LinuxにおけるAptXコーデックのサポート

BlueZの2014年の告知”BlueZ » Blog Archive » Release of BlueZ 5.20“では、Android版ではAptXがサポートされたが、それはライセンスの関係で公開されるソースには含まれない、としている。

ライセンスがらみだとすると、おそらく今後もBlueZでサポートされないと思われる。では望みゼロかというとそうでもないようで、”headphones – How to make aptX-capable Bluetooth equipment work with Ubuntu? – Ask Ubuntu“では、USB Audio Classデバイスとして動作するドングルであれば、システムにはサウンドカードとして認識され、AptXが使用できる、と。USB Audio Classについては少し古い記事だが、 “野村ケンジのぶらんにゅ~PCオーディオ コラム:PCオーディオ基礎知識──「USB Audio Class」とは – ITmedia LifeStyle” が参考になる。

Avantree社のUSB AptX Low Latency対応オーディオアダプタDG50- Leaf

Avantree社のUSB AptX Low Latency対応オーディオアダプタDG50- Leaf

パラパラ調べてみると、最近の製品ではAvantree社のBluetooth USB Audio Adapter DG50 Leafがそれに当たるのではないかと。Amazon.comで$30ほど。はっきりLinux対応を謳っているし、単にAptXではなくAptX Low-Latencyにも対応、Amazon.comでは “NOT FOR DATA TRANSFER, can’t work with mouse, keyboard, etc.”と書いてるのがなおのことこの推測が正しいと思わせる。AliExpress.comでも$30ほど。こちらは中国から発送させれば送料無料。でも、Amazon.co.jpではなんと14,000円強。エゲツナイことしよる。

米アマゾンが日アマゾンに比べていいと思うのは、レビューが圧倒的に多いこと。この製品については1,000以上ある。否定的レビューは、以下のようなのが大半のように思われる。

  • 付属ソフトをインストール後アップグレードするのに費用を要求される(しかし少なくともWindows 10はドライバを自力で自動的にインストールして、それだけで問題ないはず)
  • オーディオにしか使えない(そもそもそういう仕様)
  • カスタマーサーポートが悪い(中華企業ですから…。“About Us”ページで露骨に嘘っぱちの写真(図?)を載せてるくらいですから…)
  • Bluetooth電波の到達レンジが狭い(これは本当なら正当な批判)

購入者の勘違いが原因と思われるものが多い。Ubuntu 16.04で動いたとするレビューも見つかるが、同じレビューでマウスと繋がる云々と言っているので、信頼性が高い情報とはいえない(この製品はオーディオ専用でマウスとペアリングしたりすることはできないはず。何か勘違いしている)。

ただ、AptX Low Latencyの恩恵に預かるにはレシーバー側もそれに対応していないといけない。

同じAvantree社のSaturn Pro AliExpress.comで$40ほど。これは受信だけではなく送信も可能。実はこれは知り合いのお宅で、リビングにあるTVの音声が台所でも聞こえるようにするために使ってる、AptXのみに対応したものの後継機種の模様。そちらの方はAmazon.co.jpで購入。apt-X対応 Bluetooth トランスミッター&レシーバー BTTC-200X(apt-X)  高音質伝送 送信・受信両用 オーディオステレオコンポ外部接続。当時は4,000円弱だったが、今のお値段14,000円強…。無茶苦茶…。

受信専用であれば同じAvantree社のBluetooth Audio Receiver Roxa Plus $29.99AliExpress.com上のAvantree Global Flagship Storeではこれは見当たらない。前の機種と思われるRoxaはあるのだが

Amazon.comで検索してみると使えそうな製品は他にもあるのだが、日本から注文することが前提で結局安くあげようとするのならAvantree社製品を送信側と受信側で使うことになりそうだ。

ちなみに、これを調べてるときに読んだ、”オッサンがBluetooth接続の遅延をヘッドホンで聴き比べしてみたら – 初老のボケ防止日記“はボケ満載で笑えた。「ボケ防止」のはずなのに。AptXの遅延のテストにいっこく堂のお馴染み「昔の衛星放送」ネタのビデオを使って、「(AptXの関係しない)ライン接続でも遅延がある!」とか、最後の決め台詞「aptXなら、オッサンには遅延は体感できま遅延」とか、この結構ボリュームのある記事全体が実は単なるウケ狙いなんではないかと思わせるくらい。お見事。

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