いまさらながらAuガラホGratina 4G KYF31

Auから2016年2月発売のGratina 4G KYF31

Auから2016年2月発売のGratina 4G KYF31

Gratina 4G KYF31京セラの紹介ページマニュアル)は2016年2月発売ということだからもう4年前の機種。購入後に “Auの音声回線契約とデータ・シェアを組んでいるタブレット用データ回線を解約” なんて記事を書いてた。Android 5.1.1 (Lollipop), RAM ~1GB, ROM ~8GB, Qualcomm MSM8909。シリーズ最新のKYF39(2019年5月発売)(製造元の京セラのページ)でも,ハードウェアの本質的な部分は基本同じようだ。

後続Gratinaシリーズ機種との違い

4G対応のGratinaシリーズはKYF31, KYF34, KYF37, KYF39の4モデルがこの順番に今まで発売されている。呼称はKYF31, KYF34が “Gratina 4G” だったのに対し,KYF37, KYF39は単に “Gratina” 。KYF31以前は “Gratina” 名を冠した3G用端末が発売されていたので4G対応であることを明確に打ち出す必要があったのが,時がたつにつれそれが当たり前になってことさら言うことでもなくなった,ということか。以下,逆順の時系列順でこれらGratinaシリーズの4モデルを振り返ってみる。

最新版のKYF39が前モデルのKYF37と何が変わったかを見ると,ガラケーでは標準だった赤外線通信,ワンセグ,おサイフケータイが全て省かれてる純粋に昔ながらのガラケーのように使いたい層には改悪と言っていいんじゃないか。地味に有用だと思われるファンクションキーも省かれてるし…。充電端子がUSB端子がmicro USBからType-Cになったのは地味な改善と言えるが,充電ホルダーを常用する人には関係ないこと。その別売りの充電ホルダ(安いようですが…)には,端末のType-Cポートに直差しするよう,充電ホルダから端子がニョキッと立ってる。充電ホルダ用端子が本体に用意されてないのか…。アプリ関係の違いは自前でインストールするスキルのある人には関係ない(後述)。

KYF37からはKYF31/34のタッチポインター機能が廃止され,ポインターを十字キーで移動させるようになった模様。

ちなみにKYF31とKYF34との違いは,設定をすることで3G (といってもAuのだからCDMA2000だろう)にも対応…ぐらいのよう。実際,製造元の京セラのページでもKYF31とKYF34を合わせて紹介している。

auから3G通信にも対応したガラケー GRATINA 4G KYF34として新色追加 4月21日発売 – モバイルびより” によればKYF34は専用のSIMカードしか使えない?SIMロック解除後はどうなのか,とか後で可能なら検証したい。

au GRATINA 4G KYF31のSIMロック解除し、いろんなSIMを挿した | スマフォ情報局” によればKFY31はWCDMA/UMTSのバンドIには対応している模様。なので日本の都市部ではソフトバンクもドコモものSIMカードを挿しても,3G電波が停波するまでは,通話/SMSはできるはず(端末がSIMロック解除されていれば)。ちなみにLTEについてはバンド1と18/26らしいau世界サービスにも対応しているというからおおかたGSMにも対応していると思うが,確証はない。

追記 (4/15/20):KYF39はLTEのバンド3にも対応しているので,楽天モバイル(MNO)のモバイル・ルーターとして利用できる

いじり方

既にPC上でadbが走らせることのできる状態になら,Gratinaに手を入れるには以下の手順が最短:

  1. 端末上で開発者向けオプションを有効化し,USBデバッグを有効化。もちろん3.でPCからadbを使えるようにするのが主目的だが,KYF31ではこれをやらないと全てのアプリでタッチポインターが有効にできない,ということもある。
  2. 提供元不明のアプリのインストールの許可。
  3. インストールしたいアプリについてはApkpure.com ( “Is APKpure safe? : pokemongo” )などでapkファイルを入手し,PCにUSBケーブルで端末をつないでadb installでインストール(これができない人たちはメールでapkファイルを送りつけてみたり,Bluetoothでファイル共有,あるいはSDカードに書き込んで持ち込む,などと苦労している)。
  4. 万能ツールのESファイルエクスプローラー(アプリのアンインストール可)の類や,ストアアプリのApkpureアプリのようなものをインストールしておくと後々手間が省ける。

全般的注意としては,表示文字サイズを大きくしていると,本来画面下部に表示されるはずのボタンが表示されず,しかも画面スクロールすることもできずそのボタンに到達できないことがあるので,表示文字サイズは小さくしておく必要がある。

Droid Hardware Infoアプリが報告するKYF31のハードウェア情報をこの記事の末尾に掲載する。

アプリのインストール

アプリインストールについては上記のPCにつないでadbを利用する方法もあれば,Playストアでないアプリストアを利用する方法もある。自分はAPKPureアプリをインストールして,それ以降端末内で閉じた形で一部アプリはインストールしてきたが,Playストアから直接APKファイルをダウンロードするというYalp Storeアプリや,それを元に開発されたAurora Storeアプリウェブサイト)を使ってもよいかもしれない。他のアプリストアは新しいアプリや新しい版がPlayストアより遅れて掲載されることが多いと思うが,Playストアから直接取ってくるということはそれだけ「新鮮」だと言える。それに加えて,以下の利点もある: “You can also Spoof (sic) your Device Information, Language and Region to get access to the apps that are not yet available or restricted in your Country or Device.” 。ただし本家Playストアが担う,アプリ内課金やライセンス管理機能はないので,それが必要ならやはり本家アプリが必要。Aurora Storeアプリの著者によるAurora Droidアプリもあり,これはF-Droidアプリの置き換えになるらしい。

