仕事の会計処理

弥生の青色申告ソフト「やよいの青色申告」を使って確定申告(青色申告)しているが,他のソフトに乗り換えるなどしてケチれないか検討した。結論: ケチれない。

弥生の製品間移動

仕事の会計処理というとはずかしながら大したことはやってきておらず,弥生の青色申告ソフト「やよいの青色申告」を使って確定申告しているくらい(しかも実際の作業は担当者任せ)。これの料金体系をちゃんと理解していなかったが,「サポートプラン」とは一旦製品を購入した後の,翌年の会計年度向けの1度の製品のアップグレードとレベルの異なるサポートの双方を合わせたもの。直接のサポートなしのセルフプランが8,000円(税抜),電話/メールサポートつきのベーシックプランで12,000円(税抜)。最初の製品購入後は,毎年ベーシックプランの12,000円を支払ってきている。担当者が毎年申告前の時期に電話でサポートを受けているのを見るとサポートの意味は大きいのかな,という気もするが,それを加味しても安価とも決していえない。

まず,弥生の提供する確定申告ソフトの機能比較表を見ると,単純に青色申告ができるという点からは,今まで使用してきたデスクトップ版だけでなく,クラウドアプリ版でも用が足りそうだ。比較表を見ると出納帳と伝票の機能のある・なしだけの違いに見えるが,なくても問題ない。クラウド青色申告ソフト「やよいの青色申告 オンライン」は他の弥生製品からのデータのインポートができセルフプランなら初年度無料な上,それ以降も8,000円/年(税抜)。ベーシックプランで初年度6,000円,それ以降12,000円。つまりクラウド版に乗り換えても,初年度しか費用削減効果がない。ここ誤解していて数千円削減できると考えていた。デスクトップ版もクラウド版も月払いには対応していない。

会計処理のかなめ

さて,自分自身では申告手続きをやってないので,所詮伝聞による知識しかないが,少なくとも確定申告ソフト/アプリでは以下の機能が重要なようだ。特に最初の2点をセールスポイントにしていることが多いように思う。

  • 自動取引データ獲得
  • 自動仕分け
  • UIー手動勘定仕分けのやりやすさ
  • 確定申告書の作成とできればe-Tax

私の仕事では為替処理がどうしても入り込むが,少なくとも確定申告用のソフトではこれに対処するための機能はいずれにせよ特に用意されてないので差別化ポイントにはならない。

金融機関における取引明細を自動取得する” に書いたように,取引明細の自動取得については,年1回の確定申告のときだけでなく,平時からの業務の効率化の観点から,自動化(しかも頻繁にデータ取得)したいと考えている。仮にそれが実現できたとすると,次は自動勘定仕分け。ここはモノホンの会計アプリの真骨頂であり,後で見る無料の会計アプリにはそういった機能は全く見られない。しかし,我が会計担当者にその辺りについて聞くと,「現状大した取引量ないからその機能のあるなしは大きな差にはならない」,と。はぁ。さよですか…。

完全無償の青色確定申告ソフト

だとすると,最後の確定申告書の作成がちゃんとあれば,今後の確定申告はそれに乗り換えられる可能性がある。 “【徹底比較】完全無料で利用できる会計ソフト8選!【2022最新】” を見ると,完全無料のものでは,フリーウェイ経理Lite円簿会計が候補に残る。

円簿会計

この2者では我々は円簿会計シリーズを有力視している。特に,円簿青色申告はやよいの青色申告からのデータ移行ができることは大きい。ただし,「弥生青色申告」からデータを移行できますのは「仕訳日記帳」のみです。開始残高は移行できませんので【円簿青色申告】で開始残高の登録が必要です,とのこと。

インストール型ではなくクラウドアプリなので作業するデバイスを選ばないのもよいし,実際使うようになるかどうかはわからないが,同じシリーズに同じくクラウド型の無料会計アプリがラインアップされているのもよい。ただ,円簿会計と円簿青色申告との間でデータフォーマットの非互換性があるので,移行するならゼロからやり直せ,と言ってみたり,できなくはないが非推奨,としてたりする。

データ保管は7年間電子帳簿保存には適合していないサポートはフォームを介したもののみで,電話でのサポートはなし

さて,不安な点。CSVデータの読み込みには対応していても,あくまで弥生青色申告でエキスポートしたCSVデータを想定しているので,”金融機関における取引明細を自動取得する” で考えた方法で得られたデータを読み込んでくれるかはわからない。これは大きな懸念事項。

また,e-Taxに対応していないのも大きなデメリット。会計ソフトで準備しておいて,最終的に国税庁の用意したツールでe-Taxするということはありえなくはないが,明らかに会計ソフト1本で済ます場合に比べて手間が増えるe-taxで確定申告をする場合、【円簿青色申告】で作成した青色申告決算書などの内容をetaxで申請する際に入力していけば完了する,ということらしいが…。

そこまでは理解できるのだが,会計ソフトからエクスポートしたデータ(エキスポートが可能だとして)をインポートできる手立てが用意されているか,というのがよくわからない…と思っていたら,弥生会計(やよいの青色申告)から書き出した.xtxデータは、国税庁がダウンロード提供している「e-Taxソフト」に取り込ませることができるものの,「確定申告書等作成コーナー」および「e-Taxソフト(WEB版)」にはできないらしい「e-Taxソフト」でのその手順の説明もあった。ただ,いずれにせよ円簿青色会計にそういったエクスポート機能はないようだ。だとすると手でちまちまデータのコピー?それだとさすがに手間が見合わない?

XTX形式はどうやらXMLをベースにしているようなのだが,その正体の情報が見つけられない。なぜ?⇦ “報告事項の提供方法等|国税庁” は関係ある?

