ソフトバンクへののりかえの収支計算

メイン回線と他の1回線(以下「サブ回線」)をソフトバンクのガラケーのりかえ割を利用してのりかえした。本稿ではそれの収支計算してみたい。

メイン回線については、収支に関わらず、たとえ1回5分まで、10分まで、という制限がつくものであっても、かけ放題回線にする必要があると考えていた。高額な通話料にひるんで電話をかけることに消極的になるのは結果的に非生産的だと思われたから。もちろん時間制限のない形のかけ放題が理想的で、なのでそれの比較的安価な実現手段としてガラケーのりかえ割を検討したわけだが、10分まで、という制限なら大半の場合用が足りるのではないかと考えてワイモバイルも検討した

通話料を抑えるのに第3者課金サービスやIP電話を利用することが考えられるが、伝わって欲しい発信者番号が伝わらない、ということが結構問題になることものりかえの動機となった。予め「私に電話をかけるときはこの番号にかけてくださいね」と言われていても、直近にかかってきた電話の発信者番号にそのまま発信する人が多い。SMSについてもそうだ。

メイン回線はAuの3G回線だった。オプションを落としまくるとプランEシンプルで月2円運用でき(今はユニーバサル料が上がったため3円)、契約当初はそうしていた。しかしやはりメイン回線だけあってそこそこ通話に使う。そうすると通話料がかかってくるので、翌月か翌々月に基本料金プランをプランSSシンプル(税抜き934円/月)に変更。後になって考えると、プランEシンプルのときはパケット定額オプションがなくても毎月割の適用を受けられた。プランSSシンプルに変更するときには、802円/月の毎月割が外れないよう、372円/月のダブル定額スーパーライトもつけるべきであった。電話で手続きしたがそのときにそのような説明はなかったため、そのような配慮はせず、結果毎月割が外れてしまっていた。そのため支払っていたのは1,011円(税込み)。この毎月割が外れた状態で、もしカケホにするなら2,379円(税込み)。

今までの契約とこれからの契約は、縛り期間が違うため比較するのが難しい。Auで契約期間満了したとしても、その後いずれにせよMNPし、そこで転出費、転入費が発生したと思われるが、ここでは仮にこれらが今MNPした場合だけに発生する支出だと考えた上で、月単位に均した上で比較してみよう。

今MNPすると、端末費9,800円に加え転出費・転入費・2年縛り違約金がかかる。転入先では3年(確認してないが実際は37ヶ月という)縛りのガラケーのりかえ割なので、これらを37ヶ月で均し、さらに159円/月の維持費を加えると以下のようになる(全て税抜き…だと思う)。

(9,800 + 3,000 + 3,000 + 9,500 ) / 37 + 159 = 842.78

毎月割が外れなかったときのプランSSシンプル(504円/月)に比べれば高いが、既に外れてしまって実際に払っていた維持費より安い。それに加えて無料通話分を超えた通話に対する通話料が発生していたわけだから、まずよりお得になったと考えていいだろう。上の数字は、おそらくは加味しなくていい転出費・転入費を加味しているので、実際より高めの数字になっている。端末を売却すればさらに実質の維持費は下がるわけだし。

サブ回線は同じくAuのLTE回線で、934円/月のLTEプランのみ(ユニバーサル料を除く)。税込みで1,011円(ユニバーサル料を含む)。知人の古いAu端末に収まってバックアップ回線と称しているが、事実上寝かせ回線。これが上のプランSSシンプルの場合と維持費は同じなのに対して、MNP後の端末代が2台目については0円なので、LTEプランをそのまま維持するのに比較すると、計算するまでもなくコスト削減になっている。

こちらの回線は寝かしているだけなので、実は休止することでコスト削減することも考えた。Auでもドコモと同様回線休止が可能。だが違うのは、休止期間が2年縛りの一部としてカウントされないこと。もっと恐ろしいのは、休止して再開するとなんと2年縛りがリセットされ、そこから2年間の縛りが始まること。8/30に地元のAuショップで教わった。まだ2年縛り満了まで14ヶ月ほども残っているので、満了後MNPすることを諦めるのであれば、今違約金を払って解約してしまう方が安く上がる。その場合と比較してみよう。

