みまもりが主目的の体重計

スマート体組成計 301SI(画像はソフトバンクのサイトより)

スマート体組成計 301SI(画像はソフトバンクのサイトより)

ソフトバンクの「スマート体組成計 301SI」製造元のセイコーソリューションズの用意しているこの製品のウェブページ)の2年縛りが今年後半に終了する。現在は割引が適用されていて、基本使用料は無料(ユニバーサル使用料2円/月はかかってるかも)でSMS通信費がそれに追加でかかっている。しかし、2年縛り終了後は基本料金として590円/月かかる

自分は実は確か事務手数料無料、本体代金無料の条件で3台分契約した。そのうち1台は自分で利用していて自分の体重等の管理に有効利用している。残りの2台のうち1台は知り合いのお母様のところで使われている。そこでは普通に体組成測定の役目だけではなく、みまもりの役目も果たしている。というより、そちらの方が主目的だといっていいだろう。301SIでは、それで測定するたび、その結果の一部を自動でSMSで指定携帯番号に送るように設定できる。それを利用して、お母様が体組成計を利用するたび、お母様ご本人ではなく、知り合いである娘にSMSを送るようにしているのだ。これで娘はお母様が、少なくとも体組成計をご利用できるほどお元気であることがわかる。

当然自分用のは更新月に解約する予定だが、この知り合いのお母様については、既にご高齢であることもあり、みまもり機能は捨てがたいようだ。どうするかを考えなければならない。

まず、普通に契約を更新してしまうと、次の2年間のみで以下の費用がかかってしまう(消費税が今の8%のままだと仮定して)。

590 x 1.08 x 24 = 15292.8

つまり1万5千円を超えてしまう。これはさすがにバカにならない額だ。この額で終わるわけではなく、契約を続ける限り維持費が累積していくことを考えるとなおのことだ。

ドコモ3G(FOMA)SIMカードを挿して起動するとまずこの画面が点滅

ドコモ3G(FOMA)SIMカードを挿して起動するとまずこの画面が点滅

続いて「エラー」が点灯したこの画面に

続いて「エラー」が点灯したこの画面に

最初に考えた代案は、維持費の安い他の音声回線で代用すること。3G通信の互換性からソフトバンクのもの、あるいはドコモのものが候補になる。301SIは測定データを自動的にソフトバンクのデータ回線を利用して、ソフトバンクのヘルスケアサービス SoftBank HealthCare(ソフトバンク ヘルスケア)に自動的にアップロードしてくれる。この機能はドコモのものであれば当然利用できないだろうし、ソフトバンクのものでも301SI専用のSIMカードでなければ利用できるか非常に怪しい。というかまず無理だろう。しかし、ここではSMS送信機能が使えることが重要なので、そこはどうでもよい。

むしろ、301SにはSIMロックがかかっているという噂の方が問題。維持費月2円のドコモ3G回線を2本持っているのでそれが使えれば…と都合のいいことを考えたが、ダメ元でSIMカードの挿し替えを試してみると案の定写真のようにエラー表示が出る。単なる噂ではなく事実だと考えてよさそうだ。

この方向でもさらに検討を進めてみるつもりだがそれは別稿に譲るとして、さしあたり他の体重計/体組成計に置き換える場合を以下では考えてみる。

体組成計も、家電全般の例に漏れず、「スマート化」が進行している。通信に携帯事業者によるデータ通信を利用するものはそれこそ301SIぐらいで極めて例外的。NFCやBluetoothを利用したスマホ連携機能を持つものがあるが、達成したい目的にはそぐわない。単に体組成計に乗るだけで通知が行われることが重要なのであり、スマホを持ち出して通信させる、などという余計なステップが入ったのでは目的が損なわれてしまう。そもそもお母さんはスマホをお使いになってない。