その他

その他以下のリストも参照した:

その他にも,「無料 青色申告」で検索すると,いくつか個人作のものが見当たる。

青色申告とe-Taxを要件に含めるとそれを満たすものが見つからない。ツカエル青色申告オンラインは上記リスト中無償と紹介されているが,少なくとも今はそうではなく,13,200円(税込)/年(3名まで)となっている弥生製品のデータの取り込みに対応していたり,単体でe-Taxを完了できなくてもe-Tax用データ(.xtxファイル)を書き出すことができたりして,無償であれば候補になったのだが。

ツカエル青色申告オンラインの販売元ジョブカンは青色申告ソフト/アプリはジョブカン青色申告 / 確定申告 Desktopというのがあり,パッケージ版とダウンロード版がある。電話サポートがあるのはパッケージ版で,実際に使うのは年に半年だとすると,7,370円(税込)/年に抑えることができるが,その程度では移行の手間や落ちるかもしれないサポートの質が見合わない。

RUCARO仕様 プライベートクラウド会計ソフトRUCAROは「日本一安全なプライベートクラウド会計ソフトを作る」を標榜した野心的プロジェクトだったが,「まもなくオープンソースとしてのソフト提供を終了し新たなソフトを提供する予定(時期未定)」ということで,オープンソースとしての将来性はない。

有償ソフト

無償製品だとやはり結局実用にならないようだ。では有償製品と比較してみるとどうなるか。最近流行りのクラウド型のマネーフォワード(以下 “MF”)であったりfreeeであったりが比較対象になるのだが, “マネーフォワード・freee・弥生 – クラウド型会計ソフト比較” で概観できるように(この記事は現状を正確には反映していないようなので注意),電話サポートが必須だとするならば,年払い換算ではやよいの青色申告オンラインが実はもっとも安価。この記事には含められてないがデスクトップアプリのやよいの青色申告も同様。

弥生製品は年払いしか可能ではないが,MFにしろfreeeにしろ,月払いが可能。なので,どうせ年1度の確定申告の準備作業のときだけ月払いするというセコセコ作戦もありえる。しかし,敵もさるもの,そういうこちらのゲスな考えはお見通しなようで,電話サポートつきのプランは年払いしかできず,しかも相当に高い。MFクラウド確定申告のパーソナルプラスプランで35,760円/年freee会計のプレミアブランで39,800円/年

こうしてみると弥生の青色申告ソフトの電話サポートつきのベーシックプランの料金が,MF,freeeに比べて約1/3で,実は大変良心的だということがわかる。ここは老舗の面目躍如というところか。

結論

  • 今後も弥生の青色申告ソフトの利用を継続。複数端末から操作できる必要が生じた際には,クラウド版に乗り換え。

めちゃめちゃ時間かけたのに全くコスト削減効果がなかったとは…。


以下本編で利用しなかった雑多な情報。

無料で使える会計ソフト「MFクラウド」は零細個人事業主には神ツールなのではないか

マネーフォワードを無料で使えるのはいつまで?プランの種類や終了後の料金はどうなる?

データ連携対象サービス固有情報 | よくあるご質問 | マネーフォワード クラウド確定申告サポート

freee会計が楽天銀行とのAPI連携を終了、口座明細の自動取り込みを2月24日17時頃に停止 | TechCrunch Japan

個人で動作を試せる銀行系オープンAPIまとめ – Qiita

マネーフォワード、無料の電帳法対応ストレージ。容量無制限 – Impress Watch

マネーフォワードは、電帳法対応ストレージサービス「マネーフォワード クラウドBox」の無償提供を開始した。請求書や注文書、発注書、見積書、納品書などの電子取引データを、2022年1月に施行される改正電子帳簿保存法の保存要件に対応し、保管できる。

メールで受け取った請求書や、Webサイトからダウンロードした領収書などの電子取引データを、改正電帳法の保存要件に対応し、保管できるサービス。電子取引データのアップロード機能、タイムスタンプ自動付与機能、「取引年月日・取引先・金額」を元にした検索機能等などで効率的な保管できる。保存容量、保存期間、利用人数は無制限で、「マネーフォワード クラウド」を利用している事業者に限らず、すべての事業者が利用できる。

 

フリーランス危うし? 「インボイス」制度に向け、適格請求書発行事業者の登録を – Impress Watch

 

 

 

金融機関における取引明細を自動取得する

金融機関における取引明細を自動取得する方法。しかも,無料か安価で,かつ,得られたデータを自分でさらに自動処理できる,という条件付きで。

もちろんこれは自分が個人事業主であるため,会計処理,特に毎年の確定申告(青色申告)する上で,作業量を抑えるために激しく望ましいのがこれを調べようと思ったきっかけ。しかし家計を管理するといった目的にも使えよう。 “銀行口座への入金の通知を自動で受ける” で考えたような,顧客からの入金にタイムリーに反応する,といった目的にももちろん使えることを期待している。

自動取り込みの方法

データ取り込みは,スクレイピングとAPI利用の2つの方法で行われる。APIが提供されているのならもちろんそれを利用するようになっているのがベスト。スクレイピングはその動作原理からして,対象ウェブサイトのちょっとした画面変更でいつ使えなくなってもおかしくない。

また,APIであれば,まっとうにデザインされていれば権限を細かく指定できる…ように常識的には設計する。取引明細を見ることはできても,その他振り込み処理などは許さない,といったように。一方スクレイピングの場合,スクレイパーは与えられた対象ウェブサイトへのログイン情報で,基本人間のユーザができることは原理的に全て無制限にできる悪用されてしまうと全く洒落にならない結果になる

