スマホバッテリを容量いっぱいまで充電させないことを一つの目的に,スマートプラグの類をいろいろ入手して試してみたが,給電可能状態で,実際そこで電力が供給されているかを検知するには電力計機能が必要であったことに気づいた。
その機能付きのものは,日本のアマゾンではあまり見つからず,以下の2種ぐらい。この手の製品は要は中国メーカからOEM提供を受けてアプリなんかを日本語化しているだけ,ということが多いと思うのだが,仮にそうだとしても日本人向けにちゃんと手を入れている印象。
【+Style ORIGINAL】スマートプラグ 2個セット 消費電力/タイマー 動作 Amazon Alexa/Google Home 対応 アプリ連携 Wi-Fi 音声コントロール ハブ不要 スマートコンセント ソケット…極性付きプラグが問題。大半の場合,結局アメリカの3穴/芯プラグ用アダプタを介さないと日本のコンセントには刺さりもしないと思われる。
どうせアダプタを併用しなければならないのなら,US用のものが安い。例えば16A WiFi Smart Plug Socket With Power Energy Monitor EU Standard Multi Plug Tuya APP Control Works With Alexa Google Assistant|Smart Power Socket Plugが送料込みで$8程度⇐電力計機能なしでした,Tuya Plug Smart WiFi Adaptor power energy consumption metering function for home work with Alexa Google Home 110V 220Vなら送料無料で$10程度⇐実際購入したが(写真),商品説明でははっきり電力計機能があるとされていたのにも関わらず,実際にはなかった。
SwitchBot スイッチボット スマートプラグ Wi-Fi コンセント – タイマー 遠隔操作 音声コントロール Alexa Google Home IFTTT Siriに対応…SwitchBotの素性がよくわからないが,クラウドファンディングサイトMakuakeでいくつかプロジェクトを成功させているところをみると日本の会社なのだろうか。後にあげるアマゾンのレビューではFUGU Innovationsという中国会社の日本支社,としているのがある。日本語サイトのみならず,英語サイトも用意している。ただし,素性を現す情報は見当たらないのが正直怪しい。
IFTTTやAmazon Alexa,Apple Siri,Google Homeなどとのサードパーティーサービスとの連携についてちゃんと説明ページを用意しているのは好感が持てる。製品をコントロールするPythonスクリプトも公開している(OpenWonderLabs/python-host: The python code running on Raspberry Pi or other Linux based boards to control SwitchBot)。ただし,これは機器のBluetooth MACアドレスから操作するようだからLAN内での使用が前提?スマートプラグにはBluetooth機能がそもそもないからこのスクリプトでは操作できない?それをNode-REDから使用した例。
ただ,スマートプラグ自身は全般的には高評価だが,否定的なものも無視できないほどある。
AliExpressに目を向けると,米の3芯プラグ用製品は多く見られるが,日本の2芯プラグ用製品は珍しい。唯一,Tuya WIFI Smart Socket Smart Plug EU UK Swit AU BR FR JP Israel Ita ZA Plug 10A Remote Control Alexa Google Home Energy Monitorがあったが,プラグに極性あり?⇒問い合わせるとやはり極性あり,つまりprongの一つが他方より幅広だ,と。アプリの画像みると,+Style ORIGINALのものと同じ。
ちなみに,冒頭の図は,Adobeが写真や動画など約7万点の無料素材を公開,しかも商用利用OKということだったので,そこから1点無理矢理選んで入れてみた。
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