Sony Ericsson Xperia X10 Mini (E10i/Robyn)にMiniCM 7.2.2を導入

先日Sony Ericsson Xperia X10 Mini (E10i/Robyn)にMini CM 9 (ICS)を導入した顛末を記した古い記事を投稿したが、実は最近同じX10 MiniにMiniCM 7 (GB)をインストールした。MiniCM 9ではどう調整してもやはりラグがあるのと、UPnPが動作していないのが問題であった(結果としてDLNA関係が動作しない)。MiniCM 7がやはりいちばん安定して速く動くという聞いたので、ダウングレードした。

X10 Mini自身発表から4年以上経ち、さすがにまだ使っている人が少なくなってきたであろう。自分だってときどき思い出したときに触りはするもののアクティブに使っているわけではない。そもそも今回導入したカスタムROMやカーネルを開発してきてくれた方(XDAでのハンドルネームnobodyAtall)がもう昨年でX10 Mini関係の開発を完全に止めてしまったようだ。X10 Mini/Mini Pro関係の開発はこの方一人が引っ張ってきた感が強く、彼が止めてしまった今さらなる進展は望めそうにない。これが最後のROM焼きとなるだろう。

X10 Miniは、古いとはいえ、クレジットカードより小さいサイズ(厚さは何倍もあるが)が便利で、これは最近のともすると大型化が進む機種には見られない特徴。これからはそれを活かして運動時に使用することなんかを考えている。先だって発注したANT+準拠の無線心拍計と連動させられると万々歳。父があんなことになってしまって彼自身が携帯サービスを使うことはもう考えられないわけだから、2年縛りが解けるまで、彼のSIMカードをこのX10 Miniに刺して使ってもよいだろう。自分の番号宛の通話を、不在時父の番号に転送するようにしておけば、この端末でもそれを受けることができる。転送サービス自身は無料だし、父との間でファミリー割を組んでいるので、転送ごとの通話費も追加では発生しないはず。

ROMは[ROM] MiniCM7-2.2.2 [6/7/13] Gingerbread 2.3.7/CM7.2 unofficial port for the x10miniにあるもの。

カーネルはJelly Bean用に開発した[KERNEL] 2.6.32.61-nAa-jb-06 [6/7/2013] [NEW WIFI/USB] – Unified kernel+CWM Recoveryの使用が推奨されていたが、インストールしてみると、起動時ブート・アニメーションで止まってしまった。それでスレッド中を詳しく見てみると、Bluetoothに問題があるとか、ともかくバグが多いということで、GBを載せるのであれば古い版ではあるがもっと安定しているという、[KERNEL] 2.6.29.6-nAa-14 [23/8/12] Custom Gingerbread kernel + CWM Recoveryを使うことにした。

Barebonesを参照して、MiniCMのベースになっているCyanogenModについて、一般システムアプリの中で明らかに不要なもの(壁紙アプリ等)やユーザアプリで置き換えられるもの(トーチアプリ等)を調べて削除した。なにせ256MBしかRAMがないので、わずかでも減量したい。

サクサク動く…とは残念ながら言い切れないが、我慢できる程度。交換不能なバッテリもだいぶヘタってるようで、オーバークロックしながら使うと3時間も動けばいいほうかもしれない。パラパラ調べた範囲ではUPnPやBluetoothもちゃんと動作するようで、これはよかった。

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[古記事] Auの2年縛りが解けた後の携帯構想(妄想?)

これまた昨年したためてた原稿。結果的にここで考えていたのとはかなり違う形に落ち着いたのだが、またまた自分用記録のために公開する。


今年終わり頃に、父も私もAuの2年縛りが解ける。当然MNPを考えているが、違約金が発生しない期間は父の場合2013年12月中。私の場合翌2014年1月中。なので、ぼつぼつとその後どうするかを考え始めている。

まず父が、そして次に自分がauの2年縛りから解かれる(ちなみに、父用にと当初Xperia Acro IS11Sを選んだのだが、彼がタッチパネルが使えないという想定外の事態(不器用なのに加えて、湿気が少ないとか、そういう要素があるんではないかと)に、やむを得ず自分が父用端末の候補だった、ハードウェアキー付きのIS11SHで契約し、その上で端末を交換する、ということをしなくてはならなかった)。まだちょっと早いが、その後どうしようか。