自動取得のプロセスをローカルに行うか,クラウドで行うか,という区別もある。一般にアプリ/サービスは,どの端末からもアクセスできる,というメリットが通常生まれるクラウド型が好まれるが,特にスクレイピングをさせる場合,ログイン情報がクラウド上のスクレイパーに保存されることになるのが大いなる不安材料。もっとも,多くの人が例えばGoogleのパスワードマネジャーに各種サイトのログイン情報を記憶させているのと,本質的に変わらないといってしまえばその通りではあるが…。それでも,ローカルにスクレーピングさせるほうが気分的にはまし。自分の場合はそういう問題はないが,財務状況全体がリークしてしまわないように極力ローカルで,という判断を下す場合もあろう。

取り引き明細の取得対象

取引明細が欲しいのは主に銀行とクレジットカードだが,税金や公共料金までクレジットカードでの支払いが可能になってきているので,実は日本国内での事業に関する支払いだけに関していえばクレジットカードの取引明細が自動で得られたらそれだけで十分な段階に達しているのかもしれない。事業的には実際には入金もあれば,為替操作を伴う海外での出金もあるのでそう簡単には行かないのだが(特に後者は確定申告ソフト程度ではそもそも扱うことを想定していないようだ)。

事業主としてではなく,純粋な個人として支出を家計簿的に管理したい場合は,スーパーやコンビニ等での出費も記録したいだろう。コンビニでは早くからクレカ払いに対応していたと思うが,スーパーでの支払いでも最近はクレカ対応が普及した。以前は現金のみだったマンダイや業務スーパーまで,少なくとも自分が使う店舗ではクレジットカードに対応したのには驚いている。これら店舗でもクレジットカードを利用すれば,やはりクレジットカードでの取引明細が得られれば目的が達成できることになる。

ただ,コンビニなどではテキパキと支払いをしたい。そういう種類の店だからだ。傍証程度の意味しかないが “現金・カード・QR・NFCタッチ 決済が一番早いのはどれ? お店のデータで検証【中小店舗のキャッシュレス対応】-Impress Watch” にある実験データは興味深く,サインや暗証番号を要求するクレジットカード決済(タッチ決済ではなく)が決済にもっとも時間がかかり,現金を含めた他の方法は大差ない団子状態,という結果。想像通り現金支払いの場合所要時間に大きく幅があることもこの記事で述べられている。要は,現金と(通常の)クレジットカード決済以外であればテキパキ支払いが完了する,ということのよう。

自分の場合,〇〇 Payの類にはどうも苦手意識が強く今まで全く使用していない。三井住友 (SMBC) のVisaクレジットカードが2022年3月からGoogle PayでのVisaタッチ決済に対応するそうで,私が知る限りこれが日本でGoogle Payでのタッチ決済に対応する初めてのクレジットカードになる。コンビニ3社(セブンイレブン,ファミマ,ローソン)・マクドナルドで「Visaのタッチ決済」を利用するといつでもポイント最大5%還元,というのは時限付きキャンペーンではないという点で悪くない。○○Payの時限つきキャンペーンではこれ以上の好条件はあろうが,あまり外出しない自分としてはそれらは手間が見合わない。

さらに,エポスカードがVisaタッチによるGoogle Payに対応すると発表された。自分の知る限りSMBC Visaクレジットカードに続いて国内2例目。自分のエポスカード自身は古いタイプでVisaタッチに対応してないようなんだが,問い合わせてみるとカード自身は切り替えずとも,Google Payに登録すればVisaのタッチ決済が利用できるとのこと。

独立した自動取得アプリと他のアプリの一部として提供される自動取得機能

余談が長くなったが,金融機関における取引明細を自動取得する手段はいくつかある。事業の会計処理を目的にしたものと,家計管理を目的にしたものがあるが,もちろん機能的にかぶる部分は大いにあり,同じ会社がそれぞれの目的のアプリを提供していることはよくある。

これら機能は通常何らかの会計処理アプリの一部機能として実現されている。自分も今まで使用してきた弥生の製品であればスマート取引取込という機能で( “Yayoi Connect” と呼んでいることもあるように思う)。取り込むことについては自動でやることに限らず,CSVファイルをインポートすることもサポートしている。任意のCSVファイルを読み込ませることができ,その際各カラムをどう解釈するかを指定できるので自由度は高い。その一方,エクスポート機能は皆無。なお,スマート取引取込はWebアプリであり,我々が使っているデスクトップアプリのやよいの青色申告からも,それを利用する形になっている。

以下自分が見つけることのできた,要件を満たすものを列挙するが,ほぼ検索エンジンで偶然見つけられたものばかりで,これで網羅できているという確信は全くない。ただ, “無料で使える会計ソフト「MFクラウド」は零細個人事業主には神ツールなのではないか” にあげられている,かつて弥生オンラインが自身で自動取り込み機能がなかったときに依存していた他のアプリは参考にした。とはいえ,POSサービス,請求書等作成サービスはとりあえず関係ないし,Web上の金融情報を一括管理するアカウントアグリゲーションサービス MoneyLook(マネールック連携サービス)はウェブサイトこそまだあるものの, “MoneyLookという資産管理Webアプリを使うと、簡単に現在の資産が一目でわかりますよ – ノマド的節約術” で紹介されているような方法でのサインアップは現在できない。今は少なくともコンシューマー向けに単独で提供はされてない印象

ちなみに,弥生の青色申告ソフト「やよいの青色申告」を今まで使ってきているが,これはCSVファイルをインポートできるようなので,これらの方法で取得したデータを取り込ませることはできる。やよいの青色申告自身が銀行口座やクレジットカードの明細を自動て取得する機能を持っているので機能はかぶることになるが。

