Android端末と連動する心拍計

アメリカにいるときは、安物だったが心拍計を利用して、自分のやっている運動の強度をモニターしていた。センサーがチェストベルトで胸に固定される方式で、無線により心拍数が腕時計状のデバイスに表示されるようになっていた。そうでなくてはなかなか気づかないようなことにも気づかせてくれて非常によかった。例えば、自分が感じる辛さと心拍数の大小は必ずしも連動してないこと、など。

日本に帰国してAndroid端末を利用するようになり、いつかは、運動時にはそれと連動する心拍計(計測のために運動をやめる必要がなく、常時計測できるもの)を使用したいと思っていた。最近はライフログなる概念が現れて、そのための腕時計状のおしゃれな計測デバイスが次々と発表されているようだ。その中には心拍計を兼ねているものもある。そのようなもので心拍数を常時測定できるというのは以前はできなかったことで、それはそれですごいと思うが、自分としてはやはり昔ながらのチェストストラップ式がいい。まず、自分は腕時計をしなくなって四半世紀ぐらいは経つので、腕に何か巻くのは抵抗がある。それに、運動時には結構手を振り回すので(例えばパンチの練習時)、その意味でもチェストストラップ式の方がいい。

そう思って中国Kyto社のHRM-2830というモデルを今年初めに買ってみた(2,500円)。自分のメインの端末はHTC J ISW13HTで、これはBluetooth 4.0をサポートすることになっていたから、合わせて使えるだろうと踏んだのだが、結果としてはダメだった…と思う(自信がない)。ISW13HTにBluetooth探索させるとHRM-2830を見つけられるのが、ペアリングができない(パスコードが合わない、と言われる。パスコードを自力で入力するチャンスは与えられない。Bluetooth Pairingというアプリに望みを託したがやはりダメ)。ISW13HTは確かにBluetooth 4.0をサポートするのだが、BLE Checkerというアプリによると、Bluetooth Low Energy (BLE)には対応していない。これが原因なのだろうか。そうだとはっきり分かる記載はないのだが、HRM-2830が対象としている機種がiPhone 4S以降だというのも、BLEを要求するためと想像される。

[後日談]Kyto社のHRM-2830 BLE心拍計がGalaxy S5から使えた

さて、父のGalaxy Note 3はAndroidのバージョンは4.3であり、BLE Checkerアプリの結果からもBLEに対応しているはずなのだが、探索させても見つけられない。ルートを取ったため、ファームウェアのアップグレードをしていないのだが(手間がかかるため)、そのせいだろうか?一般的にAndroidのBLE対応はバージョン4.3かららしく、iPhoneのように当たり前のようにBLEがサポートされる状況にはまだなっていない。自分に限るなら、GN3がダメなのなら新規に比較的最近の端末を入手しない限りBLE機器は使えない。古いXperiaが2機種ありどちらもカスタムROMを入れているが、Androidバージョンが4.3未満である上、そもそもハードウェアがサポートしていない。

そうするとBLE以外の通信手段を利用する機器を探さなければならない。もちろんBLEでないBluetooth対応の心拍計もある。ところが、これがBLEではないから電池のもちが格段に悪い上に(BLEならボタン電池で1年間以上持つところ、そうでないなら20時間毎に充電が必要、といった具合)、ずっと高い。製品としてはこちらのほうが先行しており、しかもこれからこういった製品はBLE一辺倒になることが期待されるから、もう叩き売りされていてもいいようなものだが、残念ながらそういう気配は見られない。

そこでふと、こういうヘルス関係の機器ではANT/ANT+という通信規格がよく使われていたことを思い出した(WikipediaのANT+のエントリ, 2011年初頭の解説記事「ANT/ANT+ とは」)。BLEに比べると古い規格であり、スマホではサポートされていないだろうと思いつつも、念のためサポートしているデバイスのリストを見てみると、驚くことに、Xperia X10 Mini, Xperia Arc (Acroのベース)、さらには最近のGalaxy Note 3も含まれている。BLEに押されてて後は消えていくだけだろうと思っていた自分には意外だった。確かに父のGN3にインストールされているアプリの中には、ANT Radio ServiceというアプリとANT+ Pluginsというのがある。iPhoneでも3GSから4Sまではサポートしてても(ただし別途アダプタが必要な模様)、その後のモデルでは落とされているところを見ると、Appleはもうサポートする気はないのだろう。一方、ソニー、サムソンはまだ積極的にサポートするつもりがあるように読める(ソニーが公表している対応機種のリストサムソンは2013年後半になってANT+サポートに積極的になった模様)。なんにしろ、自分のX10 MiniやAcroにはカスタムROMを入れてしまっているので、それでサポートがされているかはわからないが、少なくともハードウェア的にはサポートされているということのようだ。

ここからが自信がないのだが、”ANT+ 101: ANT+ in Phones and Tablets“を読むと、ハードウェアサポートのあるAndroid端末では、(もし最初から入ってなければ)ANT Radio ServiceANT+ Pluginsの2つのアプリをインストールすることでANT+機器との接続が可能になるように思われる(それを含めて関係があるかも知れないアプリ)。

調べてみると、ANT+対応の心拍計はBLE対応のそれよりも若干高い程度。自分のXperia 2モデルで使えないのなら、最悪GN3で使えるから、と自分に言い聞かせて、2.4G ANT+ Wireless Heart Rate Monitor Sensor Chest Belt Strap Garmin Wahoo Polar を$27.70で購入。

さ~て、うまくいくだろうか。続く

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Android端末と連動する心拍計」への6件のフィードバック

  1. ピンバック: Sony Ericsson Xperia X10 Mini (E10i/Robyn)にMini CM 7.2.2を導入 | あくまで暫定措置としてのブログ
  2. ピンバック: ANT+準拠の無線心拍計が届いた | あくまで暫定措置としてのブログ
  3. ピンバック: EndomondoアプリとANT+心拍計を連携させる | あくまで暫定措置としてのブログ
  4. ピンバック: ANT+準拠の無線心拍計と連携させるAndroidアプリ | あくまで暫定措置としてのブログ
  5. ピンバック: MNPでAu版Galaxy S5 SCL23を2台入手 | あくまで暫定措置としてのブログ
  6. ピンバック: チェストベルトタイプの無線心拍計が安定して動作しないことに対する対策 | あくまで暫定措置としてのブログ

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