アップストリーム側がType C採用のUSB 3.1対応ハブ

頼まれてアップストリーム側がType C採用のUSB 3.1対応ハブを少し調べた。

バスパワード

選択肢は比較的多く1,000円強ぐらい。

PDによるセルフパワード

ESP32デバイス向けESPHome

やっと届いたHHCCのプラントモニター

やっと届いたHHCCのプラントモニター

BLEを利用したIoT機器のためのインターネットとのゲートウェーをどう実現するか。Xiaomi Mi/HHCC Flora Monitor/Flower Care Monitorを使って,自動化をしたいというのが動機。とりあえずはセンサーデータの読み出しだけだが,ゆくゆくは水やりを自動でするなど,アクチュエーターも使用することを前提に考える。

ここでIoT機器はBLEで外部と通信するという前提だから,そのBLEと,他のサーバーなりと交信できるよう,有線なり無線(wifi)なりでインターネットに接続できることが要件。 “Xiaomi Mi Flora Monitorを利用した自動化” にもいくつか考えるアプローチを列挙したが,ESP32というSoCがBLEとwifiの双方をサポートしていて,かつその開発ボード等が比較的安価で手に入るということがわかったので,その上でどうすべきか考えてみた。

結論としてはESPHomeが自分のニーズに合ってそうだ。最大の理由が,スタンドアローンで,つまり外部機器やサービスに依存せずに,自動化が可能であること。どうやってESPHomeを知ったかというと, “The Top 216 Esp8266 Open Source Projects” を眺めててESP32に対応しているものでよさげだったから。

使用するESP32開発ボード

自分の場合,いわゆる開発ボードを使うか,M5Stackの製品群を使うかどちらかの二択となろう。開発ボードはアマゾンで1枚1,000円程度からAliExpressではものによってはもっと安い(質の方は全くわからないが)。液晶など表示デバイス付きやLiPoバッテリを接続するための端子が用意されてるか18650充電池が使える準備のあるものが使いやすそう。

M5Stackからはたまたまつい最近M5StickC Plusが発売。AliExpressの公式ストアで送料込みで1,800円ほどスイッチサイエンスで2,200円+送料。Atom Liteの方はAliExpress上の公式ストアで送料込みで1,000円ほど。開発用ボードとお値段的には大差ない。M5Stack Projectsという,M5Stackの製品を使用した各種プロジェクトを紹介するサイトがある。

“TTgo by LILYGO”(意味不明)はESP32を採用した興味深いボード(カメラが付属するものや携帯データ通信を可能にするもの)やガジェット(M5Stack/M5Stickと似通ったところを狙ってると思えるもの,スマートウォッチ)を制作している。Getting started with ESP32 development using the TTGO T-DISPLAY – YouTube参照。

ここを考える上で以下を参照した。

ESPHome

ESPHomeはESP32機器向けの代替ファームウェア。ターゲットのボード(取り付けられているセンサーやアクチュエーターを含め)のハードウェア特性や自動化のルールをYAMLで宣言的に記述(アクションは手続き的記述)して生成する。公式ホームページにサポートされるボード/機器が列挙されているが,非公式に設定ファイルを集めたレポジトリのESPHome-Configs.ioも存在する

Home Assitantに組み込まれることを強く意識している。YAMLでの記法自身もHome Assistantの影響を受けていると思われる。 “Defining home automation devices in YAML with ESPHome and Home Assistant, no programming required! | Just another Linux geek” も参照。

サポートされるボード/機器には,Generic ESP32NodeMCU ESP32が含まれている。後者はESP32-DevKitCと呼ばれるEspressif Systems社のESP-WROOM-32を指していると思われる。 “電子工作初心者におすすめのESP32開発ボードはどれ?|Spiceman” によればESP-WROOM-32Dという後継モデルがあり,内部的には改善されてはいるが電気的仕様は同じで, “D” ありのものにしろなしのものにしろ,Espressif Systems社の正規品に加え,互換品が多く出回ってる模様。

また,”Xiaomi HHCCJCY01 BLE Sensor — ESPHome” にFlora Monitorの設定ファイルがある。 “Note that contrary to other implementations, ESPHome can track as many HHCCJCY01 devices at once as you want.” というコメントは本質的なんだろう。

追記: 9/13に公開されたバージョン1.15.0で,Xiaomi Mijia BLE Sensorsの一部としてMi Floraが公式にサポートされたBLE対応スマート温度・湿度計LYWSD03MMCも。ただし,LYWSD03MMCをESPHomeからアクセスすることには成功していない