ソリマチMoneyLink(マネーリンク)( “【レビュー】銀行やクレカ、電子マネーの明細を自動取得・一元管理できるフリーソフト「MoneyLink」 – 窓の杜” )は,明らかに同社の会計アプリと組み合わせて使われることを想定していながら,あくまで独立したアプリとして提供されているという変わり種。 “Q.インターネットバンキングサービスから入出金明細を取り込み、会計製品へ転送する方法 – 株式会社ソリマチサポートセンター” にはその「会計製品」に直接MoneyLinkからデータをインポートできるかのような記述になっている。

Windowsアプリで無料。インストールフォルダはC:\Program Files (x86)\Sorimachi\Ibpb。FAQs対応金融機関は多数。今後自分の普段使いのクレカにしようかと思っているリクルートカードは三菱UFJニコス(MUFG)カードなのでMoneyLinkでの取引明細の自動取得はできるだろう。

MoneyLinkについて特筆すべきはExcel形式でのデータエキスポート機能もあること。付属のPDFマニュアル(2021年5月の第16刷の自分用の参照用リンク)のp. 34にExcelファイルへのエキスポートについての記載がある。一般的に処理できる形式でデータをエクスポートしてくれるのであれば,その後自由に加工できる。Microsoftが提供するデスクトップ操作の自動化ツール(あるいはRPA (Robotic Process Automation) ツール)がWindows 10で使えるのでそれなんかと組み合わせると自動化も可能だろう。

MoneyLinkはユーザを作成し,それぞれについてそのインポート先金融機関情報を登録していくことになるが,それはMoneyLinkアプリがローカルに持つだけではなく,ソリマチのサーバにもアカウトに紐付けられて保存される。これはクリーンインストールしたMoneyLinkアプリで以前作成したアカウントでログインすると,そのアカウントで登録していた金融機関情報が自動で復元されることでも明らか。なのでMonkeyLinkのアカウント情報は慎重に扱う必要がある。単純なユーザ名とパスワードで認証を行い,2段階認証のような仕組みは用意されていないのでなおのこと。

会計処理をする上で取り引きを勘定科目に割り振る必要があるが,これがある程度にしろ自動化できることが省力化に大きく意味を持つ。 “Q.取引内容から自動的に設定される勘定科目等を登録する方法 – 株式会社ソリマチサポートセンター” なんてヘルプがあるので,MoneyLink内でそれができるのか!と期待したが,ちゃんと読むとそのデータを読み込む会計処理ソフトの側でやる話だった。ただ,自動化の処理内容を見ると単純な文字列のマッチングのようなので,その程度であれば自分でやることもさして難しくなかろう。

Zaim

次のMoneytreeとともに, “3大家計・資産管理サービス Money Forward ME、Moneytree、Zaimの機能比較とおすすめの使い方” で知った。

ZaimAPIを公開しているのはとてもよい。ただ,公式文書はZaimにサインアップしないと見ることができない。”Zaim APIとGASで作る月次精算botと、”FamTech”について|ヒガシ note inc.|note” によれば,クレジットカードの使用履歴はZaimそのものを獲得できても,それを無償プランではAPIで外部からは取り出せないもよう。PythonにはZaim API用専用ライブラリまであるもよう

ところがリポジトリ「MagicalLiebe/pyzaim: Zaimのデータを取得・操作するPythonパッケージ」のドキュメント読むと「Zaimにはクレジットカードや銀行口座から自動でデータ取得する機能があるが、APIではそれらのデータにはアクセスできない」として,結局スクレーピングをやっている,と。APIのドキュメント読むと少なくとも銀行口座のデータは引っ張ってこれそうにも読めるが,はっきりクレジットカードのデータについてそれができると明言されているわけでもない。結局今のところ,クレジットカードの使用履歴がZaim APIで(つまりスクレーピングを使用せず)取得できる・できない,ということについて確たるところはわかっていない

確かなところを知りたくて,Zaim運営事務局に問い合わせたときの返答が以下:

申し訳ございませんが、自動連携で取得したデータは法人向けの API のみ開放しております。
お問い合わせいただいた件について、今後の開発予定は現状未定でございます。

Node.js用ZaimライブラリZaim.js by hotchemiは存在するが2013年のもので,Zaim.jsをAPI ver2.xが使えるように改良した人がいる。 “NodeによるZaimAPIの利用 | qs Developers” も参照。

自動取得に対応するサービス現在の自動取得の不具合をレポートするページ。細かく状況を報告してくれるのはよい。

プレミアムサービスは年払いを選択すると400円/月ほど。無料プランではデータ取得頻度が低く,それゆえの問題が起こる可能性があるが,プレミアムだと任意のタイミングでデータ取得ができメールやモバイルアプリによる入出金通知を受け取ることもできる

MoneyLinkのいつまでエキスポート機能がサポートされるかわからないし,自動化するにはRPAツールが必要。ZaimはAPI提供をいわばウリにしているのでこれが今後除かれる可能性は低い。そう考えるとこちらに出費する方が長期的には妥当なのかも。

Moneytree

マネーツリーは家計管理~資産管理が目的のサービスといえるが,Moneytree 対応金融機関およびサービス一覧 会計に結びつけるにはデータの出力が必要となるので,年額5,400円のMoneytree Workか年額3,600円のMoneytree Growか。月額課金も可能で,会計処理が必要なのは現状確定申告のときだけなので,そのときだけWorkにするというようなやり方もなくはない。

