楽天モバイルの無料サポータープログラムに当選し,5回線も手に入れたもんだから,そりゃ有効利用したくなる。1回線は自分が実際にスマホで使用するのは当然。他の端末で使うことに成功してないので,それまではReno A。1回線は知り合いに必要があれば一時的に使わせてあげる。次は,やはりインターネット用固定回線の置き換えだろう。
最近は主にソフトバンク回線を利用した比較的安価なデータ専用SIMが手に入るようになった。Fuji WifiやiVideoがよく知られているようだが,他にも “最安ブランドはどこだ!月間100GB/300GBが激安で使える「WiFi系SIM」の利用料金を比較! – ガルマックス” にはより安価な選択肢が多数紹介されている。よほど光ファイバーの高速さが必要な場合以外は,「固定回線」は安価なモバイルデータ通信に置き換わっていくだろうと踏んでいるので,それがどういう使い勝手になるのか体験してみたい。光回線契約も見直さないとと思っていたのでちょうどよいタイミングでもある。
さて,楽天モバイル独自のバンドは3のみで,自社ネットワークでカバーできないところはAuのネットワークにローミングするということ。”楽天モバイル自社回線の対応バンドとエリアは? 対応端末やサービスの今後について予測! | 節約するなら『SIMから!』“によればWiMax2+用のバンド41もローミングの対象になるようだ。もっとも,WiMAX2+の提供エリア見てみると一応自宅は「◯」判定なんだが,端末には2500MHz帯は見えてない模様…。ちなみに,バンド42は「キャリアアグリゲーションで用いる帯域であり、高速通信に用いられる。その速度は279 Mbpsであり、キャリアアグリゲーションで高速通信をしたいときには必須」だそうだ。
なのでAuのルーターから選ぶのが妥当な考え方。ところがぎっちょん,最初に想定していたAuの据え置き型ルーターはバンド3に対応していない(…はず。ちゃんとソースがあったはずなんだが今見当たらない)。つまり,今自宅ではずっとAuの18/26バンドでローミングしているので,その状態が続く限りおそらく使えるのだろうが,今後楽モが基地局の整備を進めて,この辺りでもバンド3の電波を出すようになると,使えなくなってしまうかもしれない。
ちなみにソフトバンクも据え置き型ルーターを提供しているが,確か最初にルーター購入時に合わせて契約した回線のSIMカードしか使えないとか,そういう非常に厳しい制限があったはず(これも根拠があったはずだが見当たらない)。
ともかく,Auの提供しているルーターのうち,据え置き型が駄目なのだとすると,Huawei製のW0nシリーズのポータブルルーターが候補になってくる。Wimax2+推しのUQモバイルはNEC製のWX0nシリーズも提供している。WX0nシリーズだと使えないかどうかは知らないが(バンド3に対応してないから駄目?),ともかく電波やくざ氏がW03, W04, W05を推しているので,その線で考える。
Huawei製のW0nシリーズの最新のモデルW06は最初からバンド3が塞がれているそうで選外。W03, W04, W05についても,最新のファームウェアのアップデートでバンド3が塞がれるそうなのでそこは要注意。
ただし,ダウングレードができるにはできるらしい。
追記 (2020年10月9日): 以下ダウングレードの方法について当時自分で調べた結果を書いているが,今はそれをまとめて必要なファイルも簡便にダウンロードしてくれているサイトがある。例えば, “Rakuten UN-LIMITでWIMAXルーターW03,W04,W05を使う!設定と注意点まとめ! | 節約するなら『SIMから!』” 。関連して, “WiMAXルーター「W03」「W04」「W05」のBANDを固定させる方法” , “楽天モバイルMNO(UN-LIMIT)をWiMAX「W05」で使う設定方法の解説と速度” 。
“WiMAX 2+ Speed Wi-Fi NEXT W03 HWD34 part7” にW03のダウングレード法が出てる。
“WiMAX 2+ Speed Wi-Fi NEXT W05 part4” の#82にW05のダウングレード法が。W04のダウングレード用ツールを使うようだ。
82名無しさん@お腹いっぱい。 (アウアウエー Sa7f-Jii2)2019/02/01(金) 00:37:27.28ID:d+NyxzMAa>>84>>85
>>79
ファームウェアのダウングレード
※結構際どい作業のため文鎮化したり使用不能になるリスクを踏まえ実行してください手順1
W04のスレッド363の書き込み(https://egg.5ch.net/test/read.cgi/android/1531313984/363)
の、HuaweiWiFiUpd_1.1.5.824.zipをダウンロードし適当なフォルダに解凍する
手順2
>>78の「前回のバージョン11.450.07.31.824」をダウンロードする手順3
(手順1)で解凍したフォルダの中、kd10_UPDATE_11.450.05.20.824.ZIPを削除する
※これはW04用のファームウェアなのでW05に適用すると下手すると文鎮化するので必ず削除
手順4
(手順2)でダウンロードしたファイル「kd16_UPDATE_11.450.07.31.824_22.001.27.06.824_WEBUI_14.100.03.05.03_NE5.ZIP」を
(手順1)のフォルダへ移動またはコピーする
手順5
パソコンにW05をWiFiまたはUSBまたはクレードルで有線接続する手順6
(手順1)のフォルダ「WiFiUpd.exe」を起動する
手順6
赤字の注意書きをよく読み「アップデート」ボタンを押す
ファームウェアの転送が終わり、この画面になったら「終了」を押す
このあと、W05の画面を見ると「Installing」となりファームウェアの更新開始
手順7
W05のInstallingが終わり、起動したらバージョンを確認する
念の為パラメータのオールクリア実行推奨
最新ファームに戻したければ、普通にアップデートすれば最新にアップデートされる
