TP-Link TL-WR703Nで走るOpenWrtのアップグレード

TP-Link TL-WR703NにはOpenWrtをインストールしていたのだが、そのときはベータ版だったAttitude Adjustment 12.09の正式版が公開されていたので、これに今回アップグレードさせた。

アップグレードそのものはWikiで紹介されているsquashfs-sysupgrade.binをLuCi Web UIでアップロードするだけ。ただ、設定を維持する、としていても、それでも自分がインストールしていたopkgパッケージは再インストールしなくてはならないのは要注意。

ベータ版で特に不具合はなかったのに最新版にしたのは理由があった。今まで唯一のUSB端子にUSBメモリスティックを挿していただけだったのだが、将来的に他のUSBデバイスも使えるよう、USBハブ(USB2-HUB4X)を間にかます必要があった。そのときにはどうせ設定変更が必要であろうから、それなら一気に合わせて済ませたかった。

そのUSBメモリスティックは少ない本体メモリを補うために使用していた。そのときは時間がなかったこともあり、何も考えず“How to increase storage on TP-Link WR703N with ExtRoot“をなぞっただけだったが、OpenWrtのアップグレードをし、USBハブを挟んだ上で同様にしようとしてもうまくいかない。後になって考えてみれば、USBメモリの内容は新しいファームウェアのもので置き換えられなければならないのに、全くそういうことをやっていなかったのだから、思うような結果にならず、/tmp/whole_root-disabledにマウントされるだけになっていたのはむしろ当たり前だがすぐは気が付かなかった(どうもチェックサムで整合性をチェックしている模様。芸が細かい)。

今回は“Rootfs on External Storage (extroot)“や”ExtRoot: How it works“を読んだ。外付けストレージをrootfsとして使用するExtRootにはpivot overlayとpivot rootの2方式があり、以前なぞった紹介記事ではpivot rootに則っていた。しかし、“Rootfs on External Storage (extroot)“はpivot overlay方式を勧めているのと、それだとLuCi Web UI上で簡単に設定できるようなので(USBメモリスティックが正しく準備できていれば。その上でLuCi ではSystem->Mount Points->Mount Pointsで設定できる)そちらに鞍替えすることにした。/overylayの説明は”The OpenWrt Flash Layout – OpenWrt Wiki“に。

自分が書いた簡単なスクリプトファイルなど保存が必要なファイルのバックアップを取ってからUSBメモリスティックをExt4で再フォーマットした上で、本体から必要なファイルのコピーを行い、あらかじめ保存しておいた自作ファイルも戻した。後はLuCiで上述の箇所での設定をし、リブートするだけ。

結果としてはハブを介して、別のUSBデバイスを接続しても、USBメモリスティックは同じデバイスとして認識されたので、実はアップグレードしなければ設定の変更は必要なかったようだが、まぁアップグレードはやって悪いことじゃないし、と割り切ろう。自分の理解が正しければpivot overlayの方がpivot rootに比較してメモリ消費が節約されるはずだし。

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TP-Link TL-WR703Nで走るOpenWrtのアップグレード」への3件のフィードバック

  1. ピンバック: Huawei E169 USB 3GドングルをTP-Link TL-WR703N上のOpenWrtで使えるようにする | あくまで暫定措置としてのブログ
  2. ピンバック: OpenWrt Barrier Breaker RC3をインストール | あくまで暫定措置としてのブログ
  3. ピンバック: OpenWrt搭載デバイスに外部USBメモリで記憶容量を増やす | あくまで暫定措置としてのブログ

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