ちなみに米・加の,日本の消費者金融相当のサービスを提供するMoneytreeとは無関係。ワシントン州のTukwilaに本部があるとは知らなかった。

おまけ

この記事元々は,以下に書きなぐってるようにクレカの取り引きデータをAPIで取得できないか,というところから調べ始めた。それでMoneyLinkのことを知った。最終的には,仮に金融機関側にAPIは用意されていても個人では利用できず,直接データを取得することはスクレーピングしか手段がない,仮にスクレーピングするにしてもサービスごとにちまちま自分でプログラムするのは手間がかかり過ぎ,他のできあいのものが利用できるのなら(特にそれが無料なら)そちらを利用するほうがよい,という結論になった。

JCBがMyJCBという名で外部接続サービスを提供している。しかし「連携先法人」からのアクセスしか許していない模様。「連携先法人」として具体的にはまず,それぞれの会計ソフトで知られる,弥生,ソリマチMoneyLink(マネーリンク)で),freeeが含まれる。マネーフォワードは含まれないことに注意。

また,JCBクレカの引き落とし先を特定の銀行にした際に,その銀行のサービスとしてJCBクレカの使用明細も見られるよう。具体的には,セブン銀行,りそなグループの銀行(りそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらい銀行),千葉銀行等。ただし,そうだとしても,今度はその銀行からデータを引き出す必要があるので,同じ種類の別の問題に置き換わっただけとも言える。ただ,この中でセブン銀行はAPI提供に積極的であるようであることから期待が持てると思ったが,API開発者ポータルを見る限りMyJCBから自動でデータを引っ張ってこれそうにない。 “よくあるご質問” を見るとやはり,セブン銀行のオンラインバンキングサイトやモバイルアプリの「Myセブン銀行」でMyJCBが(手動で)アクセスできるだけ,ということのよう。

 

 

 

 

磁気ストライプつきカードの除去

ICカードのスキミング対策について考えたついでに,今さらだが安全面に懸念のある磁気ストライプがついた金融カードをなくすことも考えてみる。海外では地域によっては磁気ストライプに頼るしかないこともあろうが,さしあたりは日本国内に限定して考える。

日本国内であれば即磁気ストライプを全廃しても良いように思うが(ICカードに対応していないATMとか結構残っているのか?),米マスターカードが磁気ストライプを2024年から2033年まで10年間かけて段階的に廃止する,などと聞くと,まだまだ金融カードに磁気ストライプが最初からない,という時代にはならないのかもしれない。

今日本国内で発行されるクレジットカードはまずICカードだが,銀行のキャッシュカードにはいまだ磁気ストライプのみのものがある。現金が必要になることはまだしばらくはなくならないだろうから,そのニーズを満たせることも要件になる。クレジットカードのキャッシングは可能でもそれには料金が発生するので,最初から考慮に入れない。

アプローチとしては以下が考えられる:

  1. ICカードにも通常磁気ストリップが搭載されている。一部サービスでは磁気ストライプの利用の停止を設定できるのでそういったサービスを選んで利用する。
  2. 磁気ストライプを持つカードの使用をやめる。現金のATMでの入手は以下で代替する。
    • [a] スマホのNFCでATMから出金できるサービスを利用する。
    • [b] スマホのアプリでATMから出金できるサービスを利用する。

1.  は結構普通に提供されているサービスかと思いきや,磁気ストライプ利用停止サービスといった名称で明示的に提供しているのはスルガ銀行のみだった。ただ,例えばSMBCでは特にそういう名称のサービスは提供していないものの,キャッシュカードの設定で磁気ストライプを使う場合とICチップを使う場合と,上限額を別々に設定できるようになっており,前者を0円とすることで実質的に磁気ストライプによる取り引きを止めることができる(右図)。パラパラ見てみたところ,キャッシュカードがICカードである銀行では,同様の設定ができることが多そうだ。

今までメインに使ってきた新生銀行はICカードのキャッシュカードを提供していない…。券面の色を32色から選べるとかそんなどうでもいいことやってる場合ちゃいまっせ。新生銀行のキャッシュカードが磁気ストライプしか使用していないのが,本件を考えようと思った端緒だが,実は新生銀行の方が特に普通じゃなかったのか…。新生銀行がSBIに仕掛けられたTOBを受け入れた今,新生銀行は住信SBIネットバンクと業務を統合していくのだろうか…。

2a. は自分が調べた範囲では1例しか見当たらなかった。2017年に大日本印刷がNFC対応スマホをATMにかざし入出金が行えるサービスを提供することが発表されたが,これの対象はイオン銀行。それに使用するスマッとATMアプリについての記載によればNFCのType-A準拠らしい。ただ,兵庫県神戸市中央区のATMでスマホ取り引きに対応するのは4店舗しかないため,これに依存すると使えるATMを探すのに苦労しそうだ。

イオン銀行ATMで現金出金,というと他の意味でも着目しているRevolutが, イオン銀行ATMで一定額まで無料で出金できるが,物理カードが必要

今回もっとも驚いたのが2b. 知らなかったが,2b.は既にいくつかの銀行等で実現されている。「アプリ ATM 出金」で検索するといくつかヒットする。2a. がスマホにNFC機能があることを要求するのに対し2b.にはそういう要件がない分より優れているといえる。アメリカでは2016ないし2017年頃から2a.を採用した銀行が既に何行もあるのだが,日本ではNFCリーダを追加したりする必要のない2b.の方が普及しそうだ。

これらサービスに共通するのはセブン銀行ATMをサポートすること。他のATMをサポートするかはサービス次第,ということのようだ。例えば兵庫県神戸市中央区セブン銀行のATMを見ると,繁華街ではまあまあアクセスしやすそう。