アプリの最新版をインストールするのであれば,これらストアアプリを使用すれば良いが,4G Gratinaシリーズのように,今となってはかなり古い(今の最新機種はAndroid 10を搭載していることが多い)Android 5.1の機種にアプリをインストールしたいのなら,古い版を使用せざるをえないことも多い(消費するリソースの観点からも)。その場合は,APKMirror.comとかAPKPure.comとかウェブサイト上で探してAPKファイルをダウンロードしなくてはならない。前者の方が圧倒的に充実している。

文字入力の辛さ

PCからTeamViewerでアクセスしても,マウス操作・文字入力ともできない

PCからTeamViewerでアクセスしても,マウス操作・文字入力ともできない

そうでなくても小さい画面なのに,カスタマイゼーション作業中は上に述べた理由でフォントサイズは小さくしていなければならないし,かつキーパッドでの文字入力はストレスが溜まる。

自分がそういうシナリオでいつも利用しているTeamViewer QuickSupportアプリ(ページ上部に説明があるのはより上位のTeamViewerアプリ)をインストールし,PC上でTeamViewerからアクセスしてみると,画面共有こそできるものの,マウスタッチが反映されない。文字入力もできない。

しっかり検証したとは言えないが,Bluetoothキーボードを接続して,それからの文字入力しようとしても,それは受け付けない様子。Null Input Methodアプリのようなものをインストールしてみても,インプットメソッドの候補として表示されることすらない。

スクリーンショット

「マナー/シャッターボタン」と「F1キー」を同時に長押しでできることになってるマニュアルにもそう記載されている)が何度試みてもできない⇒2キーを本当にほぼ同時に押せばできることがわかった。2つのキーの押し下げのタイミングが特定の短い時間の間に起こることが必須のよう(当たり前か…)。キーボードでのControl-Cのように,1つのキーを押してから次のキーを押す,という感じではダメ。

Screenshot Ultimateアプリを試してみたが,そのアプリのサポートする全ての方法でスクリーンショットが取得できなかった。最後の奥の手としてアプリが勧める,PCからadbコマンドを送りつける方法まで試したがこれでもダメだった。

電話帳・カレンダーデータの同期

Google Play Services(開発者サービス)がインストールされてないため,Google謹製のGmailやCalendarアプリはインストールできない。GoogleはCardDavやCalDavをサポートしているので,それを利用して同期することは可能。

自分は試していないが,以下のようなアプリが見当たる:DAVx⁵ – CalDAV/CardDAV Client (ウェブサイト),Open SyncCardDAV-Sync free (有償版があるということは機能限定版?)。

参照:

インストール可能なアプリ

その他

KYF31のハードウェア情報

Droid Hardware Infoアプリが報告するKYF31のハードウェア情報を以下に引用する。

DEVICE
Model: KYF31 (KYF31_jp_kdi)
Manufacturer: KYOCERA
Baseband Version: 909EAAAANVZM-1.157485.1.180467.1
RIL Version: Qualcomm RIL 1.0
Build Number: 112.0.5800
Build Fingerprint:
KDDI/KYF31_jp_kdi/KYF31:5.1.1/112.0.5800/112.0.5800:user/release-keys
Bootloader: unknown
Java VM: ART 2.1.0
OS Version: Lollipop MR1 (5.1.1)
SDK: 22

DISPLAY
Resolution: FWVGA, 480×854 pixels
Software Density: 240 dpi (hdpi)
Refresh Rate: 60 Hz

PROCESSOR
CPU Architecture: ARMv7 Processor rev 5 (v7l)
Board: KYF31
Chipset: Qualcomm Technologies, Inc MSM8909
Cores: 4
Clock Speed: 800 MHz – 1094 MHz
Instruction Sets: armeabi-v7a, armeabi
CPU Features: swp half thumb fastmult vfp edsp neon vfpv3 tls vfpv4 idiva idivt
vfpd32 evtstrm
CPU Governor: interactive
Kernel Version: 3.10.49
Kernel Architecture: armv7l

GRAPHICS
Renderer: Adreno (TM) 304
Vendor: Qualcomm
OpenGL Version: OpenGL ES 3.0

RAM
Total: 896 MB
Java Heap: 96 MB

STORAGE
Internal: 4 GB
EXTERNAL: Not Detected

PRIMARY CAMERA
Resolution: 8 MP
Flash: Yes
Video Resolution: HD, 1280×720
Supported Resolutions:
Image:

  • 3264×2448
  • 3264×1836
  • 1600×1200
  • 1280×960
  • 1280×720
  • 854×480
  • 640×480

Video:

  • 1280×720 (HD)
  • 720×480
  • 640×480 (VGA)
  • 640×360
  • 320×240
  • 320×180
  • 176×144

FEATURES
Bluetooth: Yes
Bluetooth LE: Yes
GPS: Yes
NFC: Yes
USB Accessory: Yes
WiFi: Yes
WiFi Direct: Yes

BATTERY
Technology: Li-ion
Health: Good

SENSORS
3-axis Accelerometer

いまさらながらAuガラホGratina 4G KYF31」への6件のフィードバック

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