かけ放題回線を失って

この記事書き始めたのは2019年の中頃?その後幸運にして楽天モバイルがMNOとして参入するにあたって実施している無料サポータープログラムに当選したため,かけ放題回線が使えるようになり,とりあえず無料サポータープログラムが終了する2020年3月末まではこの問題は考えなくて良くなった。ただあくまで一時的な話なので,この記事を公開する。⇒無料サポータープログラムは5月まで延長。それまでにその1回線を本サービスのUn-Limitに切り替える手続きをしてあるので,さらに1年間無料でかけ放題できることになった。電話料金状況は1年も経てばまた様変わりしている可能性はあるが,一応現時点までに調べたことを記録しておく。


メイン回線他をソフトバンクのガラケーのりかえ割を利用してのりかえしてはや約3年。この間かけ放題回線をありがたく使ってきたが,更新期間に入った。10/1からの携帯業界の大幅な体制変化の前に滑り込みでAuに乗り換え。10/1以降はキャッシュバックのような案件は期待できなかったからだ。ちなみに端末はVoLTEガラホ。Au4Gガラホシリーズの最新機種だ。

さて,購入サポートの関係で,一番安くつくスーパーカケホ(5分間以内の通話がかけ放題)+ダブル定額Zをプランとして選んだ。これがもっとも維持費が安いから。データ通信はしないのでLTE Netはすぐ外す。これが2回線。さらに,別途UQモバイルのおしゃべりプランSの回線が2回線。それぞれ月60分までの無料通話付き(最初の2年間)⇒その後VKプランS(N)に変更。

この乗り換えまで,その後どうするかを考えてた。最初に気になったのが,頻繁にやっていた,毎回30分から1時間強の,電話を利用した英語レッスンだった。仕事の範囲ではこういうことはやらないが,特定の人に,自分が最寄り駅から自宅まで歩いて帰る間,電話でレッスンしている。かけ放題を失うにあたり,これをどうするかが最初に気になった。が,それは実はLineやSkypeを利用したVoIP,いわゆる「インターネット電話」で代用すれば簡単に解決できることがわかった(後述)。一般に,携帯電話で連絡つけるような相手には,全員とは言い切れないがLineやSkypeでも連絡つけられることが多い。そういった場合には単純にそれで置き換えられる。むしろ問題は,固定電話宛てに長電話する必要が,状況によっては集中して起こる,ということだとやっと気がついた。

固定電話番号宛ての通話は必要なときには必要

かけ放題回線を持っているときには,通話料金を気にする必要がないから,どの程度実際通話しているかなど気にもとめない。今どき固定電話番号に電話などほとんどしてないとなんとなく思っていた。例えばレストランに席の予約をするのにはたかだか3分しかかからない。だが,いざかけ放題回線を失い,通話時間に気を配るようになると,実は固定電話番号に頻繁に電話しなくてはならないことが起きることがある,ということがわかった。

相手がVoIPで連絡がつくのならそれでやればいい。だが,2020年の今であっても,公的機関,特に役所の類は電話でしか連絡がつかないところが大半だ。自分の場合,固定電話番号に長時間に電話する必要はいつもあるわけではない。ただ,何か特別な理由で,電話で込み入った問い合わせなり打ち合わせをやらなくてはならないことがあると,それが集中して起こることがある。

具体例を2つ:①父が亡くなってその後遺産相続の手続きに取り組んだとき。このときはうちの特殊事情で,さまざまな機関に込み入った問い合わせをしたり,複数の金融機関に長い時間をかけて状況を説明しなくてはならなかった。②昨年のイタリア旅行前に,特に航空会社に確認を取らなくてはならないことが多く,気づいてみると結構長電話になっていた。当然電話料金もかさんだ。

以下,ありがちな,5分かけ放題,10分かけ放題程度では,「屁の突っ張りもならない」ほど長時間の固定電話番号宛の電話をしなくてはならない,ということを仮定する。この仮定のもと,固定電話番号への通話料金を抑えるかについて考えるなら,いくつか選択肢が考えられる。

これを考える上で,場合によっては料金云々よりも発信者番号がどのように通知されるかが重要になるかもしれない。なぜなら以下のサービスのいくつか,あるいは特定のケースで,発信者番号が確実には通知されないからだ。私自身そうだが,非通知の呼を全く受け付けない設定にしている人は多いだろう。自分の番号が通知できなければ,このような人には発信者側が通話を試みたことすらわかってもらえない可能性がある。ただ公的機関では非通知でも電話に出てもらえることがある程度期待できよう。しかし,場合によっては,かけ手の意図に関わらず海外の番号が通知されてしまうこともあり,そうすると受け手の目には不審感満載となってしまい,電話に出てもらえるか怪しくなる。いろいろな状況で極力確実に番号通知させたいのなら,固定電話回線か携帯電話回線を「普通に」使うしかないだろう。

番号通知のことをさておいておいて,従量課金で極力安く上げたいなら,固定電話050 IP電話サービスVoIPサービスの一部としての実電話番号への発信がだいたい同程度の費用なので,これから選ぶことになる。ただ,スマホでどこからでも利用したい,極力追加の手間が発生しないように,ということで要件であれば,既にアプリとしてインストールしているLineやSkypeのVoIPアプリから実電話番号への発信することになるか。それでも激安とはいえないが,予め量が見込めるのなら,バルクで買えば多少は安くなる

