かけ放題+データ定額回線に無料で留守電機能を付加する

別に目新しいことでもなんでもないが、人のために自分で書かなければならなかったので、ついでにこちらにも写しておく。

最近携帯電話会社は、基本、通話定額プラン(以下、「かけ放題」)を使用者に利用させようとしている。と同時に、無料であることもあったようである留守番電話サービスが有料化されている。特にスマホを利用しているなどして、定額のデータ通信契約を結んでいる場合、キャリアが提供する有料の留守番電話サービスの代わりに、無料で留守電機能を付加することができる。この記事ではその方法を述べる。

それにはFusion IP-Phone Smartを利用する。これはいわゆるIP電話サービスだが、初期費用、基本料とも無料である上、追加費用なしでその留守番電話サービスを利用できることがポイント。キャリア回線の方では、かかってきた通話に応答できないときにはFusion IP-Phone Smartに転送するようにしておく。転送サービスは無料。転送のための通話料は利用者負担であるが、かけ放題回線であれば新たな費用は発生しない。Fusionからの着信、あるいは留守電の通知はメールで行われるが、これも定額のデータ通信契約を結んでいればメールの受信に追加の費用は発生しない。なので全体として完全に無料で実現できる。

手順は以下の通り。キャリアとしてはドコモを仮定するが、他のキャリアでも同様と思われる。

  1. Fusion IP-Phone Smartにサインアップし、新たに050で始まるIP電話番号を取得する(無料)。このとき合わせて4.をやってもよい。
  2. 自分のドコモ回線で転送機能が使えるようにする(無料)。My Docomoでオンラインで手続きは完了する。
  3. 転送機能を使えるようになったからといって実際転送されるようにはなっていない。そうなるように、「転送電話サービス」のマニュアルを読み、転送先として上記050番号を登録し、加えて、転送電話サービスを開始する。後者を忘れがちなので要注意。その他、 応答しなかったときに転送が起こるまでの時間なども、デフォルトの7秒(かけた側は呼び出し音が2回聞こえる程度で非常に短く感じる)よりずっと長くした方がいいだろう。
  4. Fusion IP-Phone Smartのアカウントページで「各種設定」→「着信転送/留守番電話設定」と手繰り、留守番電話設定を行う。この050番号を留守電サービスのためだけに使うのであれば、即時応答、とし、「着信メール通知 + 録音データファイルの添付」を選び、かつ「メール送信後に録音データ削除」も選ぶことがお勧め。後者を選んでいないと、10本録音が溜まったところでそれ以上録音されなくなる。
  5. (オプション)ドコモ回線の転送機能の変更は、何も問題なければ自分の端末から上記の方法でできるが、万が一それができなくなったような場合(例えば、端末が故障したりしたような場合やSIMカードをモデムに移してしまっているような場合)には他の端末から遠隔操作することもできる。ただ、それができるためには事前にその遠隔操作機能を 活かしておかなければならない。自分自身これをしていなかったばっかりに苦労した経験があるので、これを予めやっておくことを強くお勧め。遠隔操作のマニュアルの最初のページの「他の電話機からの遠隔操作」の「ダイヤルボタン操作」の指示に従う。

これらが完了したら、必ずテストをすること。他の端末から自分の番号にかけて見てどういう挙動をするのか確認すべきだが、それができない場合は最低限、自分の端末から自分の番号に電話してみること。そうすると「通話中」扱いとなりFusionの番号に転送され、その留守電 サービスに繋がる。どういう応答メッセージが流れて、かけた人(この場合はあなた)が残す留守録メッセージがどういう形であなたに送られてくるか がわかるはず。

ただし、電話がかかってきたとき、転送が起こるまでどれくらいの時間が実際あるかはやってみないとわからない。上にも書いたように、ドコモのデフォルトの7秒では、かけた側では呼び出し音が2回聞こえたぐらいですぐ転送されてしまうので、それでは電話に出られるときでも実際に出るのは難しいだろう。自分でやったテストでは、26秒に設定すると、8-9回呼び出し音がなったところで転送が起こる。

なお、完全に無料であるためにはかけ放題+データ定額が要件になるが、仮にそうでなくても留守電メッセージがファイルで保存されるというのはそれはそれで便利なので、そういう要件を満たさない場合にも有用な方法かもしれない。

以上ドコモを仮定したが、ソフトバンクであれば、転送設定を”[転送電話]設定方法を教えてください。 | モバイル(FAQ) | サポート | ソフトバンク“に従ってやるだけで他はそのまま適用できる。

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