ところが…このWiFiUpd.exeがリンク切れで手に入らない…。
→ “WiMAX 2+ Speed Wi-Fi NEXT W05 part4” の#817の投稿(以下)で無事入手できた。
817名無しさん@お腹いっぱい。 (ワッチョイ 8bdc-WGhl)2019/11/27(水) 15:52:28.87ID:onT65Fgr0>>820
>>815
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/android/1571730881/15
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/android/1572451375/23
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/hard/1511767996/772
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/android/1481455173/713
以下なんとなく,どうせなら候補の中で最高機能のものを,ということでW05前提で考えている。
- Au版: 製品紹介ページ マニュアル
- UQ版: 製品紹介ページ
- メーカーの製品紹介ページ(情報少し)
“WiMAX据え置き型端末のおすすめ理由・モバイルルーターとの比較|WiMAX比較ナビ~2019年最新版・プロバイダおすすめランキング~” によれば,W06の方が下りはより速いものの,上りはむしろW05の方が速く(最大112.5Mbps),「上り通信がWiMAXルーター史上最速」だそうな。つまり上りに関しては最大30MbpsのW04よりも速い。後付の理由だがW05で良かったかも。ただしそのスピードアップはWiMAX2+バンドでのスピードアップのようで,WiMAX2+の電波がつかめるか怪しい自宅では恩恵に被れるかわからない。
しかも,せっかくの下り最高758Mbpsなんだが,ホームLANで使用するため有線LANポート付きのクレードルを利用すると,クレードルとはUSB 2.0接続らしく,データ転送速度はそこで最大480Mbpsに抑えられてしまう。まぁ,どうせ実効の下りスピードは788Mbpsよりずっと遅いだろうから,問題ないかもしれないけど。
このクレードルHWD36,ヨドバシやビックで3,000円強で新品が売られているのに,オークションサイトでもっと高く取引されてたりする。わけわからん。
“WiMAX 2+ Speed Wi-Fi NEXT W05 part4” の投稿#3にW05のAu版とUQ版との差異が出ている:
W05(HWD36)<UQ版とau版の差>2018年6月20日現在
最大通信速度
LTE & WiMAX2+ CA(HS+Aモード)
au版/UQ版共に 下り最大758Mbps 上り最大112.5Mbps
WiMAX2+ CA(HSモード)
au版/UQ版共に 下り最大558Mbps 上り最大30Mbps(※1)※1 Uplink Data Compression (UDC)対応
機能
国際ローミング機能 au版○ UQ版×
初期プロファイル数 au版 1 UQ版 7
登録可能プロファイル数 au版 9 UQ版 3
HS+A 通信停止機能 au版○ UQ版○対応するLTEバンド
ハイスピードモード
Band 41のみハイスピードプラスエリアモード
Band 1,3,5,17,18,41,42の自動切り替えただし、一部ローミング専用バンドや手動でバンド固定しないと使えないバンド有り
対応SIM
UQ系WiMAX2+契約( UQ本家、NiftyやSo-net等、UQのMVNO含む )のnanoSIMをau版で使うことは可能
au系WiMAX2+契約( au、3Wimaxやラクーポン含む )のnanoSIMをUQ版で使うことは可能
Band42はUQ系WiMAX2+契約では使用不可(au系WiMAX2+契約ならばLTENET for DATAで使用可だがHS+A扱いになる)
UQ版/au版共に他社SIMフリーだが、44050なSIMは使用不可参考
WiMAX2+ SIM変更問題スレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/hard/1511767996/
国際ローミング機能は欲しいのでAu版?と思ったが,ただW06に関してはメニューにないだけでAPIを直接叩けば国際ローミングもできるとの情報がある。 “WiMAX 2+ Speed Wi-Fi NEXT W05 part4” にW05に関して以下の情報あり:
413名無しさん@お腹いっぱい。 (アウアウウー Saab-oyHk)2019/05/27(月) 23:19:13.09ID:t1KvzX+Ga
あと、参考までに/api/net/roaming-limit で、ローミング機能のオンオフ
/api/net/roaming-info で、周囲のPLMN取得
/api/net/register で、接続したいPLMNへ接続
(W01~W06まで一緒。UQ版でも塞がれてない)
というか,もしダウングレードしてAu版ファームウェアを焼いたら事実上Au版か…。
“au版W05とUQ版の違いは?au契約時の料金はお得? | WiMAXってどうなの?” は主に料金の話に終始しているので参考にならない。
結局メルカリで中古W05を税込み・送料込みで3,500円で購入。もっと安く抑えたかったが,急ぐ用もあり決断した。でももし最新ファームならダウングレードできないんだよな…。最終的には据え置き使用になるにしても,最初は外で持ち歩く可能性があるので,電池があまりヘタってないといいな…。
実際に入手してやったこと(ダウングレードやケース選び)について “Huawei製モバイルルータSpeed Wi-Fi NEXT W05” にまとめた。
以下おまけ:
Pocket WiFi 305ZTのスペックを見ると,下りが100Mbpsにも満たないのはやはり見劣りする。