ラベルプリンタの選定その2~結局テプラに

ラベルプリンタの選定“の続き。というか後日談。

先に公開した”テプラPROテープカートリッジ“で既に書いてしまってるが、ブラザーのピータッチQL-720NWを選定し実際購入したが、気が変わってキングジムの「テプラ」PROシリーズのSR5900Pも購入した。その決断に至った経過を記したい。

QL-720NWが米国よりあっという間に届いて、ちょっと使ってみてすぐ以下のことを理解した。

  • 付属の29mm x 90mmのカットラベルで宛名印刷してみると、十分なサイズだった。36mmでも不十分、と思い込んでいた自分にはこれは相当に意外だった。24mmでも、さすがに十分とはいえないにしろ、それでも絶対にダメというほどではない、ということがわかった。
  • QL-720NWは29mm幅と62mm幅の2種類の幅のテープにしか対応していない。これをしっかり意識してなかった。通常は62mm幅テープをセットしておいて、それに幅方向に印字しようと思っていた(結果得られるラベルは常に横62mmで最小高さが12mm)が、このやり方だと62mmが今ひとつ横幅として不十分な感じがした。

慎重に選んだつもりだったが、しくじったか…。これに替わるとすると、キングジムの「テプラ」PROシリーズのSR5900Pになろう。”テプラPROテープカートリッジ“にも書いたとおり、テープ幅は4~36mmに対応している。幅だけではなく種類も実に豊富で、さすがラベルプリンタの定番ブランドの面目躍如。ただ、SR5900Pを購入したらQL-720NWはどうしよう…。

米アマゾンから購入したものだったのだが、返品に関しては米国は日本より非常に寛容であることは在米生活を通じて知っており、返品を受け付けてくれることは心配しなかったが、なにせ輸送費がかかる。当然それはこちらの負担だと考えながらも、何か輸送手段に制限があるかもしれないので、そういったことについて問い合わせてみると、なんと以下のような返事が。つまり、返送料も向こうがもってくれるとのこと。これには驚いた。

Please send the item back to us at the address below via an economical air mail method to the given address below, We would like to reimburse you for the return shipping costs. Unfortunately, we weren’t able to determine this expense. Please write back and let us know what you’ll pay for return shipping so we may credit you the correct amount.

購入時の輸送費は1,803円だったが、浅学にしてそのような安価な方法は私が知る限り日本にはない。EMSを利用して5,900円かかったのだが、そのことを連絡するなりその額が返金された。その迅速さも驚き。ちなみに、本体はまだあちらに届いてないのでその分の返金はまだ。

さて、SR5900Pの最安値は19,300円だったが、19,800円と500円高かったがアマゾンにて購入。万が一また返品とかいうことになった場合の面倒さを避けるため。安いセラーは返品期間が7日と短いのに対し、アマゾンは米Amazonと同様30日間と長い。”テプラPROテープカートリッジ“に書いた通りテプラPROシリーズはEpsonのOEMであるため、一部モデルはLabelWorksブランドで販売されているが残念ながらSR5900Pはそれに含まれてない。「テプラ」PRO SR5500PだったならLW-600Pとして$110 USD程度で売られてるが、アマゾンでも11K円程度なので特に安く手に入れられるわけでもない。

製品到着後、”テプラPROテープカートリッジ“に書いたように互換テープカートリッジを購入して使ってみているが今のところ満足している。Wifi運用なんだが、ルーターのWPS機能による自動wifi credentialsの設定がなぜか何度やってもうまく行かず、一旦USB接続することでその設定を行った。ちなみに、ブラザーのピータッチQL-720NWのときと同じもそうだった。

SR5900Pはラベルテープ幅36mmまでしかサポートしていないが、PC用アプリケーションソフト「PCラベルソフト SPC10」では貼り合わせ印刷をサポートしているので、テープ幅の問題は特に幅の大きなラベルをプリントする必要が頻繁に起こらないのであれば、これでまかなうことができるはず。

テープカートリッジの選択肢が多種だとしても、いちいちカートリッジを交換するのは煩わしい。特に、私の仕事場が2階で、SR5900Pの設置場所が1階であるならば(←ちゃんとした理由がある)、なおのことだ。なので、自分としては基本18mm幅の白地に黒文字印刷のテープカートリッジをプリンタにセットしておき、それでこなせる限りこなす。それ以外の種類のカートリッジが必要になったときはそれに交換する、というやり方をしていくつもり。

iOS/Androidモバイル端末用アプリTEPRA LINKでは端末の住所録から宛名ラベルがパッと印刷できるのが何気に便利。Androidであれば、ふだんからGoogle Contactsで住所録管理をしていればそれがそのまま利用できる。日本の住所の場合は問題ないのだが、英文の場合はきれいにフォーマットされない。これは、Google Contactsでは住所はフリーフォーマットなのに対し、それをAndroid側ではロケールに応じて複数フィールドに分解しているのがおおもとの原因だと思われる。

結局返品してしまったが、ピータッチQL-720NWならではのSR5900Pにない利点とは何だろう。

逃がした魚は大きく感じられるものだが、これぐらいならSR5900Pの利点の方が上回ると結論付けてよいのではないか。あくまで、自分のニーズの観点からは、という話だが。

ところで、”ネームランドはここがすごい! | CASIO“に説明があるように、ネームランド機ではファイルの背表紙に使う縦書きラベルと、表紙に使う横書きラベルとの双方を一気に作成できる。キングジムのラベル作成ソフトSPC10 Ver1.70ではそのままの機能はなさそうだが、テンプレート機能を利用し流し込み印刷のようにすれば実現できるんではないか。

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ラベルプリンタの選定その2~結局テプラに」への4件のフィードバック

  1. ピンバック: ラベルプリンタの選定 | あくまで暫定措置としてのブログ
  2. ピンバック: テプラPROテープカートリッジ | あくまで暫定措置としてのブログ
  3. ピンバック: P TouchラベルプリンタSR5900Pのハーフカットに関するデフォルト設定を変える | あくまで暫定措置としてのブログ
  4. ピンバック: OpenWrt搭載デバイスに外部USBメモリで記憶容量を増やす | あくまで暫定措置としてのブログ

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