その場合に、今MNPでガラケーのりかえ割を利用とき追加で発生するのは、一時金は転出費・転入費のみで後は月々の維持費。2年縛り違約金はどちらのケースでも発生するので無視。端末代は0円。再び月単位に均して考えると、

(0 + 3,000 + 3,000 ) / 37 + 159 = 321.16

月300円強今までより余分に払って、2本目のかけ放題回線を持つ意味があるか、というと確かに少し微妙。家族がいて使う当てがあるなら万々歳だと思うんだが…。

ワールドモバイルの現在の501SHの買取価格

ワールドモバイルの現在の501SHの買取価格

が、上にあるように、もし端末を売るならば転出費・転入費は相殺されることが期待される。そうすると、月159円今までより余分に出費して2本目のかけ放題回線を持てるという計算になる。有効利用できるかどうかはわからないが、まぁあっても悪くないと思える額ではないだろうか。

さて、メイン回線とサブ回線には、(今回転出する前に)同じときに同様の契約した回線がそれぞれにつき1本ある。メイン回線の片割れはプランEシンプルで月3円で寝かせているので問題ない。問題は、サブ回線の片割れだ。こちらは維持し続けるなら月1,000円ほど、解約するのなら違約金9,500円がかかってしまう。できればこれをMNPして、今はMVNOに頼っているデータ通信を安くまかえればいいんだが…。

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メイン回線他をソフトバンクのガラケーのりかえ割を利用してのりかえ

キタムラのソフトバンクカウンターにて。座布団を敷いてもらって丁重に扱われる501SH。さすが日本。

キタムラのソフトバンクカウンターにて。座布団を敷いてもらって丁重に扱われる501SH。さすが日本。

8月下旬にメイン回線ともう1回線をソフトバンクのガラケーのりかえ割を利用してAuからソフトバンクにのりかえた。

ガラケーのりかえ割は以前から狙ってて、実際今年1月にも”トリプルSIMカードアダプタが思うように動作しない“に書いたように、メイン回線ののりかえを試みた(このときはドコモより)。しかしあろうことか最後の最後に悪名高い総合判定に引っかかって蹴られてしまった。そのときの条件は確か端末代が一括でほぼ1万円(正確には9,800円だったか)、S!ベーシックやパケット定額オプションを外して音声専用で使うのなら、それでも月月割が適用され、月159円運用ができる、というものだったように思う。

このとき端末は複数から選べたが、確か月月割がもっとも大きいとかの理由でシャープのAquosケータイ501SHシャープのページ)を選択した。ガラケーのふりをしたAndroid端末、つまりいわゆるガラホだが、他の端末は普通のガラケーだった。

その月がドコモの更新月であったため、やむをえず代わりにAuに転入。端末はGratina 2で回線は必然的に3G回線。オプションを落としまくると月2円運用できたのだが、やはりメイン回線だけあってそこそこ通話に使う。そうすると通話料がかかってくるので、翌月か翌々月に基本料金プランをプランSSシンプルに変更。実はもう1回線(もともと父のメイン回線だったもの)を同様にAuに移したが、こちらはいまだに月2円運用のまま。

その後に起こった大きなできごとというと、ソフトバンクによるAndroid端末向けの回線へのIMEI制限(参考:”fourgsmartphoneにIMEI規制 その2 [無断転載禁止]©2ch.net“、”SoftBank ガラケーのりかえ割 11 [無断転載禁止]©2ch.net“)。501SHも中身はAndroid端末なので、この制限に思いっきりひっかかる。ひっかかるといえ、元々の501SHにSIMカードを入れたまま使うのであれば何ら問題ない。問題が起こりうるのは他のソフトバンク端末やSIMフリー端末にSIMカードを移して使う場合。一方、仮に移して使っても、問題ががあるのはデータ通信のみで、音声通話(SMSも含み)だけであればSIMフリー端末で支障なく使える、ということもわかった。