スマホの電子マネー・電子決済アプリでATMでの出金が可能なのは “残高の「出金機能」があるスマホ決済アプリは? 使い方や手数料を比較 – 価格.comマガジン” によれば,d払い,Line Payがそれぞれ220円/回の手数料,pringその月の1回目は手数料が無料で、2回目以降は220円/回。どれもセブン銀行ATMのみ。この記事には入ってないが,Kyashもセブン銀行ATMからの出金に対応(220円/回)

これらを見ると,結論としては住信SBIネット銀行に分がある印象。キャッシュカードを利用したATM出金でよければ,選択肢は他にもいろいろあるが,ここはスマホ利用によりカードレスで出金できることを要件としたため「普通」とは違う結論となった。たまたま住信SBIネット銀行に口座は随分前から作っていたので,とりあえずスマホでATM出金できるよう手続きをした。

自分の生活圏のセブン銀行ATMとローソン銀行ATMの位置が把握できたら,新生銀行のキャッシュカードはもう持ち歩かなくていいかな。今までさまざまな出費の引き落とし先を新生銀行にしてきたのだが,その役割は我が家の財務大臣の扱いやすい他行に移すかな…。SBIに買収された後の新生銀行の方向性が見えてから決断しよう。

ちなみに,セブン銀行は「取引中に停電が発生した場合でも取引きが正常に完了できるよう、ATMにUPS(無停電電源装置)を搭載」しているそうな。

Oppo A5 2020はFeliCa非対応だがNFC対応

かつて楽天モバイル(MNO)加入時にOppo A5 2020をおすすめした方にお送りした個人的メッセージを手直し。

そのとき認識してなかったのですが,この機種は「NFC: 利用可(FeliCa未搭載)」とされてます。FeliCaとはソニーのほぼ日本のみの独自非接触型ICカード規格です。日本で発行されている非接触型ICカード(例えばSuicaカード)はまずFeliCaを採用しています(ただし後で述べるようにマイナンバーカードは違います)。これを携帯電話で使えるようにした機能を「おサイフケータイ」と呼んでいます。これで例えば,携帯電話をSuicaカードや他の電子マネーのカードとして使うことが可能です。日本での使用の観点からは,A5 2020にFeliCa機能がないというのは残念なところです。

それでもNFCには対応している(正確にはFeliCaに相当するType-Fを除くType-A/Bに対応)ことには意味があります。実は日本のマイナンバーカードはType-Bを採用しており,A5 2020をマイナンバーカードリーダーとしても利用できます。つまりこれでe-Taxも可能です。

さらに,Visaのタッチ決済もType-Bに準拠しています。ですので,一部のデビットカードやクレカのVisaタッチ決済をA5 2020にさせる,という,おサイフケータイ「風」の運用も可能です。

大きなインバウンド消費が見込まれた東京オリンピックを契機に(その点については大いにコケましたが),特に関東圏ではVisaのタッチ決済に対応した店舗が大幅に増えました。FeliCa = NFC Type-Fは日本では以前から大いに普及していますが,国際的には圧倒的にType-A/Bです。その意味でFeliCaは,ワンセグ同様の日本ならではの「ガラパゴス機能」の一種とも言えます。東京オリンピック前には外国から来日する人の電子決済を支援する上でVisaのタッチ決済への対応が急務だったのです。ちなみにMastercardも同様なタッチ決済技術を持っていますが,Android端末は対応していません。

以下の “OPPO A5 2020のようなFeliCa非搭載スマホでもNFC+VISAタッチ決済とGoogle Payでおサイフケータイみたいな事ができる – YouTube” に具体的に説明されています。

(2019年時のビデオなので対応店舗の情報は古いです)

私が今メインに使おうとしている端末がA5 2020と同じく,NFC対応だがFeliCaには非対応,ですのでいろいろ調べててこのことを知りました。この辺はヤヤコシイところで私も理解に手こずりましたが,ある程度は分かったと思います。もしご希望でしたらもっと詳しくご説明します。

ICカードのスキミング対策

ICカードのスキミング対策。

2010年代の中頃にこの手の記事がたくさん書かれたようで,知ってる人には旧聞なんだろうが,私自身は今まで全く意識してこなかった。上記記事では「電子マネー」としているが,同じICカードであるクレジットカード等にも当てはまる話だろう。

ちなみに, “RFIDブロックという幻 | 午前4時の備忘録” は逆に,危険性がそもそもないという主張。が,同意できない。数cmにまで近づかないとICカードにアクセスできないというのも,満員電車内であれば難なく(嫌でも)達成できてしまうし,冒頭記事にあるような強力な(発生させる磁界が強力な)読み取り機器を使えばより遠くからもアクセスできよう。ICカードの作り上,カードそのものを電子的に盗んでその後悪人がそれを自由に使うことはできなくても,1回限りの決済には使用できる。犯罪者にとって割が合わない,というのも,一つ一つは小口決済であっても大量にやれば彼らにとってペイする。

ただ「ちなみにラグジュアリーカードなどの金属製のクレジットカードも同じ働きをしてくれるので、Suicaの真下にラグジュアリーカードを入れておくと綺麗にSuicaだけに反応してくれます」は興味深い。「ラグジュアリーカード」なぞどっちにしろ縁がないが。

どう対策するか。決済用ICカードについては,可能であるならスマホのおサイフケータイ含むNFCによる決済に集約し,その機能そのものを通常は切っておく,使用には指紋認証やパスコード等を要求するようにする,などしてセキュリティー面を強化しておくのが実は簡便で有効な対策と思われる。以前は携帯を紛失したり盗まれたりして端末が他人の手に渡ってしまうと,電子マネー等根こそぎ使われてしまうのでは,という大きな懸念があった(特にオートリチャージなど設定していると)。セキュリティーを確保する機能を活用するのがその対策になるが,昨今スマホに標準装備されるようになった指紋認証機能が,完璧とはいえないにしても,スピードとの兼ね合いの観点からは有効そう。その上で物理カードの方は極力持ち歩かないようにする。

