新設予定の屋外用IP監視カメラに対する要件

この一帯一気に造成されて一気に一戸建てが建てられてもう40数年。隣家が売却できるようになるために、お隣さんとこちらとどちらも存在していることすら知らなかった境界問題を解消するため、我が家で複数種類の工事をしなくてはならないようだ。その工事の監督と、その後の防犯を兼ねて、屋外にIPカメラを設置しようかと考えている。工事の一つは自分の家の敷地内に電力線引き込みのための電柱を建てることなんだが、それが建物に近いためそれ伝いで2階から泥棒に入られる危険性が増すとも聞いたので。

今までいわゆるIPカメラは3台購入し、2台は常時稼働させている。なのである程度経験は既にあるのだが、今回大きく違うのは設置場所が屋外であること。屋外使用を前提に防水などに配慮して作られた製品を選ぶ必要があるだけでなく、設置、配線も屋外仕様で行う必要がある。

配線を簡略化するためにPoEをサポートしていることを要件としたい。スプリッターとインジェクターがペアになったものが数米ドルで手に入るようだから、費用的には大きな負担にならない。電力供給をするための配線がいずれにしろ必要になることを考えるとwifiのサポートを要件とすべきかは悩ましい(特にPoEを前提にするのなら、LANに繋がっているかはさておきUTPケーブルは敷くことになるので)。それでも、有線でLAN接続することは、単に電源供給することよりも一般的にはるかに面倒であることを考えると、やはりwifiもサポートされていることが極めて望ましい。

それ以外の要件としてはマイク内蔵であること。内蔵マイクの性能次第ではあるが、外付けマイクには対応していなくても問題ないだろう。スピーカーは必ずしも必要ではなかろう。実際使うかどうかはわからないが、I/O端子も用意されているのが望ましい。今までの経験上、当初そのつもりはなくても後で使うことになったことがあるので。また今回は特に防犯が目的であるので、カメラ本体機能の画像による動体検知だけでなく、外付けPIRセンサーも併用するとより正確に検知できるできるかもしれない。

あとPT (Pan-Tilt)機能もあることを要件にしよう。監視したいエリアは固定カメラ1台ではカバーしきれない。固定カメラ2台という手も考えらるし、PTカメラは固定カメラの大雑把に2倍ほどの価格なので初期投資だけを見ると実は見合ってしまう。可動部分がない分その方が故障しにくいとも言えよう。だが、ここは設置の手間を省くという近視的見地から1台のPTカメラにしよう。後で後悔するかもしれないが。

The Open Network Video Interface Forum (ONVIF) の標準に対する準拠についてはどうだろう(IPカメラならSプロファイルが該当するのだろう)。準拠していればそれに越したことはないが、既に準拠してない2機種を運用していることもあり、それにこだわる意味はなさそうだ。

さて、具体的に機種を選定する前に設置の方法を考えなければならない。

屋内用IPカメラではLANポートが機器本体に直接組み込まれていることが多いと思うが、屋外用IPカメラでは尻尾のようなケーブルの先にあることが多い。これは防水をしなくてはならないということからは当然であるが、屋内から引っ張ったUTPケーブルをここに差し込んだ場合、そこが屋外に露出していればその接続部分の防水もしなくてはならない。

自己融着性テープというのがあって、これでグルグル巻きにする、というのが一つの簡便な方法のようだ。Amazon.co.jpでもびっくりするような値段でなく手に入りそうだ。

もう一つ考えられる手は、接続部分はボックス(英語では”gang box“というようだ)の中に来るようにしてそこの部分での露出を避ける方法。こうすると接続部分の防水は心配しなくてよいが、そのボックスにUTPケーブルが入っていく部分の防水対策が必要になる。これには、ハギテックのLANケーブル用スーパーグランドが利用できるんじゃないかと思う。確信はないが…。

最後に屋外使用用UTPケーブル。ヘビーデューティーなものでなく、比較的安価なものというと、エレコムの屋外対応型 CAT5e LANケーブル LD-VAPFR/BKシリーズか。10m ブラック LD-VAPFR/BK10が3,000円弱。屋内用に比べると値が張るがこれはいたし方ないだろう。はっきり記載がないがPoEに対応できるのかが不安

次の記事では機種選定をしたい


自分用メモ:新しく建てる電柱に取り付けるという手もあるな。

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新設予定の屋外用IP監視カメラに対する要件」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: 新設予定の屋外用IP監視カメラの機種選定 | あくまで暫定措置としてのブログ
  2. ピンバック: Power over Ethernet (PoE)に関する大いなる誤解 | あくまで暫定措置としてのブログ

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