最近知り合いのご老人の携帯回線の乗り換えと機種交換をお手伝いした。 “フルのかけ放題必須のご老人の携帯電話プラン” で企んでいたことを実行に移した形。その時の顛末は “よかれと思って高齢者のAndroid端末を交換したら大変なことに” に詳しく書いた。この記事では,新しい端末として選んだ,2019年初頭発売のHuaweiのNova Lite 3のセットアップについて記録する。これは実は2020年にIIJmioに転入時に合わせて購入したもの。ちなみに,大変紛らわしいが “Nova Lite 3″ が正しく,”Nova 3 Lite” ではない。
端末概要
“「HUAWEI nova lite 3」が2月1日発売 水滴型ノッチやAIカメラ搭載 2万円台半ば – ITmedia Mobile”
“Huawei nova lite 3のスペックまとめ、対応バンド、価格 | telektlist” によれば,ドコモ・Au・ソフトバンクのネットワークの使用は問題ないとのこと。楽天モバイル (MNO) での使用も公式にサポートしている。つまり4 MNO全てで使える。
Bluetoothは4.2。5じゃないんだ…。
特筆すべきはFMラジオ機能を持つこと。つまりラジスマ機…のはず(現時点で未確認)。
今までの京セラ製かんたんスマホ 705KCはワンセグ機能を持っていたがそれは失われる。最近のスマホはワンセグ機能を搭載しなくなっているからFMラジオ機能は代替策として妥当だと思う。価格.comのデータが正しければ2020年に発売されたスマホでワンセグ機能を持つのは5機種のみ。 “防災・ラジオ・ワンセグ・スマートデバイスを考える──シニアスマホが意外に最強? – ケータイ Watch”
アクセサリはP Smart 2019ないしP Smart 2020用のを流用
海外から安くアクセサリを手に入れるには,該当するグローバルモデル知っておくことが大事だが, “Huawei Nova Lite 3 Launched as Japanese Variant of the Huawei P Smart (2019): Price, Specifications | Technology News” によれば,P Smart (2019) のバリエーション,ということのよう。さらにP smart 2019とHuawei P smart 2020とではメモリ周りの仕様が変わっただけで後はほぼ同じのようなので,要はP Smart 2019/2020用のアクセサリが使えるということのようだ(より細かい比較: “Compare Huawei P Smart 2020 vs Smart (2019): which is better? | NR” )。
ご本人は手帳型のカバーがお好みということだったので,シズカウィル(shizukawill) HUAWEI nova lite3 専用 手帳型 赤色 PUレザー レッド クイーン ケース カバー ビンテージストラップ付 カード収納あり ファーウェイ novalite 3 ノバライト3 nove lite3 スマホケース (nova lite3, RED QUEEN)をご用意した。そのときは急いで必要だと考えていたので(実際はそうならなかったが),海外からP Smart 2019/2020用のを取り寄せるのではなく,アマゾンでNova Lite 3用のを調達した。
SIMカードの挿入方法
HUAWEI nova lite 3 SIMカードを挿入する|QTモバイル端末の設定ガイド|QTモバイルサポート|QTmobile(QTモバイル)公式サイト
MicroSDカードの使用
“Micro SDカードのA1/A2アプリケーションパフォーマンスクラス” で予習したあと,ドスパラでSanDisk マイクロSDXCカード 128GB Ultra UHS-1 A1対応(SDSQUA4-128G-GN6MN) 海外パッケージ品を購入し使用。
Xperia XZのMicro SDカードの内部ストレージ化をしたときのように部分的に内部ストレージ化をしようかと思ったが,価格.comのクチコミによればそのためのadbコマンドは表面上通るが,思うような結果にはならないとのこと。 “よくある質問、FAQ(ハード関係) – nova lite 3+(2020年)、nova lite 3(2019年、UQ版HWU35)、nova3(HUAWEI)まとめWiki(PC版)” では,設定>ストレージ>デフォルトの保存場所を「SDカード」にすると(…これやったかな?)、内部ストレージへのパス(/mnt/sdcard/)が、外付けSDに置き換わり,アプリデータがSDに保存されるようになるとのこと。アプリ本体は引き続き内部ストレージの方にインストールされるそう。
旧機種のアプリ・データの引き継ぎ
Phone Cloneアプリというアプリがプリインストールされており,旧機種にもそれをインストールすることで,かなりのアプリ・データの引き継ぎができた。 “【nova lite 3】旧端末の設定をかんたんに引き継げるスグレモノアプリ【PhoneClone】 – YouTube” 参照。
ただし,旧機種に入っていた製造元(京セラ)のオリジナルアプリでクラウド同期したりしないメモ帳アプリに結構メモを取っておられたのだが,それは移されなかった。これからはGoogle Keepを利用するようお勧めするつもり。
Lineの引き継ぎ
Lineのアカウント引き継ぎをするのは初めてで,うまく行くか不安だったが,以下を参照してやったら無事できた。
SIM2枚とmicroSDカードの同時使用
現状ではSIMカード1枚とmicroSDカード1枚のみを使用しているので何も問題ないが,将来的にSIMカード2枚とmicroSDカード1枚の同時使用をしたくなるかもしれない。そのために必要なアダプタは既に購入済み。以下ビデオにその説明がある。
“Rakuten 対応端末 HUAWEI nova lite 3 SIM 2枚 + microSD 取り付け!!! Dual SIM + microSD – YouTube”
まだやってないこと

常にスマホを携帯していただくために何か吊り下げカバンのようなものをご用意しないと,と思っていたらご本人がいきなり自作(カバーそのものは私がご用意)。戦争を経験した世代は,なんというか,底力というか馬力がすごい気がする。
- 省電力機能でLine等重要なアプリが勝手に落とされてしまわないことを確認。
- microSDカードの設定がちゃんとで来ていることを確認。
Googleアプリの検索窓ウィジェットをホーム画面に。⇨ 7/22完了- ラジオ機能の有無の確認。
- 109, 110への発信ボタン。
「端末を探す」の設定。特に有事の際に外部から現在の位置情報が見れるよう。 ⇨ 7/22完了- Team Viewerの設定。タブレットでもやっておくか。
- UQのウィジェット。高速モード/節約モードの切り替えができるように。
- Google Mapsのオフラインマップのデータの事前ダウンロード。
- AmazfitアプリZeppの設定。他端末からも見られるように(見守り目的)。
- Google Keepのインストールと設定を旧機種,新機種(Nova Lite 3),タブレットの全てで。⇨ 7/22 タブレットではやった。旧機種でまだやってない。
旧機種,タブレットでLineが利用できるように。 ⇨ 複数のAndroid端末(タブレット含み)で同じLineアカウントを同時使用することは不可,とのこと。- スマホ,タブレットの双方で使えるメッセージングアプリの導入。
- Lineアカウントに電子メールが設定されていることの確認。
- “離れて暮らす家族がお互いにストレスなく安否確認 『見守りアプリ・サービス』を紹介|TIME&SPACE by KDDI” にあるアプリ。定期的に披見守り者に簡単なアンケートに答えることを要求するもの。
- 遠隔SMS操作アプリのインストールと設定。 参考: “Auの4GガラホGratinaでSMSの送受信をリモートで” 。
- Xiaomiのデジタル温湿度計LYWSD03MMCをこの方のために買ってあるので,Nova Lite 3と連携させるか。
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