通話料に怯えつつ電話するのが嫌だったので、未練たらしく同様なガラケーのりかえ割案件が現れないか定期的に調べていた。7月にはカメラのキタムラで同様の条件の案件があったが、このとき忙しく、利用できなかった。最近では以下のがもっとも近い条件に思われたが、端末代が5,000円アップ、ということで踏み切れなかった。やはり逃した魚はでかい。

そうこうするうち、”SB ガラケー 一括0円、9800円 月々使用料159円奈良南店|カメラのキタムラ奈良・南店の店舗ブログ|デジカメ・写真プリント・スマホの事ならおまかせください!“(ウェブ魚拓)を発見。条件は以下の通り:

MNP 一括9800円
さらに2台同時なら

1台目 一括9,800円
2台目 一括0円

通話し放題が
(他社でも24時間無料)
(ガラケーのりかえ割適用で)
3年間
なななんと
159円

まさに探していたような案件。それどころか、2台目一括0円のオプションがあるだけパワーアップしているといえる。

キタムラの他店舗でも同様な案件があることは期待できたが、一方この奈良の店舗では「3台のみ」としていたし、もう手遅れでは、と思いつつ大阪の店舗にダメ元で電話してみたところ幸いなことに2台確保できた。色は与えられた選択肢が限られていたため、ターコイズとホワイト。本当はネイビーとレッドにしたかったところだが、贅沢は言えない。本当は3回線移したかったが、ソフトバンクでは3回線目から利用者登録が求められるため、家族のいない独り身としては2回線まで。契約に訪れたとき、店員に、あっという間に売り切れたと言われた。自分はラッキーだったようで。

審査でヒヤヒヤしたが、何ごともなかったかのように通った。前回より半年以上経過してたのがよかったのか?いずれにせよ、これで無事3年間かけ放題の回線を2回線も確保。

条件は、501SH 2台に対して下取り1台。カメラや携帯など、壊れていてもいいと言う。どうしようかと思ったが、アメリカから持ち帰ってきていたAmp’d MobileのHollywood E816を出すことにした。もし下取り機がなかったら、と問うと、その場合は1,000円でご用意できます、と。至れり尽くせりやね…。

キタムラでいいと思ったのは余計なオプションなどつけられなかったこと。要求されるだけ2ヶ月とか維持した後外したりするのめんどうでかなわん。

あと、カメラ屋だけあってたくさん写真印刷関係のクーポンをわんさかくれた。自分は利用するあてがないが、贈り物として写真をプリントしたいとか、子供のポートレート撮影なんかしたい人にはそこそこ使いでがあるんじゃないか。そういうニーズの可能性がある人に譲るつもり。有効期限がバラバラなのでそこは要注意か。

極力そういうのは増やさないようにしてきたんだが、自分のセコさに負けてTポイントカードも作った。

S!ベーシックはつけられたが、これは外しても月々割は消滅しない(さんざんそういうことは言われてはいるものの小心者の自分は157で念のためチェック)。この回線では通話とSMSしかしないつもりなので、すぐ外した。My Softbankでできるとカスタマーサービスには言われていたが、実際はMy Softbankではできず、再度カスタマーサービスに電話して手続き。即時発効。日割り計算なのでこれにかかったのは数十円。自分としては残しておいても良かったが、「整合性が取れない」ため、データ定額パックS(4Gケータイ)も外すことになったが、これは月単位の契約なので次のサイクルで外れるとのこと。ソフトバンクから来ていた何かのお知らせのMMSを受信しないままS!ベーシックを解約してしまったのだが、問題なし。ついでにMy Softbankで「世界対応ケータイ」オプションも外した。そんなことはないと思うが、なんかの拍子に誤って海外に発信してしまわぬよう。

自分のメイン端末であるAu版Samsung Galaxy S5 SCL23にSIMカードを挿して使うと全く問題なく音声通信・SMS送受信がができて一安心。これを事前に持てるものだけで可能な限りテストしようとしてFOMA SIMカードを使ったがために思いっきりはまってしまったが、そのときの苦労が嘘のように何の問題もなかった。

