした。旅行先でも衣類が洗える「USB洗濯機」なんて商品があるが,手洗いで十分じゃないか?

干すことについては,今回,たまたまパッキングをしているときに家で見つけたロープを持っていったのだが,これが期待以上に役に立ってくれた。これはロープのところどころにワイヤハンガーを通せる穴があるものだった(写真)。ワイヤーハンガーがない旅行前半でも役に立ったが,後半にワイヤハンガーと組み合わせるとなお効率的だった。肝心のワイヤハンガーは自分では持っていっていなかったが,これもツレに頼んで後から持ってきてもらった。百均で買った洗濯ばさみ20個程度も持って行っていたが少し足りなかった。

ワイヤーハンガーは特に持ち運びが大変なわけでもなかったが,所詮曲がった金属棒なので,預け入れ荷物の中に入れていれば当然X線検査時に影として写る。それで変な疑念を抱かれるという可能性は低いのだろうが,できればプラスチック製でよりコンパクトなものがないか探してみた。百均のCan-Doで折り畳み式のハンガーを見つけたが,フック部が太くてこのロープの穴には入らない。百均でワイヤーハンガーのセットを売ってはいるが,結論としては普通にドライクリーニング屋でもらうようなものを今後も使うことにした。今後自分で洗濯しなくてはならなくなるような長期の旅行をいつすることになるのか,あるいはそもそもすることがあるかどうっかもわからないが…。

ワイヤーハンガーと組み合わせると効率がぐっと上がる

ワイヤーハンガーと組み合わせると効率がぐっと上がる

さて,この穴あきロープ,たまたま旅行準備しているときに家で見つけたからよかったようなものの,もし自分で新規に欲しくなったりしたような場合にはどこで手に入れられるんだろう,とかと思っていたら,セリアでアウトドアグッズとして売っているのを見つけた(写真左)。パッケージ写真を見てもらうと分かるように,ワイヤーハンガーよりも太いものを通すことを想定しているようなので,これなら百均のCan-Doで折り畳み式のハンガーも通せるかもしれない。写真右のストッパー付きのロープも状況によっては有用かもしれない。

 

IIJmioに転入

あAuから転出してIIJmioに転入。昨年10月より前に契約した回線でまだ2年縛りが残ってたが,先月,同じ2年縛りだが違約金が1,000円の “N” 契約に切り替えしていた2回線の一つ。他方は純解約した。切り替えはもっと早くにしておけばよかったが,まずそんなことが可能だということを知らなかったのと,昨年終わり頃は忙しくて余裕がなかったのとで手続きが先月になった。

ちなみに,昨年9月末頃に契約した2回線も同様な切り替えをした。まだ端末購入サポートの違約金が発生する期間中なので,絶対できないと思ってたがダメ元でカスタマーサポートの方に聞いてみたら,端末購入サポートの違約金なしでできるとのこと。

さて転出先だが,本来この回線のために調べたのではなかったが, “メイン回線のMNP先候補” で列挙していたタイアップで1,000円増の6,000円キャッシュバックのIIJmioを選択。端末はもっともコスパがいいように思われた,キャンペーンで100円だったHuawei Nova 3 Lite。一人端末割り引きは1台まで,ということなので極力維持費を抑えるよう,ミニマムスタートプラン 1,600円/月(後から考えてみると,キャッシュバックは回線契約だけでも回線ごとにもらえて別に合わせて端末購入する必要はなかったし,転出できる番号はあったのだから,最大の合計3回線にすることもできたな)。

IIJmioはドコモ回線の「タイプD」とAu回線の「タイプA」から選べて,今回特にこだわりがなかったが,SIMカード発行手数料が若干安いドコモ回線を選択。あ,でも初期費用1円だから関係なかったか…。

料金・仕様 | タイプDには以下のようにある。

  • 利用開始月の月額料金と音声通話機能付帯料は日割となり、SMS機能付帯料は無料となります。また、解約希望日にかかわらず解約月の月末までの料金が発生します。
  • 初期費用には、SIMカード発行手数料としてSIMカード1枚あたり394円(税抜)(タイプDの場合)が別途発生します。
  • 最低利用期間: 利用開始日の翌月末日まで
    2019年10月1日以降にお申し込みの場合: 利用開始月より12ヵ月以内に解除 1,000円(不課税)

料金・仕様 | タイプAも,上記の点について,SIMカード発行手数料が406円(税抜)であることを除いて同じ。

手続きが遅かったので今月中に乗り換えられるか危ういと思っていたが,本日4/30に端末が届けられ,自動応答の電話サービスで切り替え完了。

申し込む前にキャッシュバックについてチャットで問い合わせた結果が以下(これを含むカスタマーサービスとのチャットの自分用全記録):