そうすると同じ無線通信でも、wifi機能があるものである必要があるが、ざっくりアマゾンで調べてみると要件を満たすものは1万円台中頃以上のお値段(この検索結果に現れるそれより安いものはwifi機能がない)。なぜかタニタの製品がリストされないが、”TANITA WiFi対応の体組成計 BC-508を買ってみた – MuraSato’s blog“で扱われている体組成計 BC-508(ホワイト)も存在する。ちなみに、全般的に、意図的なのか偶然なのかまではわからないが、ちょうど301SI契約を2年間維持したのと同じ程度の価格帯。

日本ではオムロンはこの手のヘルスケア製品で有名だが、その体重体組成計 HBF-253W カラダスキャンはwifi機能であるものの「在庫限り」ということで、どうも最近はwifiではなくNFCやBluetoothによる通信の方に重きをおいている模様。

さて、この手の製品はwifi機能があるのでデータを自動でどこかにアップロードする機能があるのだが、新たなデータのアップロードがあったときにそれをメールなり何なり通知してくれる機能がなければ意味がない。これについてはきちんと調べてないが、例えばHBF-253Wのマニュアルを見てもそういう機能はなさそうだ。そもそも体組成計をみまもり目的に使うという使い方のほうが普通でないので、しかたがないことなのかもしれない。自分でモニターするプログラムを書くことも考えられるが手間だ。ひょっとすると対応スマホアプリで通知してくれるかもしれないが、通知が充分迅速に行われるか保証はない。

その中でもユニークだったのがCovia ネットワーク対応 超薄型多機能体重計 WBS01。これは特定結果をTwitterに自動投稿してくれるのがウリで、それなら目的は達成されるが、レビューを読むと現在それは機能しなくなってるという。おそらくはTwitter側の仕様変更によるものだろう。

どうせ自分でいくらかでもプログラムを書くのであれば、SDカードにデータを書き込む形式の体組成計を利用する方法がある。例えばTANITA 【SDカード搭載】 & 【乗った人をピタリと当てる「乗るピタ機能」搭載】 体組成計 インナースキャン グリーン BC-569-GRで5,600円。もちろん普通のSDカードを使っては意味がなく、例えば東芝のwifi機能付きSDカードFlashAirと併用する。というのは、FlashAirに限らずwifi機能付きSDカードは同一製品のOEM製品であるようで(参考:”Flucard | OSAKANA TAROのメモ帳“)、これら製品はハックすることが可能であることが知られている。特にFlashAirについては”FlashAir Developers“というウェブサイトまで用意されていて、公式にそういったハッキングが推奨されている。

FlashAir製品はいろいろあるが、最新のW-03でも容量8GBのものが1,490円で出ている。自分でプログラムを書く手間をいとわないのであれば、体組成計と合わせて8,000円強。壊れない限りこれがずっと使えることを考えると悪くない出費ではなかろうか。

このようなFlashAirの使用方法を実現するにはLuaが利用できるFlashAir用独自機能にはMailSend関数も用意されているし、SDカードへのファイル書き込み時にLuaスクリプトを実行させる方法も用意されているので、もし体組成計が使われたときのみSDカードへの書き込みが起こるのであれば、そのことだけをメールで通知するようにするのは簡単そうだ。書き込まれたデータの読み出し(体重などの測定結果)が簡単かどうかはわからないがそれもさほど大変ではなかろう。

超ショックな追記:やすひでぶろぐ : TANITA BC-569でWi-Fi SDカードが使えない“によれば、

SDカードには書込時のみ給電されるとのこと。
体組成計の電源がオンでも、SDカードには常時給電はされていないそうな。

だそうだ。ブリリアントなアイディアだと思ったのに…ダメかぁ!

FlashAirをスマホに搭載してみた。w: じむの(とりあえず)やってみたの巻“のようにFlashAirのために外部電源を用意した強者もおられる。SD to SD card extension cable PVC material for car GPS and car DVR support 32GBなんかを利用すればいくらかは楽かもしれないが、流石にそれまでやる気合はないなあ。

広告

みまもりが主目的の体重計」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: Google Fitと同期する体重等の履歴を記録するAndroidアプリ | あくまで暫定措置としてのブログ

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中