M5StickCの設定ファイルについては, “Please add M5StickC display support to esphome · Issue #18 · m5stack/M5StickC · GitHub” で議論があり,そこで紹介されているデバイスのYAML定義ファイル本体は”esphome-m5stickC/m5stickc.yaml at master · airy10/esphome-m5stickC · GitHub”  。先のスレッドのコメントによれば “I’ve had to copy arial.tft fonts to esphome folder.” だそう。 “Turn M5StickC Into Universal IR Remote (Home Automation) – M5Stack Projects” でもYAMLが紹介してあるがLCDの設定はない模様。少し古いスレッド “Platform not Found: display.st7735 and sensor.axp192 · Issue #4 · airy10/esphome-m5stickC · GitHub” でも議論がある。 “ESP32 Water Leak Detector (with notification) — ESPHome” にフラッシュ時の注意がある。

USBシリアルを利用できる機器はそれでフラッシュすればよいが,そうでない場合もTuya Convertが使用できるらしい。”ESPHome vs Tasmota (And How To Switch Between Them) | Siytek” で知った。TasmotaをTuya Convertでインストールするときの手続き

OpenMQTTGatewayとTasmota

追記: 後日,より詳しく調べて “TasmotaとESPHomeとの違い” を書いた。

OpenMQTTGatewayは環境のセンシングも環境への働きかけも全てMQTTを介して行うというアプローチ。MQTTとのブリッジングのみを提供するというある種潔い割り切り方。自動化はMQTTを介して外部で行われるのが前提で,その点単独でも一定の自動化ができるESPHomeと違う。ドキュメント中の “OMG” は “OpenMQTTGateway” を意味していると思われる。RF機器を含む膨大な機器(ESP32に限らない)に対応していてスプレッドシートにまとめらている。各種ボード用のファームウェアは一種類しかない。これはそれらに繋ぐ機器への繋ぎ方を一意に指定していることで実現されてる(…のだと思う)。

M5StickやM5Stack専用のページMi Flora Monitorの使用についてのページ。100%の確信はないんだが,ESP32ボードとMi Floraを組み合わせて使用する場合,Mi Floraを併用することに起因する特別な設定は不要なよう。BLEビーコンが検知されたら自動的にそれをMQTTに流す機能があるので,それの延長で実現されているのか。 “Generally BLE devices will not broadcast if they are paired so you may need to ensure your beacons is unpaired before it will be seen by the gateway.” というのは重要かも。

ESP8266/ESP32を採用した機器用の代替ファームウェアTasmotaの存在意義が今ひとつ理解できていなかったが,ESP8266/ESP32を採用したIoT機器が,えてして特定のクラウド自動化サービスとの連携しかサポートしていないのに対し,Tasmotaを使えば任意のMQTTブローカーと交信できるようになり自由度が高まる,ということが存在意義だということがやっと理解できた。MQTTブローカーをLAN内で走らせるのなら,LAN内に閉じた形で自動化ができる。もし,ESP8266/ESP32を採用したIoT機器が,最初から自分の望むクラウド自動化サービスと連携しているのであれば,あえてTasmotaを使う必要性はない。

参考:

その他

Mongoose OSは,Amazon AWS IoT, Microsoft Azure, Google IoT Coreと統合可ということで,「今風」なんだろうが,JavaScriptないしCでコードを書かなくてはならないという点で却下。

追記: ちゃんと調べたらすごかった。 “JavaScriptをサポートするESP8266/ESP32ファームウェア” 。

Neither of My Two USB Bluetooth Dongles Supports BLE

This article is half English and half Japanese. It is because this article was put together from two originally-separate bits, one in English, and one in Japanese.


Since I decided to purchase a Xiaomi Mi Flora Monitor, I wanted a USB Bluetooth dongle that could handle Bluetooth Low Energy or BLE, so I could get the sensor data from an OpenWrt router.

I had one USB Bluetooth dongle under the iBuffalo brand from some years ago, but I also purchased a different one on AliExpress. The product description of the latter is shown at the very end of this article. Long story short, these two turned out to be not BLE capable. Below I am going to explain how I came to that conclusion.

“Bluetooth 5” dongle from AliExpress

My Windows 10 recognized the dongle as CSR8510 A10 (see image).

I wanted to know if it actually supported Bluetooth 5. “What version of the Bluetooth standard does my computer / laptop / tablet support? – Bluetooth and USB 3 – A guide to resolving your Bluetooth and USB 3 problems” describes how to find it out.