携帯電話のかけ放題サービスを利用

言うまでもなく,携帯電話のかけ放題サービスが利用できるのならそれで解決。うまくやると思うほど費用はかからないかも

固定電話を利用

例えばNTT西日本のフレッツ光上のひかり電話サービスであれば,固定電話番号宛てなら8.8円/3分,携帯電話番号宛てなら17.6円/60秒(ドコモの場合)。固定電話番号宛ての料金は超絶安価とはいえないものの,従量課金のサービスの中では安い方。番号通知の問題も心配しなくて良いので,利用できるのなら選択肢の一つになりえる。

第3者課金サービス

第3者課金サービスでは10円/30秒が相場。固定電話番号宛てでも携帯電話番号宛てでも料金は変わらず,固定電話宛ての電話には決して安価ではない。既存サービスの中では,ブラステル(Brastel)のものが6秒単位の課金である分いくらかは安くつくが,050番号あての通話で番号通知がされないという報告がある。

050番号が付与されるIP電話サービス

これはVoIPサービスの一部で,サービスをするにあたり050で始まる(日本国内の)番号が必ず与えられ,こういった050番号間の通話だけでなく,一般固定・携帯電話番号への発信,それらからの受信が可能なもの。なお,SkypeのようなVoIPサービスでも,オプションで050番号を取得することはできる(「Skype 番号」)。

比較記事(比較記事では税抜料金と税込料金をきちんと区別していない。また,よく取り上げている050Callは既にサービスを廃止している。):

基本料金なしで考えるなら,ブラステル (Brastel)のMy 0503分8.79円(税込み。3分単位の課金。ひかり電話クラスの料金。ちなみに,ブラステルは第3者課金サービス別途提供しているので区別すべし。

一般にこの手のサービスは,すぐ後に述べるVoIPサービスの一部としての実電話番号への発信する場合に比べて,番号通知がちゃんと行われることが期待できる。ただし,この場合通知される番号は基本050番号。それ以外の番号を指定することはできても実際にそれが通知されるとは限らない。

My 050の「よくある質問」ではこう書いている:

9. 相手には自分の番号が通知されますか?
【国内の電話番号へかける場合】お客様の番号は発信者の番号を通知しますが、着信側の設定で「非通知」などになる場合があります。(緑ボタンでは、050番号表示、黄色ボタンでは、携帯電話番号が通知されます)
【海外の電話番号へかける場合】原則、電話番号は非通知となります。

「緑ボタン」,「黄色ボタン」はアプリのUIの要素。「050番号」はこのサービスで付与された番号で,「携帯電話番号」は別途所有する自分の番号のことだろう。

VoIPサービスの一部としての実電話番号への発信

各種VoIPサービスが,実電話番号への通話も有料でサポートしている。通常,バルクプランと完全従量プランの2つが用意されている。以下,完全従量プランの場合に限って話を進める。

例えばLineであれば,LINE Outというサービスを提供している。固定電話番号への通話は3円/分。Skypeであれば,固定電話番号への通話は2円/分+接続費5円

以下余談:

発信番号通知については,Skypeの場合,通知番号の設定は可能だが,日本の番号はそれに設定できない。私がGoogle Voiceで持っている米国の番号を設定するとそれは通知される。Lineの場合,日本の番号を設定できるが,呼を受ける側によっては結局非通知となってしまう。

「Betamaxクローン」などと呼ばれる一群のVoIPサービス提供会社があるかつて試したScydoもその一つだった)。これらの実態はよくわかっていないが何らかの関係があると思われている。料金は一般に激安で,かける対象国によっては固定電話料金が無料のときがある。が,料金プランは頻繁に改定されるため,それがいつまで続くか保証は全くない(料金比較表同様の比較表)。またScydo同様,いつプロバイダそのものが消えてしまわないとも限らない。これらについてはあまりいい話は聞かないので試そうとも思わない(Scydoは試してしまったが)。

MobileVoipというそういうBetamaxサービス群を一括して扱えるサービスおよびアプリがある。番号通知ができるとは限らないAndroidアプリのレビューワ数がやたら少ない(現時点で4)

LineとSkypeのバルクプラン

LINE OutSkype Outもバルクプランを用意している。

大量の通話の必要が予見されるときはSkype Outの方がお得になるようだ。1ヶ月の試用期間も有効に利用できるだろう。

VoIPで置き換える

相手もVoIPサービスが使えるのであれば,単純にVoIPサービスに置き換えてしまえばいい。幸いにして,電話レッスンについてもこれができた。

出先でも,楽天モバイルの回線でどうせデータは無制限に使える。本サービスのUn-Limitでは「パートナーエリア」(=Auへのローミングエリア)では5GB/月までという上限があるが,ただしそれを超過して速度制限がかかっても最高1Mbpsのスピードが得られる。UQ回線契約のプランSでも,「節約モード」で最大300kbpsが得られる。

実際UQの節約モードでSkype通話を試してみたら,全く問題がなかった。これでかけ放題回線を失っても問題ない,と踏んでたが読み甘かった。むしろ固定電話への通話が問題だった,というのがこの記事を書くことになった契機。

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