父は単純にMNPして、できればまた再度キーボード付きのAndroid端末にして、データ通信は極力しないようにしない貧乏人運用をすればいいだけだから、ある意味簡単だ。問題は自分がどうするかということ。

HanacellのジャパンSIMカード $25で5年間有効。プリモバイルで同じ番号を維持するよりはるかに安い。通話料はもちろん高めだが、それでもどうしても、というときには通話できるということ、そして緊急電話ができるという点が大きい。IP電話では緊急電話がサポートされてない点が非常に怖い。現時点ではマイクロSIMカード、ナノSIMカードはサポートしていないようだから、そこはちょっと注意。もっとも今後サポートされる可能性はあるし、そうでなくても必要なら最悪自分でカッターで切ってしまえばよい。MNPはできないようだが、まぁ、これはいたし方なかろう。

別の方法もある。自分では考えもつかなかったが、ソフトバンクのみまもりSIM(みまもりケータイ2のSIM)を月額3円で実質ホワイトプランとして使う、という裏技があること。MNP先のキャリアはまだ決めてないが、父がソフトバンクにMNPすれば、その時合わせてキャンペーンで一括0円か、そうでなくても極めて安価でみまもりケータイ2の契約ができればこれが実現できる。事務手数料が3,000円強発生するというから、Hanacellより年ごとの費用は高い。が、無料通話をいくらかでもするのであれば、その差額はあっという間に回収できるだろう。さらに、Hancellの場合と異なり、こちらはMNPできる。

ただ、ソフトバンクは後継機種みまもりケータイ3 202Zを8月上旬から販売し始めるようで、自分たちがMNPするときはこれをプッシュしてくるだろうから、みまもりケータイ3専用のプランがあって、それがみまもりケータイ2のそれと違って何か制限があるのあるのならこれは使えない。が、本当にみまもりケータイとして父に持たせる必要が出てこないとも限らない。

また、上のようにやると自分の番号は変わってしまうが、それは上のHanacellの場合も同じ。現在の自分の番号は自分の番号で、MNPしておいて端末を売るなりすればよかろう。
OCN モバイル エントリー d LTE 980が話題を集めているが、BB.exiteのLTE 500MBコース(月892円)が自分のニーズにピッタリ。余った分を翌月に持ち越せる。

dual SIMで、同時待ち受け、しかも最低一方はLTE対応となると条件が厳しく

ZTE Grand Memo U9815

さらに、2014年6月25日から外国からの友人のために用意したPremobileの番号が違約金なしでMNP可になる。MNPするなら後25日ほどの間にするのがいいそうだ。
MVNO最大の弱点「セルスタンバイ問題」ってそもそも何?という話

アンテナピクト問題・セルスタンバイ問題とは何か

ドコモMVNOを使うなら入れておきたいアプリ5つ

TD-LTEとFDD-LTE対応のZTE Grand Memo U9815を発表!!

ZTE Grand Memo U9815 TD-LTE Specs

データSIMのセルスタンバイ問題、アンテナピクトのパッチをXposedのモジュール化してみた

[古記事] Xperia X10 MiniをICSへアップグレード

以下は昨年のいつかに書きかけて結局完成させなかった記事。もう完成させることはないが、自分自身の記録のために公開する。

 


Xperia X10 MiniをICSへアップグレードした。作業自身は2週間ほど前の週末にやったと思うが、以下、横線で区切られた最初の部分はAndroid OSのどのバージョンにアップグレードするか考えていた頃(数カ月前?)に書いたもので、次の部分は実際に作業したときに書いたもの。

 


MiniCMシリーズ現在MiniCM6

要件

  • DTCP-IPサポート Twonky Beam
  • オフライン音声認識

Xperia X10 mini proにMiniCM10(Android 4.1.2)を入れた」でも、MiniCM7が一番安定して速いという声を聞くが、これは上のどちらもサポートしていない(その他同じ作者によるX10 Mini Pro関係の記事)。
Android 4.1 Jelly Beanからオフライン音声認識機能がサポートされるということで、JBを入れたいのはやまやまなのだが、ハードウェアのスペック的にX10 MiniにJBはきついのだそうだ。そもそもMiniCM10ではオフライン音声認識機能がサポートされてないってのも、どこかで読んだような。