Notice that LMP is 6.8891 in the Properties tab of the Generic Bluetooth Radio device (see image). According to the table in the article above (cited below), this means it only supports Bluetooth 4.0.

LMP Bluetooth Version
0 Bluetooth 1.0b
1 Bluetooth 1.1
2 Bluetooth 1.2
3 Bluetooth 2.0 + EDR
4 Bluetooth 2.1 + EDR
5 Bluetooth 3.0 + HS
6 Bluetooth 4.0
7 Bluetooth 4.1
8 Bluetooth 4.2
9 Bluetooth 5
10 Bluetooth 5.1

In addition, the fact that my device manager has Microsoft Bluetooth Enumerator but not Microsoft Bluetooth LE Enumerator shows that it does support BR/EDR, but not BLE.

By the way, Qualcomm’s datasheet on CSR8510 says it is Bluetooth 4.0 capable, and supports dual mode. A user commented on “drivers – Difference of USB Bluetooth dongles – how can CSR8510 A10 chip be used in both Bluetooth 4 and Bluetooth 2.1 only? – Super User,” “Many semiconductor manufacturers will make a device that can theoretically support the entire standard assuming that all external devices are fitted. A supplier may choose to leave off particular parts that they do not consider necessary for the market they are targeting to save costs. The same core device and design can then be used irrespective of the end design. It basically comes down to cost and effort after that point.”

iBuffaloブランドのドングル

iBuffaloブランドのUSB Bluetoothアダプタを持っていて,筐体に型番表示がないのではっきりとはわからないのだが,BSBT4D09BKではないかと思われる⇒筐体をよく見ると型番BSHSBD08が刻印されていた(写真; BSBT4D09BKはこれの後継モデル; 本記事中の以下の記述はこの訂正を反映させてない)。Windows 10のPCに接続してみると “CSR8510 Nanosira M2272” と表示され,これで検索すると,この機種ではないかと思われる記載が見当たるからだ。

で,仮にBSBT4D09BKだったとして,これがBLE機器のFlora Monitorと通信できるのだろうか。BSBT4D09BKの紹介ページではそうだとしているし,QualcommのCSR8510の紹介でもそうだ。

ただ,AliExpressで購入したドングルと同じようにDevice Managerで調べてみると(スクリーンショット),同じようにBluetooth 4.0対応でBLEには対応しない,ということがわかった。

でどうするか

OpenWrtをインストールしたUSBポートを持つルータでFlora Monitorのセンサー値を読ませるつもりだったが,Linuxに対応したUSB Bluetoothドングルは安くても1,000円程度するようなので,それならBLE機能が組み込みのESP32ボードを使ったほうが安く上がるかも。

後日談: 結局その1,000円近くを出してBLE対応USB Bluetoothドングルを入手した。AliExpressで買ったものも偶然BLEに対応していた

Xiaomi Mi Flora Monitorを利用した自動化

Xiaomi Mi Flora Monitor” の続きで,Flora Monitorから得られるセンサー値によってトリガーをかけて自動化をするにはどうしたらいいか。

単にスマホでFlora Monitorで得られる4種類のデータが閲覧できるのはそれだけでも有意義だが,せっかくなのでゆくゆくはそのデータを元に他のことも自動化したい。例えば,養分が少なすぎるようであれば自動で液肥を投入する,であるとか。 “Automated Hydroponic System Build – Projects | Kyle Gabriel” でやられているようなシステムは,非常に本格的で素人がそうそう真似できるものではないが,部分的であろうと自動化できることは大きな意義がある。

調べてみると,Linuxをプラットフォームに想定したFlora Monitor対応のソフトウェアが複数見つかった。IFTTTやZapierのようなクラウド・オートメーション・サービス(以下単純に “IFTTT” として括る)を自動化の核として利用することを前提に考えると,以下のような選択肢がある:

  • Webhookを利用してIFTTTに直接データを投げる。
  • MQTTのブローカー(サーバー)に接続するクライアントとして動作する。MQTTブローカーを何らかの形で用意する必要がある上,何らかの形でMQTTブローカーとIFTTTとのブリッジができなければならない。

ローカルにFlora MonitorとBluetoothで接続し継続的にデータを取得して上記処理を行うLinuxベースのサーバー(以下「モニター・サーバー」)をどうするかについても複数選択肢がある。BLEでFlora Monitorと通信をしなくてはならないので,物理的に近くにモニター・サーバーを設置しなくてはならない。Rasberry Piを使用する方法がよくWeb上では見られる。