今自分はメイン端末としてNFC対応だがFeliCa非対応のAndroid端末であるXiaomi Redmi Note 10 Proに移行中。おサイフケータイは使えないので,この路線で考えるのならGoogle Payに対応したVisaタッチ決済対応デビット/クレジットカードの使用が前提になる。ただ,日本ではクレジットカードのタッチ決済はまだ普及しきってない。2020年は日本でのVisaのタッチ決済の普及が大幅に進んだ年だったようだが,それでもコンビニの約70%でしか利用できない。一方「電子マネー」のタッチ決済の方は大いに普及しており,かつおサイフケータイにも多くが対応しているのでそれで行くのなら問題ないが,私のようにできればクレジットカードで済ませたいと思ってる人には現状は微妙。

FeliCaチップを内蔵したおサイフケータイ機能付き端末の場合,本体電源を切っていてもおサイフ部は動作するらしいが,その場合はセキュリティーの観点からは指紋認証等の追加的セキュリティー保全機能が使えない。とはいえ,スタパ齋藤氏のようにおサイフケータイ専用端末(彼の場合はRakuten Mini)を電源オフの状態のまま使う,というような運用でもしない限り,おサイフ機はメイン機であり通常電源を入れているだろうから,外出先で電源を切っていることはあまり考えなくてよいだろう(ちなみにスタパ氏がそうしているようにRakuten Miniの画面3.6インチで約80gのコンパクトサイズは財布の一部にしてしまうのに確かに適している。形状もカード型で収まりがよい。ただしeSIMしか使えない)。ちなみに,ちょっと試してみると手持ちのAuのガラホKYF31で同様な運用ができそうだ。

いずれにせよ私は交通系ICカードのPiTaPaを使用していて,これはおサイフケータイに対応していないためいずれにせよPiTaPaの物理カードを持ち歩かなくてはならないし,NFC1つに全面的に頼りきるとスマホに不測の事態,つまり電池切れや故障があれば何もできなくなってしまうので,バックアップのための物理カードを何枚か持ち歩くのは避けられない(上で述べたようにFeliCaチップは本体電池が切れていても動作する)。

PiTaPaはスキミング防止袋に入れて保護することも考えられるが,そうすると使用時にはいちいち取り出す必要があり,利便性が大きく損なわれる。PiTaPaは全国の交通系ICカードの中でも珍しいポストペイ型,つまりクレジットカードであり,不正使用に対する保障があるので,まめに使用履歴をチェックすることで防御するか…。

いずれにせよ現状では物理カードも持ち歩かないわけにはいかなさそうなので,財布側でのスキミング対策も必要なのだろう。

電界・磁界の遮断を目的したものには多種ある。アルミホイルでまるまるくるんでしまうことと基本的には同じ。が,ソニックエース スキミング 防止カード 2枚 スキムゴールド SP SG-03が「当社比3倍」の効果をうたって,2枚で2,100円ほど。

アマゾンではその他,スキムガード 海外旅行用品 海外旅行犯罪防止 スキミング被害防止 電子犯罪防止 電子マネー犯罪防止 犯罪防止 クレジットカード マイナンバー 銀行カード 電子マネー【RFID BLOCKINGカード】 4枚入り-Timeskey NFC TK-JPPBK-4BKがある。4枚入りで1,800円ほど。自分の理解が正しければ,これ自身がICカードで,電波をジャミングする回路が組み込まれてるらしい。ほんまかいな。

その他にも “スキミング防止カード・ケースのおすすめ11選。カード情報を守る便利なアイテム” で類似製品(というか多分そちらのほうが先行製品)を知った。VoidScan。 “【タッチ決済に安心を】財布に入れるだけ! RFIDスキミング防止カード – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)” でクラウドフンディングを受けた模様。「VoidScanを財布の中央に入れておけば、最大4cmの厚さの財布内のすべての非接触ICカードを保護してくれます。」アマゾンで3,700円/枚

2016年の “妨害電波でRFIDスキミングを防ぐ「VAULTCARD」–財布に入れておくだけ – CNET Japan” も同様製品。RFID Blocking Card | Patented Shield for your Wallet | VAULTCARD by Vaultskin $35ほどUltimate Protection For Your RFID Credit Cards & Passports by Vaultskin — Kickstarter 。

ついでに今さらだが磁気ストライプのみの銀行キャッシュカードをなくすことも考えてみる。

Xiaomi Redmi Note 10 Proのカメラ機能を知る

Xiaomi Redmi Note 10 Proのカメラ機能” ではほとんど何も新しいことを学べなかったのでかき集めた資料。これから読む/見る。”Xiaomi Redmi Note 10 Pro用GCam” も書いた。

Xiaomi Redmi Note 10 Pro Camera review: Balanced budget shooter

10 Useful Camera Tips and Tricks for Redmi Note 10 Pro Max

9 Best Xiaomi Redmi Note 10 Camera Tricks From Experts

Xiaomi Redmi Note 10 Pro Tips and Tricks | Hidden Features – YouTube

Camera Top Tricks for XIAOMI Redmi Note 10 Pro – Best Camera Options – YouTube

How To Use the Macro Camera In Xiaomi Redmi Note 10 Pro – YouTube

【使い方】Xiaomi Redmi Note 10 ProのカメラアプリでProモードを使って撮影する方法!大型イメージセンサー搭載モデルだからこそ試して欲しい!自分にしか撮れない究極の1枚になる! – YouTube