2020/5/31までに、新規でIIJmioの「音声通話機能付きSIM」をMNP転入にてお申し込み頂きましたら、キャッシュバック特典の対象となります。また、ご利用開始後、IIJmioモバイルサービスを解約された場合も、対象外となる事はございませんが、上記の「初期契約解除制度」や「お客様の事由により本人確認が完了しない場合」「お客様の事由により当社から発送したSIMカードをお受け取りいただけない場合」等のやむをえない事由により契約が成立しなかった場合は対象外となります。


5月中に解約頂きますと、5月末での解約となります。

先の話だが,解約手続きについては会員ページの「サービスのご解約」で手続きとのこと。

キャッシュバック受け取りについて,自分に当てはまるのは以下:

特典対象のお客様には、以下日程にてご登録のメールアドレスへご連絡いたします。
それぞれご確認ならびに必要情報の登録をお願いいたします。

①2020年4月1日~2020年4月30日にお申し込みの方
  • ● 2020年6月中旬~6月下旬:【メール受け取り確認】キャンペーン対象であることの通知メールを送付いたします。
  • ● 2020年8月中旬~8月下旬:【キャッシュバック受け取り】キャッシュバック受け取りのご案内メールを送付いたします。受け取り口座情報の登録(※)をお願いいたします。


※メール送付日より14日以内に口座情報の登録をお願いいたします。口座情報の登録当日もしくは金融機関の翌営業日にご入金となります。

 

楽天モバイル(MNO)のUn-Limit対象製品購入サポートキャンペーンのミドルレンジ対象機種の中から個人的お勧め

Oppo A5 2020

Oppo A5 2020

楽天モバイル(MNO)のすすめ” の延長で,Rakuten UN-LIMIT対象製品購入サポートキャンペーンの対象機種の中から個人的なお勧め。

もしミドルレンジで良いということなら,私のお勧めはOppo A5 2020かOppo Reno Aです。前者は割り引きを加味するともっとも安くなる機種の一つです。Reno Aは1万円ほど高くなりますが,性能的にはミドルレンジの上でA5 2020より1クラス上,と言ったところです。CPUもそうですが,RAMが4GBではなく6GBというのは性能に効いてくるはずです。さらに楽天で取り扱ってるReno Aは,他のチャネルで販売されているモデルと違い,”ROM” は64GBではなく128GBの特殊仕様です。私自身はこれを購入しました。私のお勧めを聞き入れて楽天モバイルに加入されたお二人のうち,お一人はA5 2020を,もうお一人はReno Aを選ばれました。

Oppo Reno A 128GB

Oppo Reno A 128GB

Rakuten Miniも安いのですが一般にはお勧めできません。これは小さくかわいらしくガジェットオタクにはうけがいいかもしれませんが,画面は小さいため扱いづらく,性能は低く電池持ちもよくない…と日常的に使用するのには不向きです。

お勧め2機種は偶然どちらもOppo機になりましたが,これをお勧めする最大の理由は,どちらの機種もSIMスロットを2つ持ち,音声通話/SMSについては,2つの回線の同時待ち受けができるからです(DSDV = Dual SIM/ Dual VoLTE とよく呼ばれます)。データ通信はいっときには一つのSIMカードでしかできませんが,簡単に切り替えられます。 特に,今までの回線を維持しつつ,楽天モバイルで新規契約した回線を同時に使うような場合,2回線を1端末で扱えるというのはものすごく便利です。

シャープ機には,他で販売しているSIMフリーモデルのバリエーションではDSDVであるのに,楽天モバイルが直接扱っているものはそうではなかったりして,ミッドレンジではDSDV機は見当たりませんでした。

ただ,A5 2020にしろReno Aにしろ,所詮ミドルレンジ機ですので,特にカメラ性能に関して,Galaxy S10やGalaxy Note 10+のような,いわゆるフラグシップ機(各メーカーの威信をかけたその時点での最高機種)には及びません。しかし逆に,もしそこが割り切れるのであれば,どちらの機種もコスパは非常に高いと思います。私は今もA5 2020と同クラスで少し古いOppoのR17 Neoを主に使っていますが,最高のカメラ性能とは言えないにしても,意外と悪くない写真が撮れるなぁ,という印象です。私がFacebookにあげている写真は大半がR17 Neoで撮影したものですので,それを見ていただくと感触が掴めると思います。