Webhookを使って直接IFTTTデータを投げる

IFTTTはwebhookによってデータを受けることができる( “IFTTT Maker Webhooks,” “IFTTT(イフト)で、Webhooksを使用して簡単に自動でGmailを送信する方法” など参照)。ただし,送れるパラメタが3個までなので,Flora Monitorで取得できる4種のデータを同時に送ることはできない

miflora Pythonライブラリなどを使ってセンサーデータを定期的に取得し,webhookを用いてIFTTTに通知すればよい。

MQTTブローカーにデータを投げ,そこからIFTTTにブリッジする

追記: MQTTブローカの選定については,この記事に書いたことも含めて改めて “MQTTブローカ” にまとめた。

Thomas Dietrich氏による “Xiaomi Mi Flora Plant Sensor MQTT Client/Daemon” (miflora-mqtt-daemon: Linux service to collect and transfer Xiaomi Mi Flora plant sensor data via MQTT to your smart home system, with cluster supportが使いやすそうだ。openHABなどのホームオートメーションシステムに統合することも考慮されている。

Floraに特化してないより一般的な,bt-mqtt-gatewayというRasberry Piに限らないLinux一般で使えるBlueZライブラリを利用するPython 3スクリプトもある。Floraも明示的にサポートしている

自前でMQTTブローカーを用意することも難しくない。オープンソースのEclipse Mosquittoがある。それはOpenWrtでもサポートされているので,LAN内のモニター・サーバー上で走らせることもできる。今想定しているシナリオではLAN内MQTTブローカーからIFTTTへのLAN→WANの一方通行の通信のみなので,リバース・プロキシを用意するなどしてセキュリティに配慮する必要も特にない。

パブリックでフリーなMQTTブローカーも存在するのでそれを利用するのも手。Beebotteフリープランで以下が提供されるのでお遊びには十分。

  • Unlimited Channels
  • 50,000 Messages/day
  • 5,000 Persistent Messages/day
  • 3 Months History
  • SSL Encryption

その他もあるが(以下参照),あくまでお遊び用で「トピック」が丸見えになってしまうものもあるようなので注意。

一般MQTTブローカーとIFTTTのブリッジは存在するが,Beebotteはwebhookを呼ぶことができるのでこれを利用してBeebotte→IFTTTのデータ伝達ができる。さらに,BeebotteはREST APIを用意しているので,IFTTT→Beebotteのデータ伝達もできる。つまりBeebotteとIFTTTは双方向にデータのやり取りができる。

現時点ではMQTTを積極的に利用する意味はあまりない。連動させたいIoT機器はFlora Monitorだけで,これはセンサー機器である以上読み取り処理しかなされず,起動するなどといった処理はないので,IFTTTをwebhookで直接呼ぶだけで十分だ。ただ,将来的にそういう機器が増えてくることを見越してMQTTにIoT関係の処理を集約させるのはよいのかもしれない。

MQTTクライアントは各種ある(例えば “The Seven Best MQTT Client Tools 2019” 参照)。そこにもAndroidクライアントは列挙されてるが,Play Storeにもたくさん見受けられる

その他参考:

モニター・サーバー

モニター・サーバーとしては,いわばXiaomi謹製の製品が, “Gateways to the Internet for Non-IP Wireless Devices” で触れた,Youpin Smart Cleargrass Bluetooth/Wifi Gateway HubXiaomiはスマートホームに力を入れていて,Flora Monitorもその製品群の一つ,という位置づけ。Youpin Smart Cleargrass Bluetooth/Wifi Gateway Hubはその核となるもの。Mi HomeというXiaomi謹製アプリもあるが,Xiaomiの製品もサポートできるのか,や,IFTTTなどのような外部オートメーションシステムと連携できるかについてはわからない。

今のところ,自分は既存ルーターを流用することを考えている。OpenWrtをインストールしたルーターが何台もあり(正確にはブリッジとして運用中),どれもUSBポートがあるのでBluetoothのUSBドングル等周辺機器を利用できる。具体的には,今TP-LinkのTL-WR703Nに担わしてる機能を今後他のルータに移す予定があるので,その後それを流用できるだろう。小型で消費電力も少なく,USBポートもあるのでBLEに対応したドングルを追加できるのでうってつけ(ただしどのドングルを使えばいいかは意外と自明な問題ではない)。なお “OpenWrt Project: Automation, home automation and similar” にOpenWrtをホーム・オートメーションに使うことについての一般的情報がまとめられている。