Redmi Note 10 Pro Camera Review EXACTLY What to Expect! – YouTube

Creative Photography Ideas with the Redmi Note 10 Pro! (108MP & Tele-Macro) – YouTube

Shooting video with the Xiaomi Redmi Note 10 Pro smartphone by Jose Antunes – ProVideo Coalition

「実例で検証!コスパ最強の3万円台スマホ Redmi Note 10 Pro カメラはVLOGに使えるのか?!」第1332話 #FullHD – YouTube

REDMI NOTE 10 PRO + GOOGLE CAMERA = MAGIC!! – YouTube

 

Bic SIMのすすめ

Bic SIMは中はIIJmioでありながら(なので回線の信頼性は高い),単にブランド名を変えているだけなのではなく,かなり独自色を出しているのが興味深い。一般的にはあまり知られていないが,特に携帯電話料金を抑えたい人にはいい選択肢かもしれない。私も1/31に転入した。

端末の抱き合わせ販売については,一般的にはIIJmioの方が条件が若干良いか選択肢がもっとあるように思う。端末も合わせて購入するならIIJmioの方がよいだろう。

Bic SIMについて特筆すべきは定期的にやっている店頭申込み限定で回線のみの契約でビックポイントがつくというキャンペーン。今回,1/31までの16,000ポイント付与のものを利用(この記事末尾にスクリーンショット)。しかも,パッケージ代1円。これは通常の事務手数料に相当するもの。MVNOにありがちな「SIMカード発行手数料」なるものが,今回の契約がタイプD(ドコモ回線)だったので433.4円分発生する。タイプA(Au回線)なら446.6円とのこと。端数をどう扱うのかは知らない。

さてこのビックポイント,決して使いよいとはいえない。ビックカメラ,コジマ,ソフマップで使用できるが,大概の場合アマゾン等他オンラインショップの方が安いのであまり店舗で使用する機会がない。他のポイントサービスへの還元も可能は可能だが,選択肢が極めて限られる上交換率が悪い

しかし,Bic SIMの通信費をビックポイントで支払うことができる。毎月20日より翌月分の料金(請求は翌々月)についてのポイント充当手続きができる。「請求金額以上のポイントを入力した場合は、翌月に差分のポイントが返却されます」ということなので多めに充当してOK。2ギガプランは858円/月であるから18ヶ月,4ギガプラン(1,078円/月)でも14ヶ月,最大容量の20ギガプラン(2,068円/月)ですら7ヶ月分,通信費を完全に無料にできる

このキャンペーンはほぼ常時やっているようだが,付与されるポイント数は変わる。現に2/1より10,000ポイントに減額されている。端末購入を伴わない転入でキャッシュバックやポイント還元があることがあるが,今回のがほぼ最大値じゃないかと思う。UQへのMNPで20,000ポイント/回線ついたことがあるが,このときは事務手数料が発生した。特に維持費はUQの方が高いことを加味すると今回とほぼトントンかと。

Bic SIMがIIJmioと異なる独自色を出しているもう一つの点が,BIC SIM専用公衆wifiプラン「ギガぞう Wi-Fi」。申込みはgigazo.jp/bicsimから。無償プランではスマホ1台のみで使えるという制限があるものの,VPN機能を提供しているのが大きな特徴。「本家」IIJmioもIIJmio WiFi by エコネクトという公衆wifiサービスを提供しているがこちらは398円/月の有償サービス。無償でVPN機能つきの公衆wifiアプリというと,これ以外には “Public Wifi Services in Japan” で取り上げた,タウンWiFi by GMO フリーWi-Fi自動接続アプリしか私は知らない。

さらにたまたま今回,通話定額オプション3ヵ月無料キャンペーンにギリギリ間に合ったので,3ヶ月(といっても1月を初月と数えるので実質2ヶ月)完全かけ放題を利用させてもらう。原則かけ放題の楽天モバイルのRakuten Linkアプリはありがたく使わせてもらってる。先日もXiaomi Redmi Note 10 Proで使えるように苦労したばかり。ただ,音質の問題は今だに頻出する。こちらから発信した場合,2~3回に1度くらい,相手にこちらの声が聞こえづらいと言われる。あくまで私用なので仮に許されるとしても,仕事でそんなのでは完全にアウトだろう。

Bic SIMのかけ放題オプションももみおふぉんダイアルなるアプリの使用が前提だが,要は第3者課金サービスのプリフィックスをつける手間を省いてくれるだけで,Rakuten Linkのように「実質インターネット電話」ではない(VoLTEも「実質インターネット電話」だろう,という話はおいておく)。Rakuten Linkよりは音質が良いことが期待できるので,2ヶ月間という期間限定であっても大変ありがたい。カスタマーサービスに電話しようとしてもフリーダイヤルを用意していないことも多く,かつ最近は人件費削減の大いなる波のせいか,20分くらい待たされることは珍しくない。かけ放題があると大きなストレスにはならないが,もしこれがなければとんでもなくストレスになるだろう。

ちなみに,このBic SIMの回線以外でみおフォンダイアルを使おうとすると使えなかった。ま,当然のこと。

その他:

  • 手書きの申込書を店舗から「本部」にファックスで送信するというのにはたまげた。いつの時代?Bic SIM申込みの専用タブレットが用意されている店舗もあるそうだが,自分の行った店ではそうではないとのこと。
  • 1/31の契約となってしまったので,転出元のBiglobeでは1月中の解約とは見なされず,2月分も課金されてしまう。自分でその注意喚起の記事まで書いてたのに,残念だがいたしかたない。

1/31までだった店頭限定キャンペーン