ただし,A5 2020はおサイフケータイ機能や防水機能がありません。これらが必要ならReno Aをお勧めします。また,Reno Aより大きい画面,大容量バッテリを搭載しているせいもあるのでしょうが,Reno Aよりさらに大きく,重いです。

A5 2020は一応下位機種ですが,ステレオスピーカーを装備する,超広角レンズを装備する,大容量バッテリを持つ,トリプルスロット採用など,Reno Aにはない良さもあります。トリプルスロットというのは,2枚のSIMカードとmicro SDカードが全て同時に利用できるということです。Reno Aの場合を含めDSDV機は一般的には,2枚目のSIMカードかmicro SDカードか,どちらかしか使えない(排他利用)ことが多いので,トリプルスロットは利点になります。

A5 2020の総合的評価については, “OPPO A5 2020(日本版)のスペック、対応バンド、価格、特徴まとめ! – ガルマックス” なんかが参考になります。

スマホでのパノラマ写真撮影

百均で扱っているカメラとしてのスマホに関するグッズ。外付け広角レンズもあり

百均で扱っているカメラとしてのスマホに関するグッズ。外付け広角レンズもあり。

またまた昨年イタリアへ久しぶりの海外旅行をしたときに実際にやったことやそのときの経験からの教訓。

旅行先で壮大な風景を撮影したいがある。ローマでは巨大な史跡がそこここにあり,特にそう思うことが多かった。最近のスマホには広角レンズをビルトインで装備しているものもあり(どちらかというと低価格帯のP30 Liteでもそう),それはそういったときに大いに威力を発揮する。

不幸にしてそういう端末を持ち合わせてないときには,外付け広角レンズを利用するという方法がある。質の方はともかく,百均ショップでも広角レンズは簡単に手に入る。そのときまで忘れてしまっていたが,かつて友人にもらったスマホ用外付けレンズセットにも含まれていたのだった。旅行先には持って行ってなかったが…。

ただ,外付けレンズを必要のあるたびにスマホに装着するのは手間だ。装着しっぱなしで写真撮影し続けるのならありだと思うが,そうでないなら結局使わなくなってしまいがちではないか。

広角レンズがすぐ使える状態になっている限り、撮影は一瞬で終わる。それに比べると手間・暇ともかかるが、パノラマ写真を撮影してそれに替えることができる。仮に広角レンズが外付けだろうとそうでなかろうと使えても,画角は一定だ。その意味で(制限があるにしろー後述)横方向に自由に伸ばせるパノラマ写真が撮影できるのには意味がある。

スマホでパノラマ写真を撮影するには以下の方法がある。

  • スマホのカメラアプリ自身のパノラマ撮影機能を利用する
  • Googleフォトの自動パノラマ写真生成機能を利用する
スマホ用外付け広角レンズを使用して撮影。あえてスマホ側では何もしてないためケラレが起こってるが,スマホ側で若干デジタルズームをするとこれは解消する。

スマホ用外付け広角レンズを使用して撮影。あえてスマホ側では何もしてないため周囲にケラレが起こってるが,スマホ側で若干デジタルズームをするとこれは解消する。

後者は昨年のイタリア旅行で偶然その存在をはじめて知った。Googleフォトの「アシスタント」機能の一つ。 “Googleフォトのアプリは複数の風景写真をつなぎ合わせてパノラマ写真にする | juggly.cn” なんかに説明されているが,Googleの公式の告知や説明は見つけられなかった。

同じ被写体に対して同じ地点から水平方向に徐々に角度を変えながら,隣り合う写真と1/3程度ほどが被るように(←経験的に)一連の写真を撮ると,数時間後に「アシスタント」が「あなたが撮った写真からパノラマ写真作ったよ!」と言ってくる,という流れ。あくまで自動生成されるもので,ユーザが「これらの写真でパノラマ写真作って」というふうに指示はできない。パノラマ写真を自動生成してくれることを期待して撮影したものの,そうしてくれなかったこともあった。

自分の端末Oppo R17 Neoのカメラアプリのパノラマ機能では,横方向にいくらでも伸ばせるわけではない。一定角度まで撮影すると強制的に撮影が終了する。一方,Googleフォトのそれでは,少なくとも自分が経験した範囲では,いくらでも横方向に伸ばせそうだ。なので下のようなパノラマ写真が作成できてしまう。

また,一般的に、カメラアプリで作成したパノラマ写真は歪みが大きく,Googleフォトが自動生成したものはより自然なような印象を持った。本当は同じ対象物をそれぞれでパノラマ写真撮影して比べるべきだが,それはまだやったことがない。

ただし,自然に見えればよりいいかというと必ずしもそうではない。同じ地点から見る方向を水平方向に徐々に変えながら写真を撮影し続け,最終的に360度回転した場合,Googleフォトはそれからもパノラマ写真を作ってくれる。ただ,そのパノラマ写真を見た人は,それに歪みがあまりないため,一発でやたら横長の写真を撮ったかのような印象を受けてしまう。それが望ましくない場合もあるだろう。

Androidの開発者サービス

開発者サービスがインストールされてないGratina 4G KYF31でIFTTTアプリを走らせるとこのようなエラー

開発者サービスがインストールされてないGratina 4G KYF31でIFTTTアプリを走らせるとこのようなエラー

Android端末ユーザーを7年?ほどやってるが,「開発者サービス」( “Google Play Services” )という言葉は聞くもののよく理解していなかった。「Androidアプリ開発者を助けるライブラリ」などというあまりよくわからない説明しか見てなかった。だが最近開発者サービスがインストールされてないGratina 4G KYF31をいじるようになって,もう少しは理解しなくてはならなくなった。

Google自身による公式の情報を探したかったが, “What is the exact functionality of Google Play Services & Google Services Framework (gapps)? – Android Enthusiasts Stack Exchange” ぐらいしか素人にも分かるものは見当たらなかった。Google Mobile Services (GMS) というのは,Googleが提供しているモバイルデバイス向けのGoogle,YouTube, Chromeブラウザ,マップ,等の基本アプリ群と,それらが使用するAPIである。APIを実現するのは通常ライブラリだが,それもアプリとして提供され,開発者サービスはその一つだと理解したほうがよさそう。GMSを構成するアプリ群は俗に “GApps” と呼ばれているようだ。

APIを実現するアプリは,「ライブラリ・アプリ」とでも呼べばいいようなものだが,開発者サービスアプリのようにAndroid機にインストールはされていてもユーザが直接操作することのないものだけでなく,例えばPlayストアアプリのようにAPIを提供しつつ,一般ユーザが実際に直接操作する対象であるようなものもある。どう呼ぶのが適切かわからないが,ここでは便宜的に「GMSライブラリ・アプリ」と呼ぶことにする。日本語の文書であれ英語のそれであれ,これらを総括的に「開発者サービス」( “Play Services” )と呼ぶことはよくなされているようだ。

多くのAndroidアプリがGMSライブラリ・アプリに依存しているため,それらがインストールされていない素のGratinaでは,そのままではそういったアプリを走らせることはできない。

Android自身(正確にはAndroid Open Source Project (AOSP) )はOSSであっても,GMSはそうではない( “While the Android Open Source Project (AOSP) provides common, device-level functionalities such as email and calling, GMS is not part of AOSP. GMS is only available through a license with Google and delivers a holistic set of popular apps and cloud-based services.” )。GMSはGoogleのプロプライエタリなプロダクトであり,Androidアプリ開発者にGMSを使わせることで,GoogleはAndroidのエコシステムの手綱を握ってる,ということのようだ。”What is the exact functionality of Google Play Services & Google Services Framework (gapps)?” では,Doze状態でバッテリ消費を抑えつつクラウドからメッセージを受けるには, Googleが提供している Firebase Cloud Messaging (FCM)を利用するしかない,という話を紹介している。ということはGMSに依存しなくてはならない。

GMSライブラリ・アプリは以下からなる:

  • 開発者サービス “Google Play Services” (com.google.android.gms) — 以下以外の多くのサービス
  • フレームワーク “Google Services Framework” (com.google.android.gsf) — 主にクラウドメッセージング(あとcom.google.android.gsf.loginによるGoogleアカウント管理?)
  • Playストア “Google Play Store”  (com.android.vending) — アプリ内課金,ライセンス管理,Playプロテクト

Androidは公式のPlayストアだけでなく,多くのサードパーティーのアプリストアがあるが,それらの間で扱ってるアプリ数に大幅な違いがあることがやっと理解できた。公式ストアはGMSに依存したアプリを扱っている。それを単純にコピーして蓄積しているだけと思われるサイト(例えばAPKMirror.comAPKPure.comなど)は原理的に扱うアプリ数は大差なくできる。