多く見られるのがRasberry Piを使用する方法。これは,もっともよく使われるBluetoothのクラス2の機器の場合,電波の伝達距離は10m程度未満で,モニター・サーバーをFlora Monitorの物理的な近くに配置せざるをえない。その意味で小型のRasberry Piは向いている。特にビルトインでwifiとBluetooth(BLEを含み)機能を持つPi Zero Wはうってつけだろう。

Rasberry PiをFlora Monitorのモニターサーバーとして使った例を以下にいくつか。

さらに,今回調べるまで全く知らなかったが,ESP32を使用したマイクロコンピュータを使うという方法がある。ESP8266の後継モデルのESP32は非力ではあるが,wifiとデュアルモードのBluetooth(つまりBLEを含む)をサポートしているので,Flora Monitorのデータを取ってどっか(例えばMQTTブローカー)に投げるだけ,のような機能を実現するには十分。ESP8266やESP32は各種のいわゆるスマートデバイスに採用されているようだ。

まだあまりESP32のことは理解できてないんだが,ESP32を採用したSBCはArduinoと同じように扱える(具体的にはArduino IDEで開発できる)というのが一つのメリットのようだ。“esp32″と”flora”でWeb検索するといろいろヒットするAliExpressで”esp32″で検索するとこれまたいろいろヒットするESP8266を採用した機器用の代替ファームウェアTasmotaもある。Esp8266に関するオープンソースプロジェクトの数々

追記: 後日,ESPHomeをこの目的のためのESP32ボードのファームウェアとして検討したESPHomeは9/13に公開されたバージョン1.15.0で,Xiaomi Mijia BLE Sensorsの一部としてMi FloraBLE温湿度計LYWSD03MMCとともにサポートされた。なお,とりあえず自分が使う予定はないが,JavaScriptをサポートするESP8266/ESP32用ファームウェアもある

素人が最初に手を出すのには,M5Stack – Modular Rapid ESP32 IoT Development Board – ESP32 dev kitsの製品群,特にESP32 Basic Core IoT Development KitなどはLCDディスプレイ,ハードウェアボタン,スピーカ,バッテリ,micro SDカードリーダなどとともにケースに収められてAliExpressのオフィシャルストアで送料込みで3,500円ほどアマゾンで4,000円ほどスイッチサイエンスで約3,500円+送料ドキュメントも充実しているようだし,いいかもしれない。

TuyaのデバイスでESP8266/ESP32を採用したものはTuya Convertを使えばケースを開けたりはんだ付けしたり,といった手間なくTasmotaをインストールできる。RealTekのチップを採用したものにはTasmotaはインストールできない。

高音質のBluetoothオーディオ受信機

高音質のBluetoothオーディオ受信機について調べた。スマホから従来型ステレオ・コンポなどにBluetooth経由で音楽を送って再生できるようにするのに使う,というのが前提。携帯使用ではなく,据え置き使用を想定しているので,大きさや重さは気にしない。

スマホがiPhoneならAACコーデックに対応することが必須。Android端末も想定するのであれば,AptX*に対応するのが最低条件で,AptX HDやLDACにも対応していることが理想的,さらに動画鑑賞やゲームプレイにも使うことを想定するのなら遅延の少ないというAptX LLにも対応しているのが理想的だろう。AptX Adaptiveはまだ普及していないようなので今回は気にしないことにする(参考: “aptX – Wikipedia” )。

*通常 “aptX” と表記されるのは承知しているが,英語の正書法的には “AptX” でなければならないと思うのでそう書く。ただしこれは標準的考えではないようで, “Capitalization in English – Wikipedia” によれば”iPhone,” “iMac”のようにブランド名の固有名詞が非標準的なキャピタライゼーションをやっているときはそのまま,としている。これにならうならやはり “aptX” 表記が正しいことになる。ちなみに “I – BBC Academy” ではそんな語も,文頭に来たときには最初の文字を大文字にすべき,としている。

