プラネックス製ちびファイMZK-RP150Nのファーム置き換えたが多分それは失敗

プラネックス製ちびファイMZK-RP150Nをブリッジモードで設置。グレーのUTPケーブルは2階のルータに繋がっており、茶のUTPケーブルは玄関のIPカメラに繋がっている。

プラネックス製ちびファイMZK-RP150Nをブリッジモードで設置。グレーのUTPケーブルは2階のルータに繋がっており、茶のUTPケーブルは玄関のIPカメラに繋がっている。

うちは鉄筋コンクリート造りなため結果としてwifi電波の通りが悪い。そのため玄関に設置したIPカメラが安定してwifi接続しないし、自分が常に持ち歩いているスマホも、玄関、トイレ、洗面所(兼脱衣所)、浴室といった同じ廊下に面した部屋でwifi接続が不安定だった。

いろいろ工夫してはみたが、結局wifiのみでの解決は諦め、プラネックス製ちびファイMZK-RP150Nを設置することにした。ちびファイMZK-RP150N(”Planex MZK-RP150N – WikiDevi“)にはLANポートとWANポートの二つのRJ-45ポートがあるので、ブリッジモード(「APモード」)でIPカメラは有線で繋ぐことで安定したLANへの接続を実現した。

で、これで万事解決、と思ってたのだが、どうも変な現象が。SSIDは出ているのにいざ接続してもそこから先に行けない。有線については影響がないようであったのがまだ救いだったが。今まで、自分の思い過ごし?と思っていたが、ふと調べてみると同様の問題を訴えている人がいる(一例)ことを知った。

対策としてまず考えるのがファームウェアのバージョンアップ。MZK-RP150Nの管理用Web UI画面に表示されるファームウェアのバージョンは”MZK-RP150N_v1.03″。が、プラネックス公式のMZK-RP150Nに関するダウンロードページには製品に元々インストールされているものより新しいファームウェアはないと記載されている。

ちょっと調べてみると、”Qaplaの覚書・メモ・備忘録・独言 小型Wifi MZK-RP150N が安定した。“、”プラネックスMZK-RP150Nに BR-6258nファームウェア 乗せかえ ( その他インターネット ) – 忘備録 – Yahoo!ブログ“などによると、MZK-RP150NはEdimax社BR-6258nのOEMらしく(“Edimax BR-6258n – WikiDevi“によればチップセットはRTL8196C)、そのファームウェアが流用できるとのこと。ファームウェアやマニュアルはEDIMAX Technology – Official Website – Downloadからダウンロードできる。現時点でのファームウェアの最新バージョンは2014-01-17付のv1.18。

プラネックスのオリジナルファームウェアは公開されていないので、一旦BR-6258nのファームウェアに変更すると後戻りはできない。が、発売以来一切ファームウェアのアップデートのないプラネックスのオリジナルファームウェアより、少なくとも1年前まで更新が続けられてたBR-6258nのそれの方がよいだろう、と単純に考えて置き換えた。

…が、それはよい判断ではなかったかもしれない。プラネックスは独自にかなり手を入れていたようで、wifiの安定さに問題はあっても、それ以外の使い勝手面ではより優れていたかもしれない。

プラネックスファームでは動作モードを「APモード」と選択するだけで実現できることが、BR-6258nでは”How to convert a wireless router to be a wireless access point“に記載があるそこそこの手順を踏まなくともいけない。 疑問点・問題点が2点:

  • MZK-RP150NにはLANポートとWANポート(「Internetポート」)の二つのRJ-45ポートがあるのだが、上記の手引書によると、上流からのUTPケーブルはLANポートにつなぎ、WANポートはあけておくようにという指示がある。
  • DHCPを切るのはわかるとして、static routingを有効化することでNATが無効化されるような記述がある。

要は、ブリッジモードを持たないルータをそれでもブリッジとして流用するやり方と同じ。ただ、それならNATを無効にする必要はないはず(それにstatic routingを有効にすればNATが無効化されるとはちょっと思えないのだがここらへんは詳しくない)。このやり方ではWANポートを使用しないのでNATが有効であっても関係ない。「ブリッジモードを持たないルータをそれでもブリッジとして流用する」ときにはNAT切りはできないがそれでも実際問題なくブリッジとして動作する。

MZK-RP150Nのオリジナルファームウェアでは上流からのUTPケーブルはWANポートに繋ぎ、LANポートを使って有線でPCなどを繋ぐことができた。BR-6258nのファームウェアでは、上記点順を踏むことでAPにはなるが、有線でも繋ぐことはできない。これは自分の目的からは困る。なぜならオリジナルファームウェアで、LANポートを使って有線でIPカメラを繋いでいたからだ。

この点については、”リリーナイン – MZK-RP150Nのファームウェア入れ替え“にあるコンバーター・モードで使用する際についての記述、「元のプラネックスのファームではコンバーターとして2ポート使えたのに1ポートしか使えてない。」とも符合する。つまり、プラネックスのファームウェアではAPモードないしコンバーターモードでは、WANポートとされているRJ-45ポートも内部的にLANポートに切り替えるようになっていたのであろう。(余談:とりあえず自分にそういう予定はないが、”Hands On: Edimax BR-6258n 150Mbps Wireless Broadband Nano Router – Page 3 of 5 – We Got Served“にイーサーネット・コンバーターとして使用する際の設定方法が記載されている。)

Edimax BR-6258nファームウェアでのスタティック・ルーティング設定画面

Edimax BR-6258nファームウェアでのスタティック・ルーティング設定画面

では、なんとかWANポートをLANポートとして動作するようにできないだろうか?スタティック・ルーティングはWeb UIを通じてできる(インターフェースとしてLANとWANが選べる)。しかし、これは要は内部的にはipコマンド、ないしそれに相当する/etc/network/interfacesファイルで設定できることであって、iptablesコマンドが使えないとNATは外せないのではないか?だとすると、Web UIでしか操作できない以上、それは実現できない。

ちなみに、”EdiMax BR-6258n – TechInfoDepot“を見ると、OpenWrtやDD-WRTのようなカスタムファームウェアでは現在この機種には対応していない模様。ただ、”Realtek SoC support in OpenWrt (Page 7) — Hardware Hacking — OpenWrt“を見ると、もう一息でOpenWrtでサポートされるようになる可能性はある。いつかそれが実現されるのを待つかぁ。

追記:

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プラネックス製ちびファイMZK-RP150Nのファーム置き換えたが多分それは失敗」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: Nexx WT3020 | あくまで暫定措置としてのブログ

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