SIMロック解除済みAuガラホKYF39で別種のAu SIMカードを使ってみる

思惑がありAuで2回線を新規に契約した( “2020年10月の携帯回線整理予定” のプラン2)。ただし,その皮算用は大幅に外れてしまってかなりの損を出してしまった。この2回線は結局高くついてしまったが,今さら解約したところで損切りはできない状況。なのでいたしかたなく,これ以上損が増えない半年ほどは維持することになるのだが,どういう形で維持するのが有意義か悩んでいる。

困ったことに自分のニーズは完全に満たされてしまっていて,余分の回線の有効な利用方法が思いつかない。残るのは,誰かに使ってもらうこと。ただ,携帯電話は生活の一部であるから,皆さん既に何かしらの方法でニーズを満たしているはずで,追加で利用したい,という人はなかなかいないように思われる。

モバイルルータで使える形にすれば,まだ使おうという人も現れるか,と手持ちのモバイルルータW05にSIMカードを入れ,試してみたところ,少なくともそのままでは使えないことがわかった

モバイルルータが駄目なのであれば,次に考えるのがスマホをモバイルルータ代わりに使用すること。自分の手持ちの機器でパッと用意できるのは4Gガラホなので,開発者サービス導入済みでSIMロック解除済みのKYF39で試してみた。このKYF39をモバイルルータ代わりに使ってもらおうという目論見。ちなみにかつてこの端末にはMNO楽天モバイルSIMカードを挿してみたこともある

当たり前だが,SIMカードを挿すとちゃんと認識し,使用できた。「当たり前」としたが,考えてみるとこれはSIMロック解除をしていたからこそできたことかもしれない。KYF39用SIMカードと,今回のau Nano IC Card 04 (VoLTE)とは別種のはず。Auは複数のSIMカード種を使っており,それぞれに期待された使用法以外の使用法ができないように制約をかけているようだから,要注意>自分。

SIMカードの外見の違いなどは “テザリングをさせたAu Gratina KYF39に接続したときの通信速度” 。

Speedtestアプリを使い,速度測定対象サーバとしてはAllied Telesis (Sagamihara)に統一して測定。比較のためOppo R17 Neoでも測定してみた。さらに,(あまり参考にはならないが)楽天モバイル(MNO)SIMカードを挿したOppo Reno Aでも他の条件はほぼ同じで通信速度測定してみた。

KYF39の数値はR17 Neoの半分以下。それでも下りは大半の使用用途で実用上問題ないだけの速度が出ていると思うが,上りの2.72Mbpsという数値は,Zoomなどを用いたオンライン会議をするような用途にはちょっと心配な数値。 Zoomに限ると,公式にはグループミーティングで1080pのHD動画の送受信のためですら3Mbpsあればいいとしている。実際それほどの高画質が必要な場合はほとんどないと自分は考える。「高品質ビデオ」でも1Mbpsあればいいとしているので,それだけ通信速度が出ていれば十分,と個人的には思うのだが,上の数値も安定して出るという保証はないわけだから,不安を感じる人がいたとしてもそれは理解できる。

実はKYF39にテザリングさせた上で,テザリングを受ける側でどの程度の速度が出るのかも見たかった。が,テザリングオプションを申し込んでいなかったのでできなかった。無料なのでさっさと申し込んでおけばよかった…。⇒ 後日,テザリングオプションを申し込んだ上で,テザリングをさせたAu Gratina KYF39に接続したときの通信速度を測定してみた

自宅はどうも電波のポケットにあるようで,必ずしもベストな通信速度が得られない,というのを加味しても,この数字だと食指が動かないだろうなぁ。

SIMロック解除済みAuガラホKYF39で別種のAu SIMカードを使ってみる」への4件のフィードバック

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