選定する際,気をつけなければならないのは,送信機能と受信機能を兼ね備えている機器の場合,サポートしているコーデックが送信の場合と受信の場合で異なる場合があるということ。より正確には,送信するときにエンコードすることはサポートしていても,受信時にデコードすることはサポートしていないことがある。これについては “aptX Adaptiveは次世代コーデックの主流となるか。Bluetoothコーデック再入門。(SBC/aptX/aptX-LL/aptX-HD/LDAC/AACとの比較 etc.)|オモロダイブ” に以下のような記述がある:

aptXに関してはエンコード側については最近オープンソース化され、送信機に実装する場合には無料で使えるが、デコードは有料のため、受信機で実装する場合にはクアルコム社に対してライセンス料の支払いが必要となる。

aptX-HDもエンコード無料、デコード有料となり…

今受信機能が欲しいわけだから,欲しいコーデックのデコード機能もあることを確認する必要がある。実際,現在アマゾンでベストセラー1位とされているTaoTronics Bluetooth トランスミッター レシーバー TT-BA09などは,商品説明を注意深く読むと,送信にはSBC, AptX, AptX LLをサポートしていても,受信にはSBCにしか対応しておらず,要件を満たさない

補記:

AACに関しては逆の場合の機器があるようだ。つまり,デコーディングはサポートするもののエンコーディングはサポートしない。これはライセンスの問題?採用しているチップの問題?今まで調べた範囲ではわからない。

そういった観点から選ぶと以下なんかが候補になりそう。

どれもQualcommのSoC CSR8675を採用している。チップ自身がAptX, AptX LL, AptX HD, MP3, AAC, SBCコーデックをサポートしているようなのでこのチップを採用しているものなら要件を満たしそうだ。

BT-B19のページにある以下の比較表の方がわかりやすかったかも…。

AliExpressに目を向けると,2 in 1 CSR8675 Adapter Bluetooth 5.0 Transmitter Receiver APTX HD/LL Mini Audio 400mah Low Latency Support APT X AAC 54X54X15mmがS/PDIF端子を持つタイプで2,000円強。

後記: “最近購入したBluetoothオーディオ受信機” に最終的に買った受信機2種について書いた。うち1機種はこの記事でも取り上げたBT-B20。

10号を超えるサイズの野菜栽培用ポット

苗で買ってきて15Lのデルモンテ製トマト栽培用培養土袋で育てたトマト株と,地植えにした株を比較すると,最初は肥料袋の方の成長が早かったものの,今は地植えのほうがはるかに巨大に成長している。一口にトマトといっても種類は完全に同じではないので単純に比較はできないものの,やはり土の量の差が成長の差を生んでると考えるのは外れてないだろう。

地植えにはそれ以外のメリットもある。水やりをさほど心配しなくてもいいことは大きい。ただ,地植えができるためにはそれができるようその場所の土を野菜栽培ができるようあらかじめ準備する必要があったりして,労力の初期投資が大きい。一方,ポット(鉢)やプランター植えだと必要に応じて自由に移動でき,特に今の自分のようにいろいろ試行錯誤している段階では大きなプラス。培養土袋に直接植えた場合にも同じメリットがある。ただ,もうデルモンテの培養土袋は出回ってないので,以下ポットないしプランターに植えることを前提に,どのようなものを使用すべきかを考えてみる。

ポットについては,トマトのように1株が大きく育つ自立型野菜が対象でも,10号がよく使われるポットの中では最大サイズのよう。12号ポットは存在するがぐっと少数派。10号ポットは数がでるせいか比較的安価。コーナンの「オリジナル 菜園ポット10号」は約400円+税。これは我が家では既に10個以上導入している。製品に貼ってあるラベルによると容積は約14L。「号」単位で鉢のサイズを示す際,その号数は鉢の直径を示しているだけなので( “【永久保存版】植木鉢の種類・サイズ・土の量 | LOVEGREEN(ラブグリーン)” などを参照),深さによって実容積は変わる。2Fのベランダに置くものについては, “大型底面給水型ポット” に書いたように 安全興業 AZ菜園プランター(土容量16L)を使っている。つまり,今まで地植えにせず可搬性のある様態で育ててるものの土の量は,デルモンテ製トマト栽培用培養土袋を含め,皆15Lほどでほぼ同じということになる。

地植えと完全に同じではないにしろ,それにある程度は匹敵するように成長してもらうためには,もっと大きな鉢に植える必要なのだろう。ただ,それはコスト面で少し難しい。例えば,コーナン実店舗でも扱いのあるNPポット#25が750円ほど+税。カインズでは税込み798円なのでわずかにコーナンより安い。縁に支柱固定用と思われる穴が開けてある以外は,特に目立った特徴のないスタンダードな鉢。土容量は25Lほどで望ましいサイズだと思うが,お値段は大雑把に10号鉢の2倍。このサイズのクラスになると,もはや野菜栽培用ではなく果樹栽培用とされる。それでも試しに2つ買ってみた(冒頭写真)。