501SHは180日経過後My Softbankで無料でSIMロック解除できると言うから是非そうしよう。GSMにも対応しているので、海外でも使えるようになる。

Auで使っていた自分のメインの番号を転出したため、それに紐付けられていたAu Walletクレジットカードを解約。そうしないといずれ年会費が発生するため。Auで回線契約するときに無理やり加入させられたんだが、結局な~んにも使わなかった。自分みたいな人多いんでは?クレカは短期解約すると信用情報の観点からよろしくない、という説があるが、半年は維持したわけだからまぁ問題なかろう。

結局費用的に見合ったのかどうかは別稿で考えてみたい

結局ガラケーのりかえ割に収まった形だが、ワイモバイルのスマホプランももう一つの可能性として検討した自分のメイン端末であるAu版Samsung Galaxy S5 SCL23をワイモバイルで使うことについて調べたし、ワイモバイル端末Lumiere 503HWについても調べた。以下のような案件で見かける機種だったから。

関西で似たような案件は見当たらず、以下がもっとも近いかと思われたが、問い合わせるとこれはモバイルwifiルーター抱き合わせ契約の場合の話だった。そちらの方でしっかり基本料金を取られるので、全然似通ってない話だった。

 

 

携帯契約時に下取りに出したAmp’d MobileのHollywood E816

アメリカから持ち帰っていたAmp'd Mobileの端末Hollywood E816。パッケージ箱も含めすべて保存していた。

アメリカから持ち帰っていたAmp’d Mobileの端末Hollywood E816。パッケージ箱も含めすべて保存していた。

最近ソフトバンクと携帯契約をしたときに下取り機を1台要求された。どうしようかと思ったが、アメリカから持ち帰ってきていたAmp’d Hollywood/Motorola E816を出すことにした。自分にとっては非常に思い入れの強い端末で、付属品はおろかパッケージ箱まで保存していた。VerizonのMVNOとしてプリペイドサービスを提供していたAmp’d Mobileの端末。なんとAmp’d Mobileが倒産したため使えなくなったといういわくつきのもの。

自分は$100を超える分のクレジットが残っていたのに、それがパーになった。集団訴訟に加わって、それの証拠の書類も合わせて出てきたが、その後アメリカを去るまでには何も音沙汰なかったから、いくらも戻ってこなかったんだろう。”Gigaom | Amp’d Bankruptcy Filing: Verizon Wireless Largest Creditor With $33 Million“読むと、ユーザにまで戻ってくる金が残ったとは思えない。

Amp'd MobileのHollywood E816の付属品はおろかパッケージ箱も保存していたため、見た目入手したときの状態に戻せた

Amp’d MobileのHollywood E816の付属品はおろかパッケージ箱も保存していたため、見た目入手したときの状態に戻せた

しかも、E816はどうもファームウェアに不具合がありVerizonには嫌われた端末だったようで、IMEI制限か何かでVerizonでは使えなくなった。EV-DO端末でもし日本で使うんならAuが考えられるが周波数が合わない。つまり日本では全く使えない上、生まれ故郷のアメリカでももはや使えない。全く使い道がないので、未練たらたらだったが今回お別れすることにした。

電源を入れるときちんと動作する。完動品だ。当時のことを思い出してしばし感慨に浸った。それまで使ってたSprintのテキストのみの表示の端末(SMSもできなかったと)に比べ、今の基準ではお話にならない低機能とはいえ、カラーディスプレーでフル・ブラウザも動作し、写真も動画も撮れ、ミュージック・プレーヤとしても使えたE816はものすごくカッコいい端末だった。アメリカに渡ってからずっと体調が悪く、予想外の方向に人生が進んでしまってたわけだが、体調が回復する兆しが見え始めた頃この端末を入手したように思う。当時の自分には、自分の人生がこれから上向いていくことの象徴のように思えて、なおのことこの端末に思い入れが深まった。

せっかくオリジナルのパッケージの状態にまで復元して持っていったのに、いるのは本体だけ、と言われて悲しかった。

それにしても、よもやそのSprintがソフトバンクの子会社になろうとは…。