しかし,自社のFireデバイス向けのアプリストアAmazonアプリストアでは,Fireデバイス自身にGMSがインストールされていないため,GMSに依存しないアプリしか扱ってない。Amazonが自前でGMSの一部に相当するライブラリを用意して,アプリ開発者にはそれを使って書き直すよう依頼している( “Migrating An Existing App to the Amazon Appstore | Appstore Submission” )。アプリ開発者にとっては余計な手間が発生するのでそれをやる人は限られて,結果的にそうやって書き直されてAmazonアプリストアに収録されるアプリ数は少なくなる。Fireデバイスユーザとしてはそういう状況に不便を感じる人は当然いて,自分でインストールしようとする試みがなされる(例えば “Installing Google Framework/Playstore withou… | Amazon Fire” )。

似通った話で,現在HuaweiはGoogleからソフトウェア・ライセンスを受けることができない。そのためGMSを新たなそのAndroidモデルに搭載できない。( “Huawei wants to put Google apps in its own app store after Android block” なんかでは,「Androidのライセンスを受けられない」などという紛らわしい表現をしている箇所があるが,GMSのライセンスが受けられない,ということ。)Huawei App Galleryという自前のアプリストアを始めたようだが,やはり品揃えは薄いよう

F-Droidは “FOSS (Free and Open Source Software)” なAndroidアプリを扱うレポジトリ。なのでGoogleのプロプライエタリな “Play Services” に依存するものは含められないとしている。なので,例えば,インスタントメッセージングのオープンプロトコルMatrixのクライアントRiotのAndroid版で,Playストアに収録されているものと,F-Droidにあるものが異なったりする。前者はGoogle Cloud Messagingを利用しているが,後者はしていない。後者はそのためより電池を消費するとのこと。

さて,GMS(の「ライブラリ・アプリ」)を部分的にしろ置き換えようとする,オープンソースのMicroG Projectというのがある。しかし,Signature Spoofingができないとインストールできないとのこと。そのためには,カスタムROMか,TWRPのようなカスタムリカバリが使える必要があるようで,実際に使用できるには敷居はかなり高い。

ちなみに,MicroGとよく組み合わせて使われる⇒同じようなコンテキストで語られることが多いのがOpen GAppsFAQs)。Android端末によくプリインストールされているGoogle謹製のアプリをまとめてインストールできるよう,その内容の多寡でいくつかのバンドルが用意されている。MircoGのように,Google製アプリをオープンソースソフトウェアで置き換えようとするようなものではない。MicroGがカバーしようとする部分とかぶっているが,その部分を除いてMicroGと併用する,というような使い方もできたかと(記憶があやふや)。カスタムROMなどで,カスタムリカバリからzipファイルを焼くことが想定されているので,一般ユーザーにはまず縁がないと言える。

久しぶりの海外旅行での個人的大失敗2点

昨年2019年の10・11月に,久しぶりに海外旅行に行ったときの個人的大失敗2点。

処方箋薬

なんと言っても今回の旅行の最大の失敗がこれ。この頃,毎食後の薬と,就寝前の薬の2セットを処方されていた。全部で2週間ほどの旅行期間だったが,その分だけ持っていくのは面倒だから,と,薬局で一月分もらった袋ごと,それぞれ一袋ずつスーツケースに放り込んだつもりでいた。ところが実際には,毎食後の薬のみを2袋(2ヶ月分)突っ込んでいて,就寝前の薬は全く入れてなかった。

飲まないと命に別状があるような事態になるような薬ではなかった。だが,副交感神経がうまく働かずなかなか眠れない私には,催眠効果のある就寝前の薬は大事だった。幸いにして後からやってきたツレがそれを持ってきてくれたのだが,それまではよく眠れない日が続いた。

幸か不幸か,前半の「お仕事」期間中はなにやかやで忙しく,どちらにしろ睡眠時間も十分には取れない状況だったので,結果的にはそれでよかったのかもしれない。

メガネ洗浄用食器用洗剤

メガネを洗うためだけにわざわざ購入した食器用洗剤

メガネを洗うためだけにわざわざ購入した食器用洗剤

意外と困ったのがこれ。人生初の二重焦点レンズの眼鏡をこの旅行の前に新調していったのだが,これは食器用中性洗剤で洗うよう指示されていた。が,いざ現地で洗おうとしても,食器用洗剤なんてホテルの部屋に備え付けられてない。

そんなの石鹸で代用できるんじゃ,と最初は軽く考えたが,実際は石鹸ではきれいに洗えない。どう工夫してもきたならしい跡がレンズに残り,気に障る。ローマに戻ってきてから,ついにそのためだけに食器用洗剤をスーパーで買った。眼鏡を洗うのに必要な洗剤などほんの少量でよいのだが,それは旅行先には携帯していった方がいいと学習した。