コーナンではロゼアスクエア330型(角型,20L,698円+税)やロゼアポット450型(丸形,26L,898円+税)も扱っている(どちらもアップルウェアのロゼアシリーズで他のサイズバリエーションもあり)が,これらはバラなどの栽培に使われることを想定しており,支柱を立てるための方策は準備されてないので採用を見送った。

オンラインで安く手に入らないかと調べてみたが,大型底面給水型ポットのときと同様,単価はいくらか安くても,送料が高くつくため最終的にはほとんどメリットがない。唯一,アイリスオーヤマのベジタブルポット深型 12号(容量29L)が,税込み670円,5,000円以上注文で送料無料の条件で楽天市場で出ていた。送料無料にできれば安い。側面に支柱留めのための穴が開けてある上,容量も大きいので選択肢になろう。その他,同じく楽天で税込み655円,送料750円のも。多数同時注文することで送料が無料にはならないものの,送料は750円で変わらないようなので,多数注文すれば単価は安くなる。

アップルウェアーのバラ鉢・果樹鉢には容量20Lのものがあるが,支柱固定のための準備がない。鉢上げを容易にする,底が外れる機構があるのは面白いが,トマト栽培には必要ない。

Oppo Reno AとR17 Neo(Android 9)のANT+サポート

Oppo Reno AとR17 Neo(Android 9)のそれぞれについて,ANT+をサポートしているか調べてみた。ANTtesterアプリを使用。

Reno A

後で気づいたが他の人が既に検証していた(↓),が自分でもやってみた。

Reno AでANT Testerを最初に起動した際の表示

Reno AでANT Testerを最初に起動した際の表示

指示に従ってANT Radio ServiceとANT+ Plugins Serviceをインストールした後の表示

指示に従ってANT Radio ServiceANT+ Plugins Serviceをインストールした後の表示

Reno AでANT Testerを最初に起動した際の表示(左),とそこに表示されたダウンロードアイコンをクリックし,ANT Radio ServiceANT+ Plugins Serviceをインストールした後の表示(右)。

しばらく使ってなかったANT心拍計でテストしてみたが,接続できなかった。現時点でこの心拍計が正しく動作しているかを客観的に知る手段はなく,他のANT機器も所有してないのでここで断念。

R17 Neo

R17 Neoでも検証してみた。Android 8の状態で調べてみたら行けそうだった

Android 9にアップグレード済みのR17 NeoでANT Test起動時の表示

Android 9にアップグレード済みのR17 NeoでANT Test起動時の表示

R17 NeoがAndroid 8の状態でANT Radio ServiceやANT Plugins Serviceはインストールした後のANT Testerの表示

R17 NeoがAndroid 8の状態でANT Radio ServiceやANT Plugins Serviceはインストールした後のANT Testerの表示

Android 9にアップグレード済みのR17 NeoでANT Testアプリを起動した際の表示(左)と,以前Android 8の状態で,ANT Radio ServiceやANT Plugins Serviceはインストールした後のANT Testerの表示(右)。Built-in firmwareもなければ,ANT HAL Serviceもなし,ANT Radio Serviceには問題があることになっている。

ちなみに,それらアプリを追加する前でも,Built-in firmwareについては, “No” とはなっておらず,“No Service” となっていた

2つの鍵アイコンのどちらをクリックしても"use ANT hardware"をオンにするよう指示される

2つの鍵アイコンのどちらをクリックしても”use ANT hardware”をオンにするよう指示される

ANT Radio Serviceでは "Permissions" 欄がグレーアウトされており変更できない

ANT Radio Serviceでは “Permissions” 欄がグレーアウトされており変更できない

“Built-in firmware” と “ANT Radio Service” の双方に鍵アイコンが表示されているが,そのどちらをクリックしても “use ANT hardware”をオンにするよう指示される。 “OK” をタップすると,ANT Radio Serviceアプリのアプリ情報が表示されるが, “Permissions” 欄がグレーアウトされており変更できない。

検索してみるとAndroid 9にアップグレード後ANT+が使えなくなったというのはさまざまな機種で起こっている模様。例えば以下:

Android 9のアップグレード時に問題が発生しても,その後の追加アップデートで問題が解消した,という報告がいくつか見られるが,R17 Neoについてそういうふうに問題が解決することはあまり期待できない。