なんでもCMUのプロジェクトでSphinxというAndroid用オフライン音声認識ライブラリがOSSとして開発されているようだが、パッとアプリとしてインストールして使えるわけではなさそう

Voice Control without internetというアプリがあり、自分で発音記号を指定することで自由にボイス・コマンドも定義できる。便利そう、と最初は一瞬思ったが、考えてみたら定形処理ならタッチやボタン操作でさほど不自由なくできるわけで、自由文を音声認識してくれないと実は特にありがたくない、と気づいたのであった。

4.0のMK805上でDTCP-IP対応のはずのTwonky Beamを走らせてみても、IO-DataのHVT-BCT300で録画した番組は再生できない。父のシャープ製Aquos Phone IS11SHに付属アプリスマートファミリンクでは再生できるのだが、だからといってどこに問題があるのかはパッとはわからない。正直、MiniCM9にTwonky Beamをインストールしても、うまくいかないような気はしているのだが、まぁICSが体験できれば、それはそれでいいかな、と。X10 Miniは結局今はほとんど使ってないことだし。

というわけで、MiniCM9で行ってみようかと。実際アップグレード作業できるのはいつになるかわかったもんじゃないが。


MiniCM9のインストールで大いにはまってしまった。X8 / X10 Mini / X10 Mini Proはひとくくりに語られることが多いが、

Xda上のMiniCM9 ICS 4.0のスレッドではX8用だと言っているが同時に “SEMC msm7x27 devices”用だとも言っている。これはX10 Miniも含むはずである。実際、MiniCM全体のプロジェクトサイトでもX10 Miniのサポートを明記している。

MiniCM9を使うためにはnAa-ICSというカーネルを使わなければいけないのだが、そのXda上でのスレッドでダウンロードするように指示しているファイルはX8(E15, Shakira)用のものである。私の端末はX10 Miniなので、X10 Mini (E10, Robyn)用のものを使わなければならない。これはMiniCM全体のプロジェクトサイトで入手できる。私も迂闊だったが、非常に紛らわしい。おかげで、誤ったイメージをフラッシュしては、端末の画面に全く反応しなくなってうろたえる、ということを何度も繰り返すはめになった。この誤りに気づくまで、SEUSでリセット(XPERIAを文鎮から復旧する/端末を初期化する手順)からルート奪取、ブートローダーアンロック、そしてカーネルフラッシュ、を2巡もするはめになった。

MiniCM自身もそうで、XDAのスレッドにあるのはX8用。MiniCMの本家でX10 Mini用を入手しなくてはならなかった。
X10 miniの「フリーズ」無反応になっても電源切れる方法分解ステップごとの詳細な写真肝心なのはStep 7だが写真で見る限り自分でもなんとかなりそう。実際、eBay.comで1,000円以下で売っているし

本来X10 Mini用ではないが大容量のものを無理やりインストールしている猛者もいる

Motorola C139

不憫に思ってしばらく家に泊めていたホームレスの人のためにプリペイドサービスで使うために買ったついでに、自分の来客用にと買った

その後VerizonのMVNOであったAmp’dの端末

しかしその後Amp’dが倒産したため

 

 

Android端末と連動する心拍計

アメリカにいるときは、安物だったが心拍計を利用して、自分のやっている運動の強度をモニターしていた。センサーがチェストベルトで胸に固定される方式で、無線により心拍数が腕時計状のデバイスに表示されるようになっていた。そうでなくてはなかなか気づかないようなことにも気づかせてくれて非常によかった。例えば、自分が感じる辛さと心拍数の大小は必ずしも連動してないこと、など。

日本に帰国してAndroid端末を利用するようになり、いつかは、運動時にはそれと連動する心拍計(計測のために運動をやめる必要がなく、常時計測できるもの)を使用したいと思っていた。最近はライフログなる概念が現れて、そのための腕時計状のおしゃれな計測デバイスが次々と発表されているようだ。その中には心拍計を兼ねているものもある。そのようなもので心拍数を常時測定できるというのは以前はできなかったことで、それはそれですごいと思うが、自分としてはやはり昔ながらのチェストストラップ式がいい。まず、自分は腕時計をしなくなって四半世紀ぐらいは経つので、腕に何か巻くのは抵抗がある。それに、運動時には結構手を振り回すので(例えばパンチの練習時)、その意味でもチェストストラップ式の方がいい。

そう思って中国Kyto社のHRM-2830というモデルを今年初めに買ってみた(2,500円)。自分のメインの端末はHTC J ISW13HTで、これはBluetooth 4.0をサポートすることになっていたから、合わせて使えるだろうと踏んだのだが、結果としてはダメだった…と思う(自信がない)。ISW13HTにBluetooth探索させるとHRM-2830を見つけられるのが、ペアリングができない(パスコードが合わない、と言われる。パスコードを自力で入力するチャンスは与えられない。Bluetooth Pairingというアプリに望みを託したがやはりダメ)。ISW13HTは確かにBluetooth 4.0をサポートするのだが、BLE Checkerというアプリによると、Bluetooth Low Energy (BLE)には対応していない。これが原因なのだろうか。そうだとはっきり分かる記載はないのだが、HRM-2830が対象としている機種がiPhone 4S以降だというのも、BLEを要求するためと想像される。

[後日談]Kyto社のHRM-2830 BLE心拍計がGalaxy S5から使えた

さて、父のGalaxy Note 3はAndroidのバージョンは4.3であり、BLE Checkerアプリの結果からもBLEに対応しているはずなのだが、探索させても見つけられない。ルートを取ったため、ファームウェアのアップグレードをしていないのだが(手間がかかるため)、そのせいだろうか?一般的にAndroidのBLE対応はバージョン4.3かららしく、iPhoneのように当たり前のようにBLEがサポートされる状況にはまだなっていない。自分に限るなら、GN3がダメなのなら新規に比較的最近の端末を入手しない限りBLE機器は使えない。古いXperiaが2機種ありどちらもカスタムROMを入れているが、Androidバージョンが4.3未満である上、そもそもハードウェアがサポートしていない。

そうするとBLE以外の通信手段を利用する機器を探さなければならない。もちろんBLEでないBluetooth対応の心拍計もある。ところが、これがBLEではないから電池のもちが格段に悪い上に(BLEならボタン電池で1年間以上持つところ、そうでないなら20時間毎に充電が必要、といった具合)、ずっと高い。製品としてはこちらのほうが先行しており、しかもこれからこういった製品はBLE一辺倒になることが期待されるから、もう叩き売りされていてもいいようなものだが、残念ながらそういう気配は見られない。

そこでふと、こういうヘルス関係の機器ではANT/ANT+という通信規格がよく使われていたことを思い出した(WikipediaのANT+のエントリ, 2011年初頭の解説記事「ANT/ANT+ とは」)。BLEに比べると古い規格であり、スマホではサポートされていないだろうと思いつつも、念のためサポートしているデバイスのリストを見てみると、驚くことに、Xperia X10 Mini, Xperia Arc (Acroのベース)、さらには最近のGalaxy Note 3も含まれている。BLEに押されてて後は消えていくだけだろうと思っていた自分には意外だった。確かに父のGN3にインストールされているアプリの中には、ANT Radio ServiceというアプリとANT+ Pluginsというのがある。iPhoneでも3GSから4Sまではサポートしてても(ただし別途アダプタが必要な模様)、その後のモデルでは落とされているところを見ると、Appleはもうサポートする気はないのだろう。一方、ソニー、サムソンはまだ積極的にサポートするつもりがあるように読める(ソニーが公表している対応機種のリストサムソンは2013年後半になってANT+サポートに積極的になった模様)。なんにしろ、自分のX10 MiniやAcroにはカスタムROMを入れてしまっているので、それでサポートがされているかはわからないが、少なくともハードウェア的にはサポートされているということのようだ。

ここからが自信がないのだが、”ANT+ 101: ANT+ in Phones and Tablets“を読むと、ハードウェアサポートのあるAndroid端末では、(もし最初から入ってなければ)ANT Radio ServiceANT+ Pluginsの2つのアプリをインストールすることでANT+機器との接続が可能になるように思われる(それを含めて関係があるかも知れないアプリ)。

調べてみると、ANT+対応の心拍計はBLE対応のそれよりも若干高い程度。自分のXperia 2モデルで使えないのなら、最悪GN3で使えるから、と自分に言い聞かせて、2.4G ANT+ Wireless Heart Rate Monitor Sensor Chest Belt Strap Garmin Wahoo Polar を$27.70で購入。

さ~て、うまくいくだろうか。続く