大型底面給水型ポット

トマト栽培に使用する前提で調べたので,丸型でかつ極力容量の大きいもので比較した。容量の小さいものや角型のもの(その場合「プランター」と呼ばれるようだ)もラインナップされていることも多い。

コーナンで扱っているAZ菜園プランター丸形380 税抜698円

コーナンで扱っているAZ菜園プランター丸形380 税抜698円

コーナンで扱っているAZ菜園プランター丸形380

コーナンで扱っているAZ菜園プランター丸形380

安全興業 AZ菜園プランター ー 公式サイトにはないが丸形がある。コーナン実店舗で扱っており(写真),丸形380 税抜698円(4 573401 042277)。なぜかコーナンのオンラインショップでは扱いがない。土容量16L。貯水量については記載なし。支柱フレーム付き。ただし支柱は別途自分で用意する必要あり。

支柱フレームは,ポットの縁に予め開けられている4つの穴にそれぞれ留め具を差し込み,その留め具を使ってそれぞれに8mm径の支柱を立て,さらにそれら4本の支柱を1つの円形のフレームにはめ込む方式。さらにオプションで真ん中に8mm/11m径の支柱を立てられるようになっている(左の写真及び末尾の写真参照)。

支柱の入手方法一般については別記事を書いたのでそちらを参照。

カインズで扱っている楽々菜園丸形380支柱フレームつき1,080円(税込み)

カインズで扱っている楽々菜園丸形380支柱フレームつき1,080円(税込み)

アップルウェアー 楽々菜園 ー カインズで扱っている(写真),380支柱フレームつきで1,080円(税込み)。コーナンのオンラインストアでは798円+税。土容量15L。貯水量2.5L。AZ菜園プランターと,支柱フレームの固定方法も含めて非常に似通った作りだが,ポット縁の,支柱取付具の取り付け用穴がAZ菜園プランターでは4個なのに対してこちらは8個。支柱取付具を使う際使うのは4個であるのはどちらも同じであるが,楽々菜園では真上から見て円形フレームが45度ずれた2通りの取り付け方が可能。

リッチェル 水ラク 菜園上手 ー 丸36型で容量15.4L,貯水量2.7L。支柱留め具は別売り。支柱を留める方法は上の2つとは異なり,1本ずつ独自に固定する。これら製品には貯水部分に排水用穴があり,そこは取り外しのできる蓋でしめられる構造になっている。通常この蓋は黒いのだが,菜園上手のは半透明になっていて,貯水部の残量がわかる,というのは地味な利点。「水ラク」を冠していない「菜園上手」ポットもあり,これらは底面給水機構を備えていないので注意。

ベストコ 給水式ポット360型は貯水部分とそれ以外を分離できるのが最大の特徴

ベストコ 給水式ポット360型は貯水部分とそれ以外を分離できるのが最大の特徴

ベストコ 給水式ポット ー 360型で土容量約15L,貯水量約3L。側面に支柱を留めるための穴が開けてある。貯水部分とそれ以外を分離できるのが最大の特徴。メンテがやりやすいだろう。これに酷似したグリーンパル 給水式菜園ポット360型もある。アスクルの商品説明ページの写真がわかりやすい。

ちなみに,角型の給水式プランター500型では,ペットボトルを底面貯水部に直接挿しこめるようになっている。アマゾンの商品ページの写真がわかりやすい。そうすると長期水やりをしなくてよい,としているがそんなにうまくいくのかな…。おもしろことに,グリーンパルの同等品では底面給水部の給水口の形状が違う。

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2Fのベランダで育てているものについては,水やりの手間を省くためこのような底面給水システムを採用したポット/プランターを使っていきたいと思っている。水を1Fから人力で運び上げるのは煩わしいからだ。今までは写真にあるようにAZ菜園プランターを購入してきた。

近くのコーナンで簡単に手に入る,というのが最大の理由だが,悪くない値段であるというのもある。オンラインで同等商品がいくらか安く売られてるのを見つけても,これだけかさばる商品だと送料がかさみ,それも加味すると結局コーナン実店舗でAZ菜園プランターを購入するのと大差なくなる。自分が調べた範囲だと,グリーンパルの給水式菜園ポット360型価格726円 (税込)を複数個一気に購入することで送料をただにして,なんとか多少安くなる程度。

2FのベランダでAZ菜園プランターを使ってトマト栽培中

2FのベランダでAZ菜園プランターを使ってトマト栽培中

参考:

関連して, “10号を超えるサイズの野菜栽